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【数3 微分法】

例2の下から3行目の lhl が-hになってるのがよくわかりません。x<0のときのグラフが、y=-xだからでしょうか?
もしそうだとしたら、xがhに変わってるけど大丈夫なんですかね?

あと、グラフから見ると、右側極限と左側極限は0で一致しているように見えるんですけど、なんで違うんですか?

「【数3 微分法】 例2の下から3行目の 」の質問画像

A 回答 (2件)

x=0の微分係数をもとめようとしているのでx=0


hはxの増加量
f(0+h)はx=0からxがhだけ増加したときのf(x)の値
ということで x=0から x=0+hに増加した場合
f(0+h)-f(0)/h = f(x)の増加量/xの増加量=(平均の)変化の割合=(平均の)傾き
を示している
でhの幅を極限まで小さくしてLimh→0とすると x=0での瞬間の傾き すなわち f'(x)となる
このことを把握しておくことが必要

limh→-0では hをマイナス側から0に近づけるので hはマイナスの数値を持っている
ゆえに|h|=-h

で、Lim|h|/h はx=0での傾きを示している
右側から調べた場合と左側から調べた場合とでは、グラフからもわかる通り傾きは異なっていることが分かるから
x=0での極限Lim|h|/h(x=0での傾きに相当)が一致しない
つまりグラフはx=0で滑らかにつながってはいない

(微分可能とはグラフが滑らかにつながっていること)
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この回答へのお礼

傾きなんですね!ありがとうございます

お礼日時:2020/04/03 08:33

lhl が -h になるのは、h < 0 だからです。


絶対値の定義を確認してください。

なぜ h < 0 かというと、lim[h→-0] |h|/h の極限を考えているからです。
lim[h→+0] は h を h > 0 に、lim[h→-0] は h を h < 0 に制限して考えます。
これは、なぜも何も lim[h→-0] がそういう記号だからです。

x が途中で h に変わったのではありません。
微分係数の定義は、関数 f(x) に対して
lim[h→+0]{ f(x+h) - f(x) }/h と lim[h→-0]{ f(x+h) - f(x) }/h の共通の値です。
その値を f’(x) と呼びます。これも、教科書で確認しておきましょう。

写真の例では、f(x) = |x|, x = 0 の場合を考えているので、上記の式をあてはめて
lim[h→+0]{ |h| - 0 }/h と lim[h→-0]{ |h| - 0 }/h に共通の値があるかどうかを
検査することになるのです。 ←[1]

グラフで見て右側極限と左側極限が 0 で一致しているように見えるのは、
微分係数ではなく、関数の値 lim[h→+0] |h| = lim[h→-0] |h| = 0 です。 ←[2]
[1] と [2] では計算しているものが違うことを確認してください。
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この回答へのお礼

わかりました!スッキリしたぁ!笑

お礼日時:2020/04/03 08:33

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