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KDDIが局内工事だけでNTTから乗り換えられるサービスを始めているようですが、勧誘員から「KDDIの交換機に接続を変更する」なる説明があって驚きました。これが意味する作業は、パケット買い取りのようなロジカルなNTT交換機の使用権獲得で、ソフト的なものなのか、それとも現実のハードウェア的配線変更なのか。NTTの建屋にKDDIの交換機が持ち込まれるのでしょうか。そういえばADSLの機材の置き場や配線、所属も不思議に思えて来ました。

四半世紀前になりますが、電話局(電電公社)を見学させてもらった事があります。ちょうど電子交換機への移行時期、まだクロスバー交換機が大半の時代です。一軒一軒からの線がみごとな半田付けで絡げられた端子台が印象的で、度数計以上に広いスペースを占有していたと記憶します。あの風景は、現在どうなっているのでしょう。度数計は取り払われたと思いますが、類似の大きな端子台は残っているのでしょうか。ADSLの信号を重畳させる機材や配線、KDDI交換機への迂回路はどのように取り付けられているのでしょうか。各社が参入して来る中、端子台周辺の物理的混雑はどう解決されているのでしょう。

時代錯誤の疑問でしょうが、局内の様子をご存知の方、お聞かせ願えないでしょうか。

A 回答 (5件)

No.3のymmasayanです。

補足質問にお答えします。

>> 電話線をKDDIにつなぎかえる・・
> 市内、市外交換機構成のような階層交換のイメージが間違えだったようですね。
> 回線はディジタル的に束ねて、より中央に送られ、交換は従来より集約的に
行われるという事でしょうか。
> NTT加入者との市内通話の接続階層に不思議も残りますが、だいぶ見えました。
市内、市外のような階層交換のイメージはまだ残っています。
NTT、KDDIがそれぞれ別の世界として階層交換の世界を形作っています。
しかもこの2つが相互に連携を持って接続されています。
回線は伝送の効率化のためにディジタル的に束ねる事はありますが、
交換する時にはまたばらばらにします。

例えばKDDIの加入者が市外に掛けた場合、NTTのMDFから
KDDIの交換機に渡り、KDDIの市外中継線を経て、相手側のKDDIの
交換局に到着します。
ここで相手がNTTの加入者の場合、KDDIはNTTの交換機を呼び出して加入者につないで貰います。

次にKDDIの加入者とNTTの加入者が市内通話する場合、KDDIの加入者から
MDFを通ってKDDIの交換機に入りここからNTTの交換機を呼び出して
NTT加入者につないで貰います。

余談ですがMDFからKDDIへの配線の接続替えが認められていなかった頃は、
NTTとKDDIの交換機のやり取りしかありませんでした。
だからKDDI加入と言う事が出来なかったわけです。

>> MDF・・
> それは加入者(番号)と一対一に対応する重要な目印であると思いますが、
> ADSLスプリッタやKDDI迂回路はMDFのすぐ近くに取り付けられるのでしょうか。
> 分岐は、MDF から見て加入者側、それとも交換機に近い側でしょうか。
おっしゃるようにMDFは加入者線を識別する大事なものです。
ですからADSLやKDDI連絡線への接続は加入者側でなくMDFの交換機側だと
思います。
KDDIの装置はNTTの空きスペースに置かれるはずですので、
至近距離とは言えないまでも、ある程度近くと言う事になるでしょう。
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この回答へのお礼

局舎内は、あわただしそうですね。詳細なご説明どうも有難うございました。
おかげさまで、いだいていた疑問に全て答えが得られました。

お礼日時:2005/02/05 14:45

NTT以外の電話は全てIP電話だと聞いてます。


つまり、交換機は必要なく、スペースも必要としないみたいです。各電話局に入ってきた電話線はそのまま各社のIP網へ接続されると聞きました。IP網を構築するための装置は非常に小さい為、殆んどスペースを必要としないみたいです。

 近所に無人の電話交換局があり、年に何度か荷物の搬出入の為に、大きなドアを開けているときが有ります。
中が丸見えなので、フェンス越しにのぞいた事が有ります。まるで養鶏場の様に感じました。ほんとに鶏が居る訳じゃ無いのですが、きれいに縦横何段も、何列も並べられた端子に気持ち悪いくらいたくさんの配線がのたうちまわっていました。隅の方にスチールロッカーに似た電気がついている箱が並んでいました。多分あれが伝送装置の架なんだと思います。それ程混み合っている様には感じませんでした。
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この回答へのお礼

