プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「河野」と書いて「かわの」と読んだり「こうの」と読んだりしますよね。
しかし辞書で「河」という字を引くと、読みは「かわ」と「ガ」しか書かれていません。

調べたところ、「河野」のルーツは、飛鳥時代、伊予国(いよのくに)風早郡(かざはやぐん)河野郷(かわのごう)に移り住んだ越智玉澄(おちたますみ)が、河野玉澄(かわのたますみ)と名乗ったのが初代らしい、という所まではわかりました。
その後日本各地に広がった河野姓は、地域によって「こうの」だったり「かわの」だったり偏りがあり、愛媛県(伊予国)では「こうの」が多いのだとか。

「河野」という地名が、そのまま「河と原野の近く」という意味だったとするなら、「かわの」という読みが自然に思います。
「こう」という読みはどこから来たのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 佐賀に「川原」と書いて「こうら」と読むバス停があるみたいです。
    (何とか探し出しました。笑)

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2021/08/07 20:16

A 回答 (5件)

「河内」(かわち)を「こうち」と読んだりしますからね。

「大河内伝次郎」
    • good
    • 1
この回答へのお礼

私の周りの「河内」さんも「こうち」です。
やっぱり「かわ」って読みにくいんですかね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/08/07 20:15

河野は基本的に「こうの」で、「かわの」はそう読めるけど珍しいよね……と思ってしまいました。

北条の「河野」がかつて「かわの」だったのはむしろ今この質問で知ったくらいです。
「河内」となると「かわうち」優勢でしょうが私の知り合いにも「こうち」さんはいますし、有名(悪名)どころでは「佐村河内守」(「さむらかわちのかみ」じゃなくて「さむらごうちまもる」)がいますよね。徳島にも「佐那河内村(さなごうちそん)」という村がありますし、当の北条には「磯河内(いそこうち)」という地名があります。
また人物名でも、「河本(こうもと)」や、「河村(こうむら)」さんがいますね。

これは質問者さんのお考えのようなハ行転呼の流れから来たと考えられます(「かわ」はもともと「かは[kaφa](かふぁ)」であることは別として)。
「沢さわ」も「沢野(そうの)」「沢海(そうみ)」という苗字の方々がいます。

ただ不思議なのは、「川」については同じような変化が起きていないことなんですよね。
この回答への補足あり
    • good
    • 1
この回答へのお礼

こうして見ると「こう」は沢山あるのですね。
それなのに「川」を「こう」と読んでいる例は、確かに1つも思い出せません!

「川端 こうばた」
「川村 こうむら」

で検索してみましたが、ヒットしたのは

「河端」
「河村」

でした。不思議ですね。
気になる〜。笑

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/08/07 20:07

漢字は違うけど、揚子江のように、古代中国で、大きな川=こうと言ってたのが伝わったのでしょう

    • good
    • 1
この回答へのお礼

「江」からの可能性もありましたか!
「の」が訓読みだから、「こう」も訓読みの可能性が高いかな?とは思っていたのですが、日本人は大陸から渡って来たわけですから、ルーツが同じ可能性もあるかも知れませんね。

てきとうな想像ですが、「こんにちは」みたいに、「は」を付けて「こうは」と言っていたのが「かは」→「かわ」に変化して、その後に「こう」が輸入されたとか?
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/08/06 13:27

「かわの」の読みが鈍ると「こうの」になります。

「か」も「わ」も口を大きく開いて発音しますが、そんな面倒を避けて口をあまり開かないで発音すると「こうの」になります。
私の知人の河内さんも「こうち」と称しています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど!
「か」→「こ」は解るけれど「わ」→「う」は遠いかな?と思っていましたが、言われてみれば確かに「かわの」が先っぽいです。

想像ですが、
kawano
kawno
kauno
kouno
ko-no
みたいな変化ですかね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/08/06 13:04

飛鳥時代まで遡ると、漢字も普及の途中で、かな文字が発明されていないので、読み方の記録もないのです。


河野玉澄が「かわのたますみ」と名乗った記録はないことになります。

物部越智氏も始祖の小致命や伊予国造以前に小市国造が記録に残るように、当時の読音に漢字を当てているだけで当時から複数の表記が存在するので、現代では「おち」と呼ばれたと予測されるだけです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとう

なるほど!そもそも「かわのたますみ」すら怪しいということですね!
たとえば、現在の愛媛県に「こうの」が多いから「こうのたますみ」と読んでいたかも知れないし、別の発音だったかも知れないし、などと推測するしかないのですね。

後半は知らないことばかりで、勉強しながら読む感じでした。
早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/08/06 05:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!