重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

(1)R と C の直列接続の回路で、それぞれの電圧の実効値が |V˙R| =
12V と |V˙C| = 5V のとき、入力信号電圧の実効値はいくらか?
(a) −7V (b) 7V (c) 13V (d) 17V
(2) i1(t) = 4 sin(ωt + 30◦)A, i2(t) = −5 cos(ωt − 20◦)A のとき、これらの電流の和をフェザーを用いて求めよ。
(1)の答えは(b)ですか?
それと(2)の答えが 3.218 sin(ωt − 56.97◦)Aになるのですが、どのようにして求めたのですか?
回答お願いします。

A 回答 (2件)

(1)「V˙R」「V˙C」でおのおの「1つ」のパラメータを意味するということでしょうか?



電流の位相を基準にした「複素数表記」をすれば
 V˙R = 12[V]
 V˙C = -j5[V]
になりますから、その「直列」合成電圧は
 V = V˙R + V˙C = 12 - j5 [V]
となります。

その実効値は
 |V| = |V˙R + V˙C| = |12 - j5| = √(12^2 + 5^2) = √169 = 13 [V]

>(1)の答えは(b)ですか?

違いますね。(b) と考えた根拠は何ですか?

(2) 「A」は「単位:アンペア」ですか? 記号を使った式では、数式の記号と「単位」をきちんと区別しないとグダグダになりますよ?

i1(t) = 4sin(ωt + 30°) [A]
i2(t) = -5cos(ωt - 20°)
   = -5sin[ωt - 20° + 90°]
   = -5sin(ωt + 70°) [A]

ですね? これをフェザー表記すれば
 I1 = (4/√2)[cos(30°) + j・sin(30°)] = (2√3)/(√2) + j(2/√2)
  = √6 + j√2
 I2 = (-5/√2)[cos(70°) + j・sin(70°)]
  = -(5/√2)cos(70°) - j・(5/√2)sin(70°)]

この2つを足し合わせろと言われたら、cos(110°)やsin(110°)、√6 や √2 を数値に置き換えてしこしこ計算するしかないです。

√6 ≒ 2.4495, √2 ≒ 1.4142
(5/√2)cos(70°) ≒ 1.2092
(5/√2)sin(70°) ≒ 3.3223

なので
 I1 = 2.4495 + j1.4142
 I2 = -1.2092 - j3.3223
よって
 I = I1 + I2 = 1.2403 - j1.9081
これより
 |I| = √[1.2403^2 + (-1.9081)^2] = √5.1791897・・・ ≒ 2.2758
これは「実効値」なので、波高値にすると
 2.2758 × √2 = 3.21846・・・ ≒ 3.218

また、位相角は
 tanθ = -1.9081/1.2403
より
 θ = arctan(-1.9081/1.2403) = -56.9753・・・ ≒ -56.98[°]

従って、求める合成電流は
 i(t) = 3.218*sin(ωt - 56.98°)

こんな数値計算、やってもほとんど意味がありませんから、そういうもんだと思ってもらえればよいです。
    • good
    • 0

(1)交流回路なのでベクトル図を書いて(フェーザを用いて)考えます


直列回路なので RとCに流れる複素電流(・I)は共通です
交流回路なので電流は複素電流(電流の複素数表示、フェーザ)を考えます 
電流を位相の基準に取ると交流回路のオームの法則から
・Vr=R(・I) だから ・Iと・Vrの位相は同じ
・Vc=(1/jωC)(・I)=-j(1/ωC)(・I)だから ・Vcの位相は電流より
π/2遅れている(ωは角周波数)
ゆえに・Vcは・Vrよりπ/2だけ位相が遅れています
そのような位相関係と、Vrの大きさ|・Vr|=12
Vcの大きさ|・Vc|=5
を踏まえてベクトル図(フェーザ図)を書くと
電源複素電圧(・E)=(・Vr)+(・Vc) より
ベクトル計算をして
|・E|²=|・Vr|²+|・Vc|²=12²+5²=169(←←←ベクトル図を見て三平方の定理を適用した結果)
ゆえに|・E|=13Vが得られます

(2)
瞬時値がi1= 4 sin(ωt + 30◦) =√2{2√2sin(ωt + 30◦) }で表されるとき
実効値は2√2 位相角は30°なので
これをフェーザ表示すると
(・I1)=2√2e^(j30°)

i2=-5 cos(ωt − 20◦)
=-5cos(ωt+70-90)
=-5sin(ωt+70)
=5sin(ωt+70+180)
=5sin(ωt+250)
=√2{(5/√2)sin(ωt +250)}
より
(・I2)=(5/√2)e^(j250)
ベクトル図を書いて眺める
ただし、複素数平面上で、縦軸と横軸の交点をO
・I1はOから点Aに伸びるベクトル(フェーザ)、・I2はOから点Bへ延びるベクトルだとする
求めるべき(・I1)+(・I2)はベクトル図上では
OAとOBを2辺とする平行四辺形OBCAの対角線OCになるので
△OBCに余弦定理を適用して解決をはかる
BC=|・I1|=2√2
OB=|・I2|=(5/√2)  で
平行線の錯角を利用するなどして求めれば
∠OBC=(250-180)-30=40 だから
cos40=0.766として
余弦定理より
OC^2=OB^2+BC^2-2OB・BCcos40
=(25/2)+8-20x0.766
=5.18
OC=√5.18=2.28
△AOCに余弦定理適用で
cos∠AOC=(OA^2+OC^2-AC^2)/(2OA・OC)
=(8+5.18-12.5)/(2x2√2x2.28)
=0.68/12.9
=0.0527
⇔∠AOC=arc(cos0.0527)
⇔∠AOC=86.98°・・・この角度の求め方は計算機利用
ゆえに、OCが横軸となす角度は 86.98-30=56.98°(ただし、OCはx軸より下側へ延びている)
以上から(・I1)+(・I2)の大きさはOC=2.28,偏角は-56.98°なんで
(・I1)+(・I2)=2.28e^(-j56.98°)
これを瞬時値に直して
i1+i2=√2x2.28sin(wt-56.98)=3.22sin(wt-56.98)
ただし 私の解法と模範解答の間には多少の丸め誤差がありますので
わずかに数値が異なっています
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!