Vをn次元実ベクトル空間、ΓをVの格子とする。有界部分集合Mでγ∈Γによる平行移動でM+γの全体で全空間Vを覆うようなものが存在するならばΓは完全となることを示します。
V_0をΓで張られる部分空間としてV=V_0となることを示す。
V= ∪(γ∈Γ)(M+γ)と表せて
v∈Vとして任意の自然数nについて
nv=a_n+γ_n
(a_n∈M, γ_n∈Γ⊆V_0)
と書くことができる。
n→∞ならばa_n/n→0で
γ_n/nはV_0が閉部分集合であるからn→∞によって収束する。よってv ∈V_0
となる。
とあるのですが
nv=a_n+γ_n
(a_n∈M, γ_n∈Γ⊆V_0)
と表される理由がわかりません。
またγ_n/nはV_0が閉部分集合であるからn→∞によって収束する。という理由もわかりません、この2点について詳しく証明を教えてください。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
まず
> nv=a_n+γ_n
> (a_n∈M, γ_n∈Γ⊆V_0)
と表される理由ですが、
V が実ベクトル空間、n が実数なので、nv ∈ V であり、
> V= ∪(γ∈Γ)(M+γ)
より、任意の V の元は a+g, a∈M, g∈γ と表せるからです。
次に
> n→∞ならばa_n/n→0で
>γ_n/nはV_0が閉部分集合であるからn→∞によって収束する
ですが、
nv=a_n+γ_n を変形して γ_n/n = v - a_n/n なので、
a_n/n→0 が収束するならば lim γ_n/n も収束して γ_n/n → v です。
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