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かって、一世を風靡した共産主義は、ソビエット連邦の崩壊が象徴するように、その勢いが弱くなってきたようですね。

質問1.共産主義が衰えてきた理由は何でしょうか?
質問2.別な時代・異なった場所では、共産主義は勢いを取り戻すでしょうか?

A 回答 (8件)

理念を真理≒神として奉ってしまったので、構造的に社会が理念を指導する人の独裁体制になる。

結果的に万人平等を目指したのに、究極の不平等を作り出してしまったから。

上記の致命的な欠陥を修正し、独裁権力が生まれないようにしつつ、平等分配を目指す、北欧のいくつかの国が実践しています。

マルクスの資本主義批判の鋭さと的確さは現在でも鮮度は落ちていません。ですので、共産主義が勢いを取り戻すというより、現在の資本主義批判の延長線上にある新しい経済社会の構築について多くの人がマルクスも参考に考えています。広義に資本主義のアンチテーゼとしての共産主義ということであれば、これからなのかもしれません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<理念を真理≒神として奉って><独裁体制になる。>ですね。
マルクスは想像しえなかったことでしょうね。
理想は<万人平等>なれど現実には<究極の不平等>
上記の欠陥を補正し<北欧のいくつかの国が実践しています。>
<マルクスの資本主義批判の鋭さと的確さは現在でも鮮度は落ちていません。>ですね。
<新しい経済社会の構築について多くの人がマルクスも参考に>なのですね。
北欧のような試みが新共産主義として脚光を浴びることができるかどうか、注目ですね。

お礼日時:2021/07/13 14:19

共産主義・社会主義体制が急速に衰退したのは、資本主義体制よりも早く「腐敗」したからだと思います。


「腐敗」の私の定義は、「公益を忘れること」です。

資本主義は私有財産を持てるし、自由競争がある分、腐敗するのが遅かったが、近年に至りマルクスが危惧した事態になってきているという認識がされるようになったのではないかと思います。
だから、共産主義的考え方が再評価されてきているのだと思います。

私は共産主義でよくなるとは思えないが、さりとて資本主義でも限界が来ていると思う。問題は、人間の「腐敗」だと思います。

もう一つは、対立する心。共産主義を悪魔のように憎む心です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
共産主義は、<資本主義体制よりも早く「腐敗」したから>ですね。
資本主義は、<自由競争がある分、腐敗するのが遅かった>ですね。
共産主義は、理論でなく実際の社会構造になると、歯止めがききずらく腐敗しやすくなりますね。
両主義とも、<問題は、人間の「腐敗」>ですね。(安直な喧嘩両成敗のようですが)

お礼日時:2021/07/14 16:29

ソ連時代の共産主義者合計よりも、現在の中国の共産主義者合計の方が強くなってきています。



日本共産党やベトナム共産党、イタリア共産党も着実に増長しています。

一部のプレイヤーが入れ替わっただけで、共産主義の合計は増殖中だと思った方が良いです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<共産主義の合計は増殖中>ですね。(人はね)
ただし、思想的には教義的な共産主義から逃げ、資本主義思想を(良い意味で)パクッて補修していますね。

お礼日時:2021/07/14 16:21

ヒトの価値観はヒトの数だけある。


不特定多数の人々を、特定の思想・宗教の指導者ひとりの価値観で縛ろうとしたところに無理がある。

共産主義に限らず、中世の欧州が沈滞したのも、カソリック教会の教皇ひとりの価値観に縛り付けられていたからだ。

特定の思想・宗教の指導者ひとりの価値観で縛ろうとする体制は、一時的に隆盛を誇っても、すぐに沈滞し、滅びる。
これは別な時代・異なった場所でも、人類で構成される社会である限り同じことでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<不特定多数の人々を、特定の思想・宗教の指導者ひとりの価値観で縛ろうとしたところに無理がある。>ですね。
人は、鋳型で作られる画一的なもの(物・者)でないですね。

お礼日時:2021/07/14 16:14

質問1.共産主義が衰えてきた理由は何でしょうか?



