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コンクリートを型枠に打設して、平らに均したあと水を撒いていますが、水を撒くのはなぜですか?

A 回答 (5件)

コンクリートの耐久性にはひび割れの発生が大きく影響します。


コンクリート表面は乾燥により初期段階で乾燥収縮ひび割れが発生します。
そのため、コンクリート表面に養生マット等を敷いて散水し、湿潤養生します。
夏場ですとブルーシート等で直射日光を防ぎことも加えます。

また、コンクリートの水分含有量はコンクリートの長期強度に大きく影響を及ぼします。
コンクリートは水和反応(セメントと水の化学反応)で硬化するからです。

これらにより、
この湿潤養生の期間が土木構造物で有ればコンクリート標準示方書に、建築構造物
で有ればJASS5に明記してあり、これらの期間の間散水等する必要が有ります。

また、冬場は寒中コンクリート対策からジェットヒーター等でコンクリート温度の
低下防止を図りますので、この場合も散水による湿潤養生が重要となります。

均しを行っただけで水を撒くことは有りません。
必ず養生をしているはずです。
していないようですと施工法が誤っています。

ただし、純粋な水では無く、保護膜を形成する特殊な溶剤を塗布する方法や、
冠水養生(完全に水に没した状態とする)という方法も存在します。
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コンクリートの固化は接着剤が固まるような乾燥ではない。


水和反応と呼ばれる化学変化なわけ。
そのため初期の硬度が発現する打設後のしばらくは水を切らせてはいけない。
コンクリートは固まるまでの時間=化学変化が決まっているため、後から硬度を上げることができない。
つまり、最初が肝心なわけ。

コンクリートの理想的な養生は水の中。
大きな現場だと現場事務所の脇にドラム缶を置き、中に水を張っておく。
その中にコンクリートの試験体(テストピース)を放り込んでおく。
俗に言う現水(現場水中養生)。

夏場は暑いですよね。
直射日光でもあれば打設した直後から水分が蒸発します。
乾かしてはならない。
プールのように水を張るくらいが理想的。
水は多くて困ることはありません。
余分な水が固まりきらないコンクリートをふやかして溶かしたり薄めてしまう、なんてことは起きませんから。

反対に冬場は生コンの水分が凍結します。
コンクリートは硬化の途中で発熱しますが、それでも余分な水は凍ってしまう。
冬季のコンクリート打設も養生に十分な注意を払わなければならない。

固まるまでの生コンは生き物と同じ、産まれたばかりの子供の世話をするのと変わりません。
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コンクリートの初期の養生にはひび割れ防止にはシート掛けも行います。


風を防いで表面の異状乾燥を防止するためです。

また、水を撒くタイミングでは表面を仕上げてからセメント分が流れるようなことがあってはいけません。=砂だけになる

その後は、コンクリートの中に一定の水分が保てるように、夏期施工では定期的に水撒きを行います。
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コンクリートが固まるときに発熱します。

温度が上がりすぎるとひび割れが出やすくなるので水を撒いて冷やすわけです。
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コンクリートは熱を持つので、ひび割れを防ぐために水のを撒いて養生します。

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