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アリアのエレクトロニックアップライトベースSWB-lite oneのバランス調整の仕方について困ってます。ネックの反りはないようなのですが、12フレットのハーモニックスと押えた音が合わないのです。押えた時の方が半音くらい高いです。調整の仕方がわかりません・・・。誰か教えてください、お願いします。

A 回答 (1件)

おはようございます。

これは面白そうな楽器ですね!

この種の問題はほとんどブリッジの位置にあると思います。アップライトベースのようなバイオリン族の楽器の場合、ギターとは違ってブリッジが固定されておらず、ただ弦とボディの間に挟まっているだけなので、SWB-lite oneの場合も多分そうなっているはずです。

さて、ハーモニクスよりも押弦の音が高くなる理由ですが、ひとつは弦高があるのでギターで言うチョーキングが起きているため、そのまま弦長の半分の位置(つまり12f)で押弦すると、開放弦のオクターブ上であるハーモニクスよりどうしても高くなります。もうひとつは弦が太くなるに従い、計算上の弦長よりも短くなる傾向が現れるため、これもまたハーモニクスより高くなります。

この補正は、ブリッジの位置を若干遠ざけることで弦長を伸ばして対処するのですが(その都度弦は緩める必要があります)アップライトベースの場合はギターのようなフレットがありませんので、毎回正確なピッチを出すことが困難ですから、実際のところはチューナーを見ながら、何度も押弦して「違和感が少なくなる程度」まで持って行く、という風になるはずです。

一般的には12fとハーモニクスの音程差が最大の関心事に言われているようですが、あまり12fの音程にこだわっていると、他のポジションでの違和感が出ることがありますので、チューナーを見ながら全体のバランスを見るうちにコツがつかめて来るものと思います。

ちなみに調整とは、初めは少し大きめに振って具合を見ながら、段々と範囲を狭めて行くことです。この逆に恐る恐るやっていると、大変時間が掛かります。また、分からなくなったときはナットから12fの距離を測って、それを参考にブリッジの位置を戻せば良いはずです。

これで十分とは言えないと思いますが、ひとつじっくりと腰を据えてやってみて下さい。
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この回答へのお礼

早々に大変分かりやすく丁寧なご回答ありがとうございます。言われてみればそうですね、弦高が高くなってる分ブリッジを下げてやれば低くなりますよね。早速やってみることにします、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/07 20:35

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