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決算短信の5ページ目に、「経営成績の概況」があります。その中で、、

「自動車用ガラス事業の欧州およびその他の地域の資金生成単位におけるのれんおよび無形資産の減損損失117億円が含まれています」

とあるのですが、この文章の意味が全く分かりません。
分かりやすく噛み砕いて、ご説明いただけないでしょうか?

よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 追加です。

    「個別開示項目費用として240億円を計上しました」

    とありますが、個別開示項目費用とは何かも、教えて頂きたいです。

      補足日時:2020/05/23 15:41

A 回答 (2件)

ヨーロッパの会社を買収するのに払った金額よりも会社の価値が低いので差額を毎年償却していきます。

COVID-19の影響でヨーロッパでの自動車の販売が予定よりも減少してしまったために企業の価値がさらに下がってしまったということになります。建築用のガラスについては触れていないので予想通りということになります。

個別開示項目費用とは経常的に発生しない費用のことです。以下のP.9。リストラや設備停止は経常的に起こりませんから。
https://www.nsg.co.jp/-/media/nsg-jp/ir/ir-prese …


資金生成単位の減損
https://www.ikpi.co.jp/topics_archive/ifrs/ifrs_ …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お知らせいただいたURL先の9Pを拝見し、いろいろ勉強になりました。

よろしければ、最後に1点、確認させてください。

『ヨーロッパの会社を買収するのに払った金額よりも会社の価値が低いので差額を毎年償却していきます』と書かれており、また、『個別開示項目費用とは経常的に発生しない費用のこと』とも書かれております。
117億円がヨーロッパの会社の買収に関わる損失の償却だと思いますが、これは来年も発生することが決まっているのでしょうか?
それとも、今回限りの損失計上という認識でよろしいでしょうか?

素人の質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。

お礼日時:2020/05/25 20:19

経常的なのれんと減損がごっちゃになってしまいわかりにくかったですね。

『ヨーロッパの会社を買収するのに払った金額よりも会社の価値が低いので差額を毎年償却していきます』はのれんなので経常的に発生します。
https://www.nsg.co.jp/-/media/nsg-jp/ir/ir-libra …
P.75に1073億円ののれんが見つかります。これは毎年です。

のれんは買収により発生し20年間毎年計上されます。これは定期的に減損テストが行われ、COVID-19のために企業価値が損なわれてしまったものが個別開示項目費用として計上されています。それが117億円です。COVID-19の影響が長引くのであればまた減損損失が発生します。今回限りであってほしいですが。
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この回答へのお礼

スッキリ理解できました!
ありがとうございました!

お礼日時:2020/05/30 12:51

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