 ただのキリスト教的価値観に毒された人間の浅知恵に
 過ぎなかった、と言う事でしょう。

 資本主義は、どんくさくても、長い時間と言うフィルターを
 通して、生まれて来たシステムに、資本主義と言う名前を
 付けただけ。
 人間の浅知恵では、適わない。

 端的に言えば、人間の欲を読めなかった。
 皆平等にも、リーダーが必要だし、それは特権階級を生み出し、
 その時点で、階級差を生む。

 また、皆平等なら、自分がさぼっても収入は保証される。
 だれが、働く?

質問2.別な時代・異なった場所では、共産主義は勢いを
 取り戻すでしょうか?

 あり得ない。

 根本的に、間違っているのに、何が悲しくて、復活させる?

哲学と同じで、頭だけで考えて、解った風なことをいっても、
現実を、何も変えられなければ、存在価値が無い、と言う事。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
1.<資本主義は、どんくさくても、長い時間と言うフィルターを
 通して、生まれて来たシステム>ですね。(人の本性を利用して)
<皆平等にも、リーダーが必要だし、それは特権階級を生み出し、
 その時点で、階級差を生む。>ですね。
2.<哲学と同じで、頭だけで考えて、解った風なことをいっても>ですね。
<浅知恵に>に未来ないのですね。

2.

お礼日時:2021/07/14 16:09

質問1.


嘘で覆い隠した虚構理論だからです。
共産主義は、歴史的必然であると叫びますが、必然の根拠は有りません。
真の目的は、革命を起こし政権の転覆。権力掌握後、共産主義は用無しで、革命で頑張った皆さんは邪魔になり処分されて完了。看板だけは残します。
プロレタリア独裁→みんなの独裁→有り得ません。結果、血で血を洗う権力闘争が起きます。
闘争の結果、権力簒奪者は独裁者となり、封建時代の王様と同じ。しかし、残虐さは段違いに酷いです。強制移住・強制労働・家族破壊・虐殺・・・
こんな国に、誰が居たいと思いますか?
国家=国民ですので、崩壊しない訳がありません。

質問2.
共産主義は、現状の政権破壊、文化破壊、社会秩序破壊に有効な手段を提供します。そして、現状の権力崩壊までしか、それは役に立ちません。
健全な国家が存在する場所で、それは強力な力を発揮します。
米国では、間違いなく共産主義イデオロギーが、国家へ噛み付いています。
今、米国が戦っているのは、この共産主義です。輸出元は中国共産党。
これが、米中戦争の根幹です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
1.<闘争の結果、権力簒奪者は独裁者となり、封建時代の王様と同じ。>
共産主義は、独裁者に論理的バックアップとして役に立ちましたね。
2.<共産主義は、現状の政権破壊、文化破壊>などで、<健全な国家が存在する場所で、それは強力な力を発揮します。>ですね。(思わぬ面において少しは役に立つこともあるのですね)

お礼日時:2021/07/14 16:03

かって、一世を風靡した共産主義は、ソビエット連邦の


崩壊が象徴するように、その勢いが弱くなってきたようですね。
 ↑
欧米では絶滅していますが、東アジアでは
まだしぶとく生き残っています。
欧米にしても、環境、ジェンダーなどに姿を
換えて生き残りを図っています。



質問1.共産主義が衰えてきた理由は何でしょうか?
  ↑
結果が出なかったからです。
社会主義、共産主義が、現実に生み出したのは
独裁と貧困と自国民の大虐殺でした。



質問2.別な時代・異なった場所では、
共産主義は勢いを取り戻すでしょうか?
 ↑
勢いを取り戻すべく社会民主主義とか
民主社会主義などと名を変えて踏ん張って
いますが、
社会主義、共産主義だとどうしても
独裁になります。

日本共産党だって志位さんは20年も
党首を続けていますし、
そして、意思決定は常に全員一致です。

これでは失敗するのは当たり前です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
1.東アジアでは
まだしぶとく>ですね。
<欧米にしても、環境、ジェンダーなどに姿を
換えて>ですね。
理想主義として人を惹き付けるものがあるのでしょうね。
2.<独裁と貧困と自国民の大虐殺>ですね。
マルクスは思いもしなかった事々でしょうね。抽象化された理想的な人は、現実の人とは異なっていますね。
3.<どうしても
独裁になります。>ですね。
共産主義という一見理想的な思想から、致命的な・最大悪の独裁が発生しがちなのですね。
このカテでも一見理想的な思想が唱えられていますが、欲望の強い生身の人が
どこまで適応するのか、見物(みもの)です。

お礼日時:2021/07/13 14:52

質問1.共産主義が衰えてきた理由は何でしょうか?



