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最近デジタル写真を印刷しようとした時、フィルムの巨人Kodakが倒産したことを初めて知りました。ずいぶん写真を印刷していないなと気づきました。それに対して、Fujifilmは生きています。両者の違いは何でしょうか。なぜFujifilmは生き残れるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

変わり身の早さです。

富士はカメラ関係から医療・化粧品関係に主軸を移しました。カメラ関係は信者しか買いませんのでぼったくりです。
コダックはデジカメはおもちゃ、フイルム写真には追い付かないと軽く見ていました。
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富士フィルムは製薬会社にもなり多角的企業になってます。

フィルム事業は売り上げの10%にも満たしていません。

時代の変化をうまく取り入れて、適応しています。会社の見本です。温故知新です。
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フイルムを使わないレントゲンの機械は富士フィルムが多いですね


コダックは、デジカメへの対応がまずかったかと思います。
日本の場合、レントゲンとっても1-3割負担、事故の場合は保険で全額出るケースが
多いので高い機械を導入しても、健康保険で出る分で減価償却ができそうです。
米国の場合は、診察代は言い値なので、絶対数が取れないので、高い機械が償却できないのかも
米国で乳児・妊婦の死亡率が高いのもそんなのが原因かも
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富士フイルムは写真フイルムで培った技術を利用して、①化粧品事業②医薬品事業③再生医療事業へ業態転換することに成功したからです。



化粧品と写真フイルムの技術の親和性は非常に高いのです。例えば、写真フイルムの主原料は肌の弾力を維持するコラーゲンです。そのほかにも、フイルムの劣化を防ぐ抗酸化技術はアンチエイジングに応用できるなど、写真フイルム事業と化粧品事業は技術の連続性があるものでした。

医薬品の場合も、化粧品と考え方は同じです。 技術の連続性があり、勝てる戦略が描けたことにより、医薬品事業に参入しました。 例えば、富士フイルムがカラー画像をコントロールするために開発・蓄積した20万種類にも及ぶ薬品種の化学構造は、抗がん剤や既存の薬の構造に類似していました。事実、ライブラリーのいくつかの薬品は、初期テストで薬効を発現したのです。 新型コロナウィルスの治療薬として期待されているアビガンもフジフィルムの子会社が生産しています。

損傷を受けた生体機能を修復させる再生医療ですが、実は写真フイルムで培った技術と再生医療の親和性は非常に高いものでした。 例えば、再生医療において細胞培養のための培地は動物由来のコラーゲンが使われていましたが、動物の個体差を反映した抽出ごとのバラツキが課題となっていました。 富士フイルムはコラーゲンがおよそ半分を占める写真フイルムで培った技術で、コラーゲンの構造と分子量を制御して動物由来成分を含まないバイオマテリアルを開発することができたのです。

一方、Kodakは写真フィルム事業と言う巨大ではあるものの腐りかけた古い船に乗ったままで脱出を試みず、沈んでしまったというわけです。
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この回答へのお礼

みなさん、ありがとうございました。

お礼日時:2020/09/14 17:33

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