dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

貨幣悪鋳とはなんですか?
悪鋳の意味みお願いします

「貨幣悪鋳とはなんですか? 悪鋳の意味みお」の質問画像

A 回答 (3件)

貨幣の増産を目的として、その原材料の純度を下げて不純物の割合を増やすことです。


江戸時代でも、小判の金の割合を減らして作ったことがありますね。
    • good
    • 1

良貨とは額面価値と素材価値が一致している通貨のこと。


悪貨はその反対。
悪貨を作るのが悪鋳。

銀貨で考えると分かりやすい。

アウグストゥスの時代、銀貨は純銀だった。
これが「1デナリウス」。

ネロの時代、純銀でなくなり95%になった。
経済発展による通貨の需要に金の産出量が追い付かなくなったため。
なにしろ当時紙幣はなく、銀からしか銀貨は作れなかった。
だからこれを「1デナリウス」としても何の不都合もなく、みんなも信用した。

額面価値と素材価値は若干合わなくなったが、目くじら立てることでなく、通貨の流通量の増加によりかえって経済は発展した。

3世紀以降国難が相次ぎ、経済も衰退。
カネは欲しいのにない、という状態になった。
その結果銀貨をたくさん作ることになった。
しかし銀はない。
それでも作った物だから銀の含有率5%という、銀メッキ程度の通貨になった。
素材価値と額面価値は大きく乖離し誰も通貨を信用しなくなった。
銀メッキなのに「1デナリウス」と言われても誰も納得しない。

現在でも、地中から壺に入った銀貨が掘り出されることがある。
そのほとんどが銀の含有率が高い良貨である。
悪貨はあまり出てこない。

『ローマ人の物語』の著者塩野七生氏の推測。
良貨は素材価値が高いため信用がある。
そのため壺に入れて保管していたのだろう。
悪貨はその信用の低さのため、いつ額面価値が暴落するか分からない。
だから手に入れたらさっさと使ってしまおうとみんな思う。
    • good
    • 2

金貨や銀貨に他の金属(銅など)を混ぜて貨幣の価値を下げること

    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!