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欧米では皆大人になったら親元を離れて、自立し
親に頼る事なく生きていきますが、何故日本は家族主義の
傾向が強いのでしょうか?未だに家制度を重んじている
家庭もたくさんありますが。成人しても家を出る事はなく
何故か結婚しても親と同居という人が日本には
多くいますね。まあ日本では個人ではなく、
家族で生きていく社会システムの方が合っているとは
思いますけどね。

A 回答 (8件)

まず、「欧米」といっても、スペインやイタリアなどのラテン系の国々や、米国を含む国の田舎などでは、家族が数世代にわたっていつまでも助け合いながら同居することが求められるのが珍しくありませんよ。

また、日本で求められるのは、子供が成長して、同居しながら親の面倒をみることです。親に頼り続けることではありません。

欧米であれ日本であれ、いつまでも親のすねをかじる子供が歓迎されるわけがありません。親だっていつまでも若くないのですし、日本でも昔から家をつぶす二代目は疎まれてきました。

理想は、子供が立派な大人になって、家業を継ぐなり、財産を守るなり、親に替わって家事や介護をするなり、外で稼いだ金を親との生活にあてがうこと。でなければ、もうひとつの理想は、子供が家を出て自活して、親に心配をかけずに暮らし、親は親で老いても行政などの世話になることです。ちなみに、その行政は子供世代をも含む人たちの納税で成り立ちます。

で、質問者さんがおっしゃる「欧米」的な暮らし方は上記のうちの後者に当てはまるのだと思いますが、これは親が老いても子供の世話にならずに済むような環境が整っていてこそ成り立ちます。そしてスウェーデンなどでは、それがここ半世紀ほどで目覚ましく充実してきたわけです。また、米国でも充実していることにはなっていますが、現実は必ずしもその通りではなく、実際には、親と同居して介護を強いられる独身者が多いのは昔から問題になっています。

さらには、米国などの多くの大学には新入生全員が入れる学生寮があります。したがって、「18歳になった子供は家から出すが、子供は家を出ても、教育は受けられるし、寮長に見守られて安くで生活できる」という保障を得やすいのです。ちなみに、これも現実的には、そこまでお金のない家庭が多く、家を出たい米国人のすべてが出られるわけではありません。でもハード面が日本に比べて充実はしているわけです。

ひるがえって日本では、今の独身世代の親の代までは、「子供は大人になったら親の面倒をみる」というのがわりと当たり前だったわけですので、社会もまだそれに沿ってしまっているわけです。学生寮は少ないし、若い独身向け住居は極小のワンルームだし(昨今ではトイレ風呂が共同ではなくなっただけマシ)、土地がなくて家が高額だから二世帯住宅が一般的です。現実には、過疎地という広大な住居スペースがありますが、過疎地には雇用機会と文化が希薄だと信じ込まれてきました。

しかし、これからはリモートワークも普及するでしょうし、なんなら、リモートで介護もしやすくなるでしょうし、例えば田舎に緑豊かな大学がたくさんできて、そこから文化がじゃんじゃん生まれれば、質問者さんが思い描く「欧米」のような暮らしが普及するかもしれません。
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なぜって欧米じゃないからでしょ。


欧米以外の国は家制度に近い形態が多いですよ。
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稲作というものが生活習慣や文化に根付いている



稲作ってとても労働力の集約を要する作業なので、家族や近隣の住民総出で作業する
この場合、家族の人数が多ければそれだけ作業効率が上がる

牧畜なんかの場合は、ひと家族くらいの少人数でも成立するし
広大な面積を要するので、一定の地域に人が集まっても効率が低下するだけ
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あくまでも通説ですね。

実際は逆「日本では欧米に比べても、早く独立する」のです。結婚して同居するのは欧米よりも多いです。

なぜ日本は欧米よりも早く独立するといえるのか、それは「ワンルームマンションが異常なほど日本に多い」からです。
つまり日本では「ワンルームマンションというスタイルが成り立つほど独立した一人暮らしが多い」わけです。

欧米には意外なほど「一人の人が一人で所有する適度な家賃の物件」がありません。あるのは大都市ばかりで、それも数がものすごく少ないのです。

だから欧米の若者はシェアハウスを普通にします。ファミリー向けの部屋がいくつもある物件はものすごくあるからです。しかし単身者用の物件はほとんどない、のです。

これが意味しているのはただ一つ「日本では大人になって単身独立する層がものすごく多い」ということです。だから「親元を離れて、自立し」と言う点なら日本のほうが早くそして多いのです。

ただ、結婚すると同居や近くに住み家族主義的な傾向がつよくなります。
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欧米などが父性社会であるのに対し、


日本は母性社会だからだ、と説明
されています。

父性社会は、個人主義的で能力で峻別し、敗者には
何もやるな、という厳しい社会です。

これに対し、母性社会では、団体主義的で、
競争を嫌い、敗者にも優しくのび太が主人公になれ、
犯罪が少ない社会です。
反面、自我が育ちにくい、という欠陥もあります。

日本がこうなったのは、島国で温和で平和
だったからでしょう。
敵に備えるよりも、仲間内の和を大切にするように
なった結果だと思われます。

これを唱えた心理学者「河合隼雄」氏は
次のような指摘もしています。

日本は元々母性社会が強かったので、それ一辺倒で行くのを
避ける意味で社会の装置として家父長制という父性原理で
その短所を補償してバランスを取る工夫をしていたのではないか。

それが戦後、アメリカが平等意識を持ち込んで家父長制を破壊したところで、
母性社会に歯止めをかける社会的機能が働かなくなったのではないか。

しかしながらそのアメリカは、と言うと、強すぎる父性原理の社会であるが故に
いかに母性を取り返すかということに腐心しているのだ、
とも述べられています。
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欧米文化の国住んでいますが、日本の皆様はうわべだけを見ている感じです。

実際は、中途半端でない家族主義で、年に一度の総ファミリーが集まっての会合、食事もあり、どんなに遠くからでも、参加しています。

結婚相手も、家柄、ファミリーの経済力もかなり重要視されます。

家族のつながりを、なによりも第一にしています。
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経済的にじゅうぶんやっていける余裕があれば、みんな独立するのではと思います。

土地と家を買うにしても、賃貸に住まうにしても、日本ではコストが高くつきますから。経済的な理由で仕方なくというのが現実では?
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欧米では早くから自立しますね。


ただ、アジアでは、日本に限らず家族主義が多いようです。
原因については研究されているのかもしれませんが、あまり見ないですね。

たぶん、農耕民族と狩猟民族という差もあるのかもしれません。
農業ですと、労働力が多量に必要とされるのにたいし、狩猟や放牧などはそこまで必要としないですから。
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