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No.2
- 回答日時:
オリエンタリズムは、19世紀ヨーロッパ社会での「社会、芸術、文学上の傾向・風潮」で、広い意味では「異国趣味」、狭義的には「東洋趣味」「東方趣味」を指します。
「東洋」には西アジアいわゆる「中東地域」や「北アフリカ」(エジプト、アルジェリアなど)も含みます。新大陸の北米、南米は含みません。世界を「西洋」「東洋」に分けたときに、「西洋における、あるいは西洋から見た東洋に対するあこがれ」です。「強者、弱者」とか「植民地主義」といった政治・政策的な意味合いはあまり含まれないと思います。
具体例では、19世紀のアラビア、トルコ(オスマン)趣味、中国の陶磁器・美術、万国博覧会を通じた日本文化への興味(ジャポニズム)、東南アジアへの興味(インドネシアのガムラン音楽のドビュッシーやラヴェルへの影響)、ヨーロッパ美術の印象主義やアールヌーヴォへの影響など、さまざまなものがあると思いますよ。それは現代まで、いろいろなところに息づいていると思います。
また「東洋から見たオリエンタリズム」は存在しないと考えてよいと思います。
なので日本での西洋趣味、「ハイカラ」、「舶来趣味」や、中国から見た西洋へのあこがれや「洋務運動」は「オリエンタリズム」とは呼びません。
なお、エドワード・サイード氏の著作ないしその内容に係る話であれば、ちょっと意味合いが異なると思います。
No.1
- 回答日時:
オリエンタリズムというのは
未開地に対する憧れという意味です
東洋趣味とは少し違います
どこを、何を未開地とするかの
境界線は難しいところですが
西洋からみたら
一時の中国などの東南アジアなどが
その例ですね
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