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同じ震度でも海溝型地震と内陸型地震では揺れ方は変わってくるのですか?

A 回答 (3件)

揺れ方は主に地震波の「周期」で決まる。


自然の地震波には様々な周期成分が含まれ単一の揺れ方はしないが、その中でも卓越した成分というのはある。
短い周期の地震波が卓越している場合「短周期地震」といい、長い周期が卓越している地震を「長周期地震」という。
これに地盤の性質と建物の性質が加わる。
例えば低層の建物は短い周期の地震波と共振し、高層になるほど共振を起こす周期は長くなる。
このため、ある高さの建物に集中して被害が起こるということが起こる。

そのほかに「振幅」があるが、これは震度で近似できるので省く。

内陸の方が破壊される領域が狭い分短周期地震になりやすいが、一概には言えない。
海溝の場合、「超長期地震」や通常の地震波の周期をかけ離れた「スロースリップ」と呼ばれる現象も生じる。
これらは人体や建屋は反応しづらい。
超長期地震は、揺れはさほどでもないのに巨大な津波が来襲する「津波地震」となったりする。
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「同じ震度でも海溝型地震と内陸型地震では揺」の回答画像2
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違う場合が多い



二十五年前の阪神淡路大震災の場合、断層の大規模なずれにより発生した揺れは縦成分が多く『突き上げるような揺れ』とコメントしていた被害者が多かった
住宅やビルの被害も1階の柱が縦揺れに耐えきれずに座屈したような状態になり、圧迫死による被害が多かった

一方で、9年前の東日本大震災の場合、海溝奥深くのプレートのズレにより発生した揺れは、縦よりも大きく横に揺さぶられるような揺れだった
耐震基準の変化もあるだろうけど、建物倒壊という被害はそれほど多くなく揺れによる斜面や堤防の崩れでの住宅被害が多かった
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