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(1). 化学式と組成式の違いがわかりません。
(2). 組成式の作り方がわかりません。
   例 マグネシウム と 硫黄
     ナトリウム  と 二酸化炭素
     亜鉛     と 塩素
(3). 組成式の作り方わかりません。<その2>
   例 塩化物イオン と 銅イオン
     カルシウムイオン と 水酸化物イオン
     ナトリウムイオン と 酢酸イオン
     アンモニウムイオン と 硝酸イオン
(4). 組成式の式量計算の仕方
         

A 回答 (2件)

(1)


組成式は、その物質を構成する原子またはイオンの種類を、簡単な整数比として表した化学式のことを言います。
だから、化学式のひとつですね。
(ちなみに化学式は元素記号で化学物質を表す式全部のこと。組成式とか、分子式とか、構造式とかの総称)

(2)
やはり覚えるしかないと思います。
結晶とか、金属はだいたい組成式。

マグネシウム Mg    硫黄 S
ナトリウム Na     二酸化炭素 CO2(←2は下つき小文字)
亜鉛 Zn        塩素 Cl

(3)
塩化物イオン Cl+(←+は上付き小文字、以下同様)
銅イオン Cu2+
カルシウムイオン Ca2+
水酸化物イオン OH-
ナトリウムイオン Na+
酢酸イオン CH3COO-
アンモニウムイオン NH4+ (←4は下つき小文字)
硝酸イオン NO3- (←3は下つき小文字)

(4)
それぞれの原子量を足せばオッケ―です。
例 塩化ナトリウム NaCl
 Na 22.99
 Cl 35.45
 合計 58.44  (文献値と同じ)

わからないなと思ったら、化学辞典を引くと載ってますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。なんとかできそうです。本屋で化学辞典を探してみます。

お礼日時:2001/08/25 17:22

(1)化学式と組成式


定義などの説明はすでに出ていますが、わかりにくそうな所を説明します。

例えば、「ベンゼン」という物質は、C(炭素)が6個と、H(水素)が6個の、合計12個の原子が結合してできている物質です。
従って、分子式は「C6H6」(6は下付)です。

しかし、組成式とは、物質を構成する元素を、最も簡単な整数比で表したものです。CもHもそれぞれ6個ずつですから、6で割れば1個ずつになりますね。
そこで、「C6H6」を簡単にして「CH」と書いた物が組成式です。

分子式が「C2H2」「C4H4」の物質も、組成式にすれば全部「CH」になってしまいます。

酢酸の「CH3COOH」はどうでしょうか?
元素別にまとめると、Cが2個、Hが4個、Oが2個ですから、「C2H4O2」と書きたいところですが、よく数字を見ると、全部2で割れますよね。
そこで酢酸の組成式は「CH2O」となるのです。

組成式を作るには、元素記号を覚えなければ無理でしょう。もちろん、いろいろな物質の分子式もおぼえなければなりませんね。
物質名を分子式にして、構成元素の種類と数を出して、元素別に個数をまとめて、一番小さな整数比になるように個数をわり算すればよいのです。

(2)(3)(4)は、追加して説明するようなことはありません。
しかし、本当に「組成式」を求める質問ですか?
ひょっとして「反応式」だったりしませんか?

科学の習いたては、「~式」と言うのがたくさん出てきますが、がんばって覚えましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。「組成式を完成させよ。」と書いているので、組成式に間違いはないと思います。やっぱり覚えるしかなさそうですね。

お礼日時:2001/08/25 17:30

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