小指の曲がり方が左右の手で違います

突然ですが、両手の指を全部くっつけた状態で伸ばしてください。
そして、そのまま小指だけを曲げてください。
……できましたでしょうか？
私がこれをやろうとすると、左手の小指は簡単に手の平にくっつくまで曲がるのに、どういうわけか右手の小指は根元以外の関節が一切曲がらず、手の平には決してつかないのです。
薬指を一緒に曲げれば小指も曲がるのですが、右手の小指単独では絶対に曲がりません。
これはどうしてなのでしょうか？
今までに何十人もの人に試してもらいましたが、両方曲がる人や両方曲がらない人はいても、片方は曲がって片方は曲がらないという人はいなかったので、とても気になっています。
高校のときの生物の資料集には、こういった特定の行動ができるかできないかは遺伝によるところが大きいと書いてあったのですが、もしこれもそうだとしたら、片方だけできないようにする遺伝子などが存在するのでしょうか？
また、薬指と小指がバラバラに動かないとピアノを弾くときに不都合なのですが、これは訓練することである程度克服できる類のものなのでしょうか？

No.4 ベストアンサー 回答者： methyl 回答日時： 2005/03/06 19:57

私も同様に片手だけが曲がります。

ただ、私の場合は逆に右手だけなのですが。
左手の小指を曲げようとすると
第一、二関節はまっすぐの状態で根元の第三間接が９０度曲がる感じです。
私は残念ながら解剖については素人なのですが、
昔専門の方に聞いたところ
薬指と小指の神経の大元は一本なので、普通は動きづらいものらしいです。
周りの人にもよく聞くのですが、
やはりピアノをやってる人はできる人の割合がかなり多いので、
訓練によって動くようになるのでしょう。
あと、遺伝については専門なので一言。
腱の長さや指の長さ、後はそれぞれの指や手の筋肉が複合的に重要になってくるだろうと考えられますので、その意味では遺伝も関係すると思います。ただ、一つの遺伝子で制御されてるわけではないでしょうから、「片方だけできないようにする遺伝子」っていうのはないんじゃないでしょうか。（もちろん筋肉に関する遺伝子を欠損させれば小指は曲がらなくなるでしょうが、その場合は全身に症状がでてしまいますしね。。
といったところですが、
小指だけ曲がらない人の方が多いので
よく飲みの席のネタに使えて便利ですよ（笑）

この回答へのお礼

私の右手の小指もその曲がり方をします。
もともと神経が１本なら、曲がらないのが当たり前とも言えますね。
私はどうも潜在的に左利きのようなので、知らず知らずのうちに左手だけ訓練されて曲がるようになったのかもしれません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/03/07 05:24

No.3 回答者： spadetail 回答日時： 2005/03/04 17:17

ひとの体は左右対称ではありません。

内臓の多くは非対称です。外観はたしかに対称に近くできていますが、完全ではなく、それが自然です。ちいさな左右差を気にしてもしかたありません。

指を完全に独立に動かせることはありません。隣り合った複数の指で、指を動かす筋や腱が共有されていたり、つながっていたりしているからです。楽器の演奏には確かに不自由ですが、訓練によってその不自由さを克服はできます。

この回答へのお礼

指がつながって動いてしまう理由を明確に教えていただき、とても助かりました。
訓練によって不自由さは克服できるとのことなので、がんばってみようと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/03/04 22:06

No.2 回答者： rindaryu 回答日時： 2005/03/04 08:40

直接の回答ではないかもしれませんが…。

自分の場合も左手しかできませんが、
質問者さんと違って、周囲の人も片手しかできない人が多いです。

私としては、
解剖学的に短小指屈筋や浅指屈筋などの筋肉の走り方や、
生理学的な神経伝達の話だと考えています。
なんにしても、特別なことではないので
なんら問題とは思っていません。

訓練云々の話ですが、
自分の左手は、動かそうとして動くようになったものなので、
やるだけの価値はあるのではないのでしょうか。

この回答へのお礼

曲がるか曲がらないかは遺伝子ではなく、筋肉や神経の走り方で決まってくるようですね。
高校生物の資料集に載っているような単純な遺伝法則では説明のつかない世界で、自分が異常なのではないとわかっただけでも、少し安心できました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/03/04 22:04

No.1 回答者： kaitaradou 回答日時： 2005/03/04 07:59

結構いろいろな問題を提起している疑問だと思います。

手というのは、外から観たのではわかりませんが，実に苦しい構造をしています。人間が，手に依存して生きぬいてきた過去の歴史が凝縮しています。特に指を動かす筋肉と腱の関係には、ものすごいものがあります。これを全て遺伝子のせいにするのは何の意味もないと思います。あなたの無数のご先祖の回答としてあなたの手があるという風に考えたほうがよいのではないでしょうか。ただピアノを弾くことまではご先祖様はわからなかったと思います。あなたがあなたの手でピアノを弾きこなせば、あなたの子孫がピアノを弾けるということになるでしょう。いっずれにしてもピアノだけの問題で，あなたの手のことを悪く思うのは完全な誤りだと思います。

この回答へのお礼

誤解させてしまったようでごめんなさい。
「指が動かないとピアノを弾けなくて困る」という愚痴の意味で書いたのではなく、ただ片方は曲がって片方は曲がらない原因を知りたかっただけなのです。
ピアノ云々は本来の疑問からは外れているので、書かない方がよかったかもしれませんね。
でも、手はそこまで長い歴史が込められて作られたものだと知ることができてよかったです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/03/04 21:58