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新約聖書の四福音書について質問です。
4つの福音書の分量は多い順に並べると
ルカの福音書→マタイの福音書→ヨハネの福音書→マルコの福音書
になりますが、こうしたページ数の違いが生じた理由を教えてください。

物語なんだし、かわることもあるでしょ?みたいな回答は求めていません。

A 回答 (5件)

はじめまして。



そうですね。同じ「イエス・キリスト」を描いているのに、分量が違いますよね。

他の方もちらっと書いているかもしれませんが、この4つの福音書は、書いた著者、背景(職業や時代)が違い、内容も同じ場面を書いている場合もあれば、どれか一つの福音書にしか描かれていないことも多々あります。

たとえば、キリストの誕生。
これ、ルカの福音書とマタイの福音書にしか描かれていません。
また、描かれていても、ちょっと場面が違います。ルカの福音書では、キリストが誕生した直後、
家畜小屋に、星に導かれた羊飼いたちがやって礼拝していたり、
マタイの福音書では、(恐らく、ちょっとそのあと。なんせ、家畜小屋から出ているので)東方の博士たちが、黄金・乳香・没薬を持って礼拝する場面だったりします。

記した人のそれぞれの立場や、お伝えしたい方の状況により、重点が置かれている部分が違うのかもしれません。

ちなみに、4つの福音書全部に必ず描かれていることは、
5つのパンの奇跡と、
十字架の出来事です。

そんなわけで、描かれている内容も量も異なるため、4つの福音書は分量が違うみたいですよ。
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四つの福音書の書かれた順番は


マルコの福音書→マタイの福音書&ルカの福音書→ヨハネの福音書
(60年代)       (80年代)    (90年代)
マルコの福音書が最古の福音書でイエスの死後30年くらに
口伝えの伝承を下に書かれました。
マルコの福音書はイエスの生涯を描くのを重視していたので
シンプルなものになったのです。

マタイとルカの福音書はマルコの福音書とO資料(別の伝承)を下に
イエスをキリストとする信仰を前提にして書かれました。
それでマルコにないイエスの家系図や生まれた時の話などが
ユダヤの伝統的な思考に合うように書き加えられていったのです。
キリスト=救世主となると家系や伝説などがその権威になるからです。
そのほかにもマタイやルカの信仰のありようによって表現が修正された。
要するにシンプルな話がだんだん書き手によって話が盛られていったわけです。

なお、ヨハネの福音書は著者の独自な宗教思想を述べてるので
抽象的な部分が多くてあまり分量が増えなかったのでしょう。
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ルカはもともと医者、パウロ(イエスの死(復活)後に宣教側に入った)の書記的な立場であったとされていて、記録をとることを主眼としていた


マタイ(イエスの弟子として一緒に行動していた)は取税人だったとされているので、正確な記録をつけることには長けていたのかもしれない
ヨハネ(イエスの弟子)は漁師
マルコは、ペテロ(イエスの弟子)から伝え聞いたことを書いた

みたいな背景があるのかもしれない。 
まあ、そういう風に伝えられているという話だけど、、、
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書いた人は違いますよね。

ならば、ページ数は違っても別にいい気がするが、
何か同じでないといけないのかなあ。
どうも質問の主旨が見えないです。
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四福音共筆記者は別人、文盲の弟子は神の霊感を受け書いてもらう。

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