共産主義の理想とする「共産」つまり、共同生産や共同財産という社会システムが人間の欲望に負けたから、です。

実際の所1960年ぐらいまでは、共産主義は上手く機能しているように見えました。理由は簡単で「ロシアや中国などの農奴に近い貧しい人々にも資本が行き渡り、労働効率が良くなった」からです。

つまり「元々何も持っていない人達」に大量生産で家を与え、農機具や自動車を与えたなら「共産主義すげー、頑張って働こう」となるのは当然であった、わけです。

当時の資本主義、特に戦前の資本主義国は植民地などの使役システムも含めて社会主義的な富の再分配がまだ未熟だったので、富める者は富、貧する者はどんどん貧しくなる構図でしたが、それでも植民地を持つ本国はそれなりの生活が出来たので、不満は少なかったのです。

戦後になると、資本主義国と共産主義国はイデオロギー闘争に入り、植民地から独立する各地の実力組織などに協力するようになります。そうして起きたのが朝鮮戦争やベトナム戦争で、どちらの陣営も「物量によって発展が決まる」と言う経済に変化していきます。

この闘争の決着は皆が知っている通りですが、だいたい1960年ぐらいを境にして、資本主義の優勢がはっきりしだします。理由は「戦後資本主義社会が社会福祉政策をとるようになったこと」と「社会福祉政策で安定した労働者階級が、自分の利益のために頑張って働いたこと」です。

逆に共産主義は「必要なモノは全部行き渡ったので、後は惰性で作り続ける」のと「資本主義に勝つために、労働力を動員(搾取)され続ける」と言う形になり、労働者の意欲を奪うことになっていったわけです。

そして、この辺りでプロパガンダ競争が派手になります。欧米は「資本主義ならコーラも飲めるし、ジーンズも履けるし、女の子は毎年最新流行の服が着れるんだよ」と宣伝し、共産主義に疑問を持つ人が増えて行ったことが最終的なソ連の崩壊と中国の資本主義導入政策になっていったのです。

今の中国なんて、既に共産主義ではなく、個人レベルでは完全な資本主義です。


質問2.別な時代・異なった場所では、共産主義は勢いを取り戻すでしょうか?

それは可能ですし、事実上そういう時代がありました。それは「暗黒の中世」と呼ばれたヨーロッパの中世です。

この時代のヨーロッパは森林資源を使い果たし、経済や文化発展が著しかった古代が終わり、さらに地球寒冷化などもあり「みんな貧しく、みんなで我慢する」自体でした。

キリスト教にある禁欲的な戒律や安息日などはすべて「誰かが勝手に資源を食いつぶさないため」のものであったのです。

なので、今後地球温暖化または寒冷化、じゃなければ利用できるエネルギー資源が枯渇するようになると、共産主義的な社会思想が流行る可能性は大いにあります。

というより「SDGsは共産主義だ」と主張する人も結構いますので、すでに共産化が始まっているのかもしれないです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。


1.<共産主義の理想とする「共産」つまり、共同生産や共同財産という社会システムが人間の欲望に負けたから、です。>
<「必要なモノは全部行き渡ったので、後は惰性で作り続ける」のと「資本主義に勝つために、労働力を動員(搾取)され続ける」と言う形になり、労働者の意欲を奪うことになって>のですね。
生身の人は、理想的な人から解離してきたのですね。
2.「暗黒の中世」と酷評されている<ヨーロッパの中世>が共産主義の揺籃だったのですね。日本では縄文時代・中国ではある古代(時代が分かりませんが)が、共産主義風の社会だった、と過大評価?されていますね。

お礼日時:2021/07/13 14:38

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