A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
s+t=1のとき
ベクトルの矢印は省略
OP=sOA+tOB=(s/1)OA+(t/1)OB
⇔OP={s/(s+t)}OA+{t/(s+t)}OB
⇔OP=(sOA+tOB)/(t+s)
で、これは内分点もしくは外分点の公式そのものですよね
(s>0,t>0なら 内分公式。どちらかが負の値となれば外分公式)
ここにs=0.5を代入すると s+t=1だからtも自動的に0.5に決まり
OP=(0.5OA+0.5OB)/(0.5+0.5)=(1OA+1OB)/2
よりこのときのPの位置は ABの中点となります
同様にして s=0.25なら t=0.75で この時のPの位置はAP:BP=3:1という内分点です
以下、sをいくつに設定してもpが自動的に決まり PはAPの外分点もしくは内分点となるので OP=sOA+tOB s+t=1 のとき
sをわずかずつ変化させれば、ベクトルOPの矢印の先端が直線ABを描くというわけです
では、s+t=1以外では?
このときは s+t=kと置きます
変形して
OP=sOA+tOB=(k/k)(sOA+tOB)
=k{(sOA+tOB)/k}
=k{(sOA+tOB)/(t+s)}…①
OQ=(sOA+tOB)/(t+s) とおけば
先ほど同様、分点の公式ですから
s+t=k(定数)より、sの値を徐々に変化させるとtも連動して変化して
Qが描く軌跡(ベクトルOQの矢印の先端が描く軌跡)は
直線ABということになります
さて、①をOQを使って書き改めると
OP=kOQですよね
仮にk=1/2と仮定すると
OP=(1/2)OQ ですからPはOQの中点ということになります
sを徐々に変化させると、Qは直線AB上を動いていくのですから
その中点Pの位置も徐々に変化していくわけです
で、点Oと直線AB(Qが描く直線)の距離をdとすれば
OQの中点の軌跡(Pが描く軌跡)は点Oとの距離がd/2で 直線ABに平行な直線となるわけです
反対にk=2と仮定すれば
OP=2OQより QはOPの中点となるので
Pが描く軌跡は Oからの距離が2dでABに平行な直線となります
このようにして、kの値が変化しても Pが描く軌跡はQが描く軌跡(AB)と平行な直線であることがお分かりかと思います
ただし、kの値のよって OとQとPの位置関係が変わるので
点OとPが描く直線の距離は変化します
つまり、k=s+tとは 点OとPが描く直線の距離に影響を与える数字なのです
No.2
- 回答日時:
>s+tの範囲が何を意味するのかわかりません
a ≦ s + t
であれば、
t ≧ a - s
s ≧ a - t
ということです。
s + t ≦ b
であれば
t ≦ b - s
s ≦ b - t
ということです。
各々、その境界線では、t = a - s, s = a - t なので
OP = sOA + tOB = sOA + (a - s)OB = s(OA - OB) + aOB = sBA + aOB
OP = sOA + tOB = (a - t)OA + tOB = t(OB - OA) + aOA = tAB + aOA
であり、a は定数、s, t が可変パラメータなので、これで2本の直線が引けます。
あとは、その2本の直線で仕切られた「4つの領域」のどこかを不等号の向きで判定すればよいです。
No.1
- 回答日時:
(→OP)=s(→OA)+t(→OB)
s+t=1 の場合をもとにして考えます。
s=1-t
(→OP)=s(→OA)+t(→OB)
=(1-t)(→OA)+t(→OB)
=(→OA) - t(→OA)+t(→OB)
=(→OA)+t{(→OB) - (→OA)}
=(→OA)+t(→AB)
これより、点Pは直線AB上にあります。
s+t=k の場合
k≠0 とすると、
s/k + t/k=1
(→OP)=s(→OA)+t(→OB)
=(s/k){k(→OA)}+(t/k){k(→OB)}
k(→OA)=(→OA')、k(→OB)=(→OB')
s/k=u、t/k=v とすると、
u+v=1
(→OP)=u(→OA')+v(→OB')
これより、点Pは直線A'B'上にあります。
k=0 の場合
s=-t
(→OP)=s(→OA)+t(→OB)
= -t(→OA)+t(→OB)
=t{(→OB) -(→OA)}
=t(→AB)
これより、点Pは点Oを通り直線ABに平行な直線上にあります。
以上のことより、
j≦s+t≦k の場合
j(→OA)=(→OA'')、j(→OB)=(→OB'') とすると、
点Pは直線A'B'と直線A''B''に挟まれた領域にあります。(境界線を含みます)
問題としてよく見かけるのは、s≧0 , t≧0 が条件として付け加えられているものです。
① s+t=1 , s≧0 , t≧0 が条件のときは、
s=1-t より、1-t≧0 なので、1≧t
よって、0≦t≦1
(→OP)=(→OA)+t(→AB)
点Pは直線ABの一部分の線分AB上にあります。
② 0≦s+t≦1 , s≧0 , t≧0 が条件のときは、
点Pは△OABの内部にあります。(境界線を含みます)
③ j≦s+t≦k , s≧0 , t≧0 が条件のときは、
点Pは台形A'A''B''B'の内部にあります。(境界線を含みます)
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