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牛肉の輸入をめぐって日米で摩擦が起きようとしていますが、ひとつ疑問に思うことがあります。BSEの原因は、肉牛の飼料に肉骨粉を混ぜたことですよね。世界的に大問題になったわけだから、当然どの国でも肉骨粉を与えるのは止めたと思うんですが、どうして狂牛病はなくならず、今でも厳しい検査をする必要があるんでしょうか?
肉骨粉を食べて育った牛は、まだ処分されずに生き残ってるということでしょうか?それとも狂牛病が遺伝して、次世代の牛たちにも因子が残ってしまっているのでしょうか?

A 回答 (1件)

BSE感染牛の肉骨粉は牛には食べさせないということで、たとえBSE感染牛がいても検査もしないで処理して正常牛の肉骨粉として流通しているのでは無いでしょうか。


数日前のTV放送をみてアメリカの現状や米農務省の検査官のインタビューの回答でへたり牛は方々に発生しているといっていましたし、実際にへたり牛の映像も放映して、その中にBSE感染牛がかなりいる、いるけど検査もしないで解体して処理している(これも肉骨粉に加工されている)ようです。日本の牛舎や牧場での牛の飼い方と米国の飼い方は全く異なり、いわば広大な原野に野生の牛が勝手に群れを成して生きているといった飼い方で、どの牛が何年何月何日に生まれたか、BSEや他の病気にかかっているか分からない、検査するにしても1~2%の牛の抜き取り検査をするのがやっというのが実情のようです。あきれて物が言えません。こんな中で20ヶ月未満の月齢の牛肉の輸入が政治的決着で開始されようとしていますね。米国の牛肉検査官の話では骨肉の色や肉質で20ヶ月未満と判断するのは困難で、何割かは検査ミスがでるとのインタービューでした。こんなので米国から輸入が再開され牛丼店で庶民が喜んで食べてもいいのでしょうか。

この回答への補足

輸入再開して早く美味しい牛丼を食べさせて欲しいと思っていましたが、末端の牧場や処理場がそんな状況では安心できませんよね。政府も言うことはキッチリ言って欲しいですね。疑問が解けました。ありがとうございました。

補足日時:2005/03/11 20:17
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この回答へのお礼

なるほど、アメリカでは、肉骨粉が全面禁止されておらず、飼い方も雑、検査体制も乱暴ということですね。よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/11 20:13

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