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私は大学院卒業後、まちづくりに関する建築系公務員になりたいと思ってます。

来年に研究室の配属と院試験があるのですが、都市計画などのまちづくりに関する研究室では教授や先輩方が建築のデザインなども含めて研究しています。わたしは設計があまり得意ではなく、同期の人たちと比べたら見劣りするような提案しかできません。このまま望んだ研究室に行こうと思うと不安しかありません。

環境系や構造系の研究室にはいった場合、公務員試験が不利になるというようなことがあったりするのでしょうか?

こういった場合は他大学の研究室を視野にいれて入試に力を注いだ方が良いのでしょうか?

A 回答 (3件)

わたしは数年前まで、政令市をかかえる某県庁で建築の職員をしていました。


県庁に関する限り、No2さんの説明が正しいです。

だいたいの県庁では、3年から5年くらいで異動を繰り返し、
建築基準法などの指導行政、
県立施設などの営繕、
交付金行政などなどを、ぐるぐる回ります。

構造系、設備系は、特に営繕部門で、とても重宝されます。
一方、まちづくり(いわゆる、「ひらがなまちづくり」)は、
実務で役立つ場面はありません。

そもそも都市計画は、利害関係者が多く、
庁内でも土木職、事務職とやりあわないといけませんし、
外部にも、有識者の会議や地元団体など、泥臭い調整が多数あり、
デザインをどうこうする業務は、ほとんどありません。
あったとしても、いまはだいたい外部委託です。

本気でまちづくりをやっていきたいなら、
特定地域のまちづくりNPOに所属するか、
都市コンサルに入って、技術士を取った方がいいと思います。

もし地方公務員になるなら、構造系、設備系に進学するのがいいと思います。
入庁試験でも、構造系、設備系の知識があると有利です。

なお、国交省や、建築研究所などは、ぜんぜん別の組織なので、
また違った状況があるかもしれません。
研究室にある先輩の名簿を探して、OB、OG訪問をしてみるといいと思います。
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この回答へのお礼

公務員になった場合のことや他のさまざまな選択肢を提示していただきありがとうございました。

お礼日時:2021/05/07 19:00

>環境系や構造系の研究室にはいった場合、公務員試験が不利になるというようなことがあったりするのでしょうか?


全く無い。
それを言うならまちづくりなどを専攻した学生のほうが使い途が無い。
学部卒、院卒なら間違いなく一級建築士を取るだろう。
環境系を専攻すれば難易度の高い設備一級建築士を取れる。
構造系を専攻すれば同じく構造一級建築士を取れる。
この(知識&資格の)アドバンテージは大きい。
計画やまちづくりを専攻してきた学生には、環境や構造のエキスパートになるのは大変にハードルが高い。

そもそも論だが、地方公務員ならまちづくりをする都市計画部門には建築士や建築専攻の職員って少ないよ。
建築を学ばずとも事務屋でも間に合うんだ。
職員数削減もあり少数を最大限に活用する、委託で済むものは外部に出す、このあたりは民間と違う空気だろう。

質問者の信念なら国土交通省しかないと思うが。

地方自治体なら都道府県だろう。
市区町村は都市計画を策定できないし。
(もちろん策定主体の都道府県に意見は言うが)
市区町村なら都市計画の中の自分のところのマスタープランか?
都市マスはすでにベースがあり白紙から策定するわけじゃないので、やはり建築の専門家が動く場所は無いと思う。

建築系は潰しが効かない専門分野のため学生の専攻(卒論の内容や所属研究室など)は採用試験の合否には関係ない。
その後の配属先にも。
(1学生が配属先の希望を言える立場に無い)

公務員は異動があり。それを重ねることでスキルアップする。
営繕部門と建築行政部門は必ず経験するだろう。
まちづくりだけ、のように1箇所だけはあり得ない。
あるとしたら(異動できないとしたら)使えない人間かと。
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この回答へのお礼

詳しく公務員になったときのことを説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2021/05/07 18:58

N大生ですか?

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