この人頭いいなと思ったエピソード

"A is… as~asB"の意味は、比較用法の同級・同格表現として「AはBと同じくらい~だ」と中学校以来習ってきましたし、一般的な英文法書にもそのように書かれています。日本語の限界なのかもしれませんが、この英語表現は数学的表記だと「A≧B」の意味であり、「以上」と訳すべきなのかもしれませんが、なぜか「=」を強調しすぎる「同じくらい」という和訳になっているのはなぜなんでしょうか? 日本語の「同じくらい」ではAがBより少し下まわる「A<B」も含むことになります。"A is not … as~asB"が明確に「A≧B」の反例「A<B」を表す「AはBほど~ではない」という正確な表現に比べると、不正確な表現に思えます。

A 回答 (2件)

>"A is… as~asB"の関係は「A≦B」、すなわち「AはBを超えることはない」という意味になりますが、それで間違いありませんか?



おっしゃるように、文章は数式ほど厳密ではありませんので、「AはBを超えることは"決してあり得ない"」とは申しません。ただ、米国の小学校で英語を身につけた現役翻訳者といたしましては、例えば「The boy is as tall as his father.」に比べると「The father is as tall as his boy.」のほうが遥かに違和感があります。そういう意味では「A≧B」よりは「A≦B」だと私は思っていますし、「A=B」よりは、やはりなんとなく「A≦B」というニュアンスがあります。

とはいえ、現実の世界では「The boy is as tall as his father. In fact, he is an inch taller.」(少年は父親に届くほど背が高い。むしろ、わずかに超えている)ということは大いにあり得ます。まあ、そういう可能性も含めて「同じくらい」と教えておくのかもしれませんが。

いずれにせよ、「比較」という行為自体がそもそも主観的ですよね。だからこそ子育てにおいては、自分の子をよその子と比較するなと言われるのだとも思います。
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この回答へのお礼

ucok様
ご丁寧に回答・解説いただきありがとうございます。"The boy is as tall as his father."の
文章は自然ですし、これなら「A≦B」のニュアンスになりますね。あれから、インターネットで調べてみましたが、その限りではほとんどが「①A=B」または「②A≧B」という解説になっています。米国育ちのucok様の感覚の方が言葉の捉え方としては正しいのかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2020/06/01 15:35

>"A is… as~asB"の意味は、比較用法の同級・同格表現として「AはBと同じくらい~だ」



"A is… as~asB"の意味は、比較用法の同級・同格表現として「AはBと同じくらい~に…だ」ですよね。例えば「Her Porsche is running as fast as his Ferrari.」のような表現のことですよね。

>この英語表現は数学的表記だと「A≧B」の意味であり、「以上」と訳すべきなのかもしれません

いいえ、この英語表現は数学的表記だと「A≦B」の意味です。したがって「以下」です。

>なぜか「=」を強調しすぎる「同じくらい」という和訳になっているのはなぜなんでしょうか?

まず「AはB以下に~に…だ」は日本語として不自然です。例えば「彼女のポルシェは彼のフェラーリ以下に速い」は日本語として不自然ですよね。とはいえ、「彼女のポルシェは彼のフェラーリなみに速く走っている」ですとか「彼女のポルシェは彼のフェラーリほどに速く走っている」なら自然ですので、「AはBなみに~に…だ」などがいいと私も思います。
「同じくらい」でも間違いとは言いきれませんが、「同じくらい」だと「以上」も含むので、丸覚えしてしまうと、どこかで辻褄が合わなくなりますよね。私も変だと前から思っています。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。比較表現なので思わず数学的表記を書きましたが、言語は感情や価値観がそこに入るのでどうしても「あいまいさ」が含まれるのは当然だと思っています。仰る通り、辻褄が合う適切な日本語表現は難しいのでしょうね。
一点だけ、"A is… as~asB"の関係は「A≦B」、すなわち「AはBを超えることはない」という意味になりますが、それで間違いありませんか?

お礼日時:2020/06/01 08:05

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