確かに、無人交換局の回線数くらいなら交換なしに、Ethernet 的な束ね方が出来るようにも思えます。
無人交換局は50V電源供給建屋になってしまいそうですね。情報ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/05 14:41

> 勧誘員から「KDDIの交換機に接続を変更する」なる説明があって驚きました。


> これが意味する作業は、ロジカルなNTT交換機の使用権獲得で、ソフト的なものなのか、
> それとも現実のハードウェア的配線変更なのか。
ハードウエアー的配線変更です。

> NTTの建屋にKDDIの交換機が持ち込まれるのでしょうか。
交換機の一部が持ち込まれるのかどうか判りませんが、
加入者から入ってきた電話線をKDDIにつなぎかえる事になります。

> そういえばADSLの機材の置き場や配線、所属も不思議に思えて来ました。
ADSLの場合は局の入り口でスプリッタをかませて信号を分離し、電話線はNTTの交換機へ、ADSL線はプロバイダに引き渡されプロバイダーのADSLモデム架へ送られます。

> 一軒一軒からの線がみごとな半田付けで絡げられた端子台が印象的で・・・。
> 類似の大きな端子台は残っているのでしょうか。
その端子台が入っている盤はMDF(主配電盤)と言いますがこれは小型化されることは有っても無くする事は出来ません。

> ADSLの信号を重畳させる機材や配線、KDDI交換機への迂回路はどのように
> 取り付けられているのでしょうか。
上で書いてしまいましたが、必要最小限の機器はNTT内に間借りしているようです。

> 各社が参入して来る中、端子台周辺の物理的混雑はどう解決されているのでしょう。
今後ますます複雑になることはあっても、簡単になることは無いと思います。

この回答への補足

> 電話線をKDDIにつなぎかえる・・
市内、市外交換機構成のような階層交換のイメージが間違えだったようですね。回線はディジタル的に束ねて、より中央に送られ、交換は従来より集約的に行われるという事でしょうか。NTT加入者との市内通話の接続階層に不思議も残りますが、だいぶ見えました。

> MDF・・
それは加入者(番号)と一対一に対応する重要な目印であると思いますが、ADSLスプリッタやKDDI迂回路はMDFのすぐ近くに取り付けられるのでしょうか。分岐は、MDF から見て加入者側、それとも交換機に近い側でしょうか。

補足日時:2005/02/04 22:14
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この回答へのお礼

少し感じが掴めてまいりました。有難うございます。

お礼日時:2005/02/04 23:19

クロスバーは古い時代ですね。

もうその時代の物は何も残っていないです。交換機は、約10年ほどで世代交代しており、現行のデジタル交換機もすでに世代交代の時期で、NTTの発表では半数をIP電話に切り替えるようです。とういか、交換機の時代はもう終焉を迎えてます。
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この回答へのお礼

電話専用交換機は消えゆくようですね。情報ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 23:37

技術的なことはよく知りませんが、NTTのビルの中は、


過去のクロスバ交換機時代からデジタル交換機時代へ
と移り変わ中で、装置がどんどん小さくなり、ビル内
にスペースが空いている箇所が生れてきました。
一方で、NTTが通信を独占していた時代から、様々な
通信サービス、通信会社が生まれ、そのサービス提供コスト
を低廉化するため、公共の資産ともいえる、NTTビル
内スペースを、一定費用払えば通信事業者等が使える
ようになってきました。「コロケーション=Co-Location」といった
言葉で表現される仕組みが、それです。
そのスパースも有限なので、当然様々な通信会社間で
もめごとになったりもしています。混み合ってくれば
各社の装置であふれかえり、装置を起きたくても空き
がない、といってNTTから断られる事業者も出てくるの
でしょう。そういった関連のもめごとの例として、以
下のURLのような記事もあります。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/200112 …

NTTがどんな工夫して対処していっているかは、見当も
つきませんが、なんか理屈をつけて、各社の申し込み
を整理しているのでしょうね。

日経系の通信関係雑誌などに、よくこのあたりの経過
やしくみなどが、図入りで解説してあったと思います。

参考URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/200112 …
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この回答へのお礼

なるほど、「コロケーション」ですか。良いキーワードを有難うございます。たよりに検索してみます。

お礼日時:2005/02/04 15:34

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