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デジカメを2台所有してます。D100のミラーがペンタプリズム、キスデジがダハミラーです。ダハミラーは他にニコンのD70もそうらしいです。この2種類のミラーの違いって何ですか? 比較的安価なデジカメ一眼にはダハミラーですよね? この違いによって何が違うのか?よくわからないのです。教えて下さい。

A 回答 (4件)

ペンタミラーでは、空気中を反射させる事しか出来ないのでどうしても光路長が長くなってしまいます。


※光路長=フォーカシングスクリーンから接眼レンズまでの距離。

しかし、ガラス製のペンタプリズムでは光路長を短く設計する事が可能です。
※高屈折率ガラスを使用するとさらに短く出来ます。

光路長を短く出来るという事は、ファインダーの視野角を広く、明るく、ファインダー倍率を高く設計しやすいというメリットがあります。

当然、視野は明るく広い方が見やすいですし、倍率は高い方がMFでのピント精度が上がります。

ペンタミラー採用機は暗いファインダーを誤魔化す為に、透過率の高いフォーカシングスクリーンを採用する場合もありますが、こう
いったフォーカシングスクリーンはピントの山が掴みづらい事が多くさらにMFの操作性が悪化する場合があります。

コストと軽量化ではミラー有利ですが、一眼レフのファインダーとして有利なのはペンタプリズムです。
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キヤノンはダハミラーと記述していますが、ペンタミラーやミラーペンタという呼称もあります。

ペンタミラーまたはミラーペンタで検索してみてください。

ペンタミラーは精密金型に樹脂(プラスチック)を流して中空の多面体として成型されます。
その為、低コスト化と軽量化が可能です。

ペンタミラーはペンタプリズムに比べて暗いというイメージありますが、銀蒸着や蒸着後のコーティングにより反射率を上げることができます。

ペンタミラー=MFでのピント合わせは無理、とイメージがありが、メーカーによってはペンタミラーファインダーでも充分にMFでのピント合わせが可能なものがあります。

但し、ファインダー倍率と視野率はペンタミラーはプリズムよりもスペック的に落ちます。
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ペンタプリズムは光学ガラスの塊を多面体に加工したものです。


レンズから入った光はミラーで反射されて
ペンタプリズムの中で上下、左右の逆像が反転されて
正立像として接眼レンズに投影されます。

ガラスの塊の純度が高くないと像が歪んでしまい
本来のファインダーの役割を果たせなくなりますから
撮影レンズと同等の純度と加工精度が求められます。
それさえ満たせば、元がガラスの塊ですから
組み付けた後の光軸の狂いは発生しません。
見える映像も明るいです。
が、重くなりますし当然高価です。


ダハミラーは、ペンタプリズムと同様の形状を
数枚のミラーを組み合わせて作ったものです。
ガラスの塊ではなく中はカラですから軽くできます。
が、しょせん組み立てですからペンタ部分にショックが加わると
接着部分がズレて光軸がズレる恐れがあります。
ミラーの貼り合わせですから安くできます。
見える映像はプリズムと比較すれば暗いです。

軽さが全てみたいな現在のデジカメ市場ではこれでもいのかもしれませんが
キスデジのような暗いレンズにAFを組み合わせれば
まずピント外れは起きませんが
明るいレンズの絞り開放でのマニュアルフォーカシングには
ダハミラーでは無理があります。
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この回答へのお礼

ご回答がひとつ増える度にますますわかってきました。
ありがとうございます。マニュアルでのピントの山をつかみづらくなるわけですね!なるほど!

お礼日時:2005/02/22 00:41

文字通りペンタプリズムはプリズムを利用してレンズの光をファインダーに導いているのに対して


ミラーは鏡の反射を利用して光を導いています。

プリズムの方が明るくて見やすいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。プリズムの方が明るくて見やすいだけですか? 新しいキスデジに皆さんが期待しているペンタプリズムだったので何か相当いいのかと思ってしまいました。

お礼日時:2005/02/21 20:47

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