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日本語を勉強中の中国人です。日本の方の苗字についてお伺いいたします。○、△という苗字がある2人がいるとします。○△という両苗字組み合わせのもう1人は一般的にいえば、大昔、○と△という苗字の2人とは親族関係があるでしょうか。どういう経緯があって、○△という苗字が生まれたのでしょうか。

また、日本語に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

これには歴史的な背景があります。



日本は江戸時代から明治になって、人の名前の付け方のルールを変えました。
江戸時代では、『姓・名』という名前の付け方は武士と言う最上級の人にしか与えられていませんでした。
それが明治に入って、国民みんなが同じような名前を使おう、となりました。
そのとき、同じように、『今後はその時に決めた姓をずっと使いましょう』と法律で決めました。
そのときは、どんな名前を選んでも良かったんです。
それが、今ある戸籍上の名前です。

あなたの質問に答えるなら、江戸時代と明治時代を境として、少なくともその後の名前は『それ以前』は反映していません。
もちろん、それ以前を反映している人もいるでしょうが、その境で、変わったのです。

私は姓がAです。
私の家系は江戸時代も同じですが、今日Aを名乗る人たちとどれだけ関係があるかはわかりません。

また、明治になるときにどんな名前にしたいかと言えば、その時の選択肢は多分無限だったと思います。
つまり、何でもよかった。 過去を引きずった名前でもいいし、その時の思い付きでもよかったでしょう。

PS
あなたの日本語は全く問題ありません。
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この回答へのお礼

ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとてもいい勉強になりました。

お礼日時:2020/03/14 19:46

(大昔とはいつのことを指すかわかりませんが)親戚関係がある場合もありますが、過半数の人は関係ないと考えていいと思います。


https://ka-ju.co.jp/column/myoji
ごのようなサイトをご覧になったほうが、よくわかると思います。

明治になり「苗字必称義務令」というものが政府から出されます。
苗字がなかった庶民は、主に次のようなパターンで苗字を届け出ました。

1.江戸時代から苗字を許されていたのでその名字を使った
2.江戸時代以前から持っていた(けど名乗れなかった)名字を使った
3.地元の庄屋、名主、寺の住職等に名字をつけてもらった
4.自分で新しく名字を考えて届出た

3、4のパターンもありますし、近所の庄屋の苗字と同じにする人や、つながりがないのに(今の歴史の教科書にでているような)有名な苗字にあやかってつけたこともあったそうです。
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この回答へのお礼

ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。興味深く拝見いたしました。大変参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/03/14 20:08

No.2です。

質問者様の文章について、誤りはないのですが
「○△という両苗字組み合わせのもう1人は一般的にいえば、大昔、○と△という苗字の2人とは親族関係があるでしょうか」が、非常にわかりづらいです。

「もう一人」は、適切ではないと思います。anotherという、また別のもう一人という意味になります。
「〇△というそれぞれの苗字の2人は、一般的にいって、大昔の〇△という苗字の2人と親戚関係が~」
「〇、△という両苗字の人は、一般的に大昔の〇、△という苗字の人と(それぞれ)親戚関係が~」
でいいです。もっというと
「日本人の苗字についてお伺いします。例えば現在Aという苗字があるとして、大昔のAという苗字の人とは、一般的に親戚関係はあるのでしょうか」で十分わかります。
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この回答へのお礼

書き方がわかりにくくて申し訳ございません。No.4さんのおっしゃった意味の質問のつもりでした。ありがとうございます。

お礼日時:2020/03/14 20:12

Aさんの苗字は○、Bさんの苗字は△、Cさんは○△という苗字ということでいいでしょうか。


たとえばAさんは林さん、Bさんは原さん、cさんは林原さん、というようなことですね。そこに親族関係があるかないか、といえば「ほぼあり得ない」です。

日本の苗字が生まれたのにはいくつか方法があります。
・天皇家から降下する時に苗字を得たもの(源・平・藤・橘)と呼びます。
この中で藤原氏は平安時代に権勢を誇ったように藤○などは、元をたどれば源平藤橘の先祖にたどり着く場合もあります。

・地名を苗字にしたもの
たとえば鎌倉幕府を開いた足利尊氏の苗字である、足利は現在の栃木県足利市の地名に由来します。足利家は元々源氏の一族で、足利付近に住みついて領地を持ち、自分達の苗字を地名と同じ足利に替えたものです。
日本の県名や市町村名と同じ苗字の人がたくさんいるのは、地名を苗字としてとりいれたからです。
ちなみに、私の苗字も妻の旧姓の苗字も元々は地名で、妻は先祖代々その土地に住んでいる人々なので、地名の周辺に地名とおなじ苗字の人がたくさん住んでいます。

・官名や役職名を苗字にしたもの
たとえば東海林さんという苗字があります。これは一般的に「ショウジ」と読むのですが、本来は「トウカイリン」と呼んだものです。
 じゃあなんで「ショウジ」と読むかと言うと、元々これは「庄司」または「承仕」と書き、荘園管理やお寺で庶事係の役職名だったのです。
なので、東海林さんという苗字の人が、庄司または承仕の仕事をしたので、苗字の漢字はそのままで「ショウジ」と読むようになりました。

・出自に由来するモノ
じゃあ、東海林さんの本当の由来はなにか、というと「東海地方に住んでいた林(リン)さん」です。
林(リン)とは当時の中国大陸から渡ってきた林氏が、東海地方(今の静岡や愛知県」に住みつき東海林となのったので、最初は「トウカイバヤシ」だったのです。

・その他
日本には苗字が1万以上あるので、ほかにも由来があるのですが○+△だから○△さんというのは、無いとはいいませんが、あまり多くはありませんし、○さん、△さんと○△さんが親戚ということはまずほとんどないです。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。いろいろとても勉強になりました。

お礼日時:2020/03/14 20:26

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