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以前ニュースでアメリカのメーガン法についてのレポートを見た時に
思ったのですが、犯罪者の人権ってなんなのでしょう?

私が見たレポートはこのようなものでした。
1.メーガン法がどのようにしてできたか
2.情報公開されたことによって「犯罪者は出て行け」というデモが起こってしまったことがあること
3.性犯罪者の中には「再犯してしまいそうで怖いから見張っていてもらうのは良い」と思ってる人もいること
4.「何故刑期を終えたのに晒し者にされなきゃいけないんだ?償いは終わったのに!」とインタビューに答える情報公開された性犯罪者

私が思うのは、被害にあった方は一生その傷を背負わなくてはいけないのに
何故悪いことをした犯罪者の方が、罪を償う(刑期を終えたりお金を払う?)と
まるで元通りのような生活をすることができてしまうのでしょうか?
もちろん、本気で反省して更生する人もいるんでしょうが
上記4のような刑期を終えれば自分は無罪放免のように思っている人もいるようです。

極端な言い方かもしれませんが、加害者が更生しても被害者の傷が消えることはないのです。
それなのに日本では加害者の人権ばかりが保護されているような気がして納得できません。

6月から性犯罪者の情報公開が日本でも始まるそうですが
みなさんはどうお考えですか?

A 回答 (14件中1~10件)

 私は、性犯罪者の情報公開が日本で始まるのは怖いです。

犯罪者(刑期を終えて更生した方)と共存(変な言葉ですが。)出来る程、日本が社会的に成熟していると思えないからです。

 個人的には情報公開は賛成です。しかし、今の日本の状況で、罪に関する裁きの目と、人間性を疑う目(レッテルを付けるという事)が別にあると思えません。もしこれが今行われると、犯罪者が起こした行為が刑期を終えた犯罪者に加えられないか(集団でとか、社会的に)心配してしまいます。(私なら、家族、友人を傷つけられたなら、場合によっては刑期が終わろうと実力行使したいと思う気持ちがあります。そうした気持ちが起こらない人がこの世にいるでしょうか?自分の人生を棒に振っても復讐したいと思う気持ちを私は想像出来るのですが。もちろん、個人的な主観100%の話ですが。)

 どちらかというと、罰則を大変重くして(日本の法律は全域に渡ってほぼ軽いと思います。死刑は反対ですが。)また、更生に難があると判断する者には刑期に関係なく躊躇せず出所を延期させる等、犯罪者を取り巻く環境を変えることが先じゃないのか?と思っています。

 どうも、更生を主眼においているのかと思ってしまう日本の犯罪者を取り巻く環境ですが、更生出来ない人はやっぱり出来ないし、それだけ厳しくして出てきた人なら、そうした情報公開による監視があっても、立派に罪を償いながら社会の一員として社会を構成する人になれるのでは・・・と思います。

 犯罪者が白い目で見られるのは当たり前の事です。但し、そこを歯を食いしばって頑張った者にのみ、社会的信頼と生活の保障が無ければ、更生の価値を見出せないと思います。そうしたソフトの部分が決定的に欠けている事も、再犯が発生する根拠ではないかとも思います。

 合わせて、加害者の人権が保護されてきた事以上に、犯罪被害者の人権が保護されてない方がさらに問題に思います。何故無くなった方の顔写真がTVに移らないといけないのでしょう?そっちの方が私には酷く奇異に移ります。 惨事にあった方のことを公共の場で伝えていいのか?それでどれだけさらに残された方達が傷つき、その思いを幾度も幾度も蒸し返しされる事なのだろうかと。

 そうしたデリカシーに欠けた社会情勢の中で今回の情報公開が施行される事に、やはり私は軽く恐怖を覚えます。注意深く見ていきたいと思います。
(私自身、論点のブレが多数ありますが、私の中でも議論の分かれる事が多々あります。ただ、犯罪が起こりにくい世の中に意識的に向かっているかというと、NOだと思います。
 犯罪を犯した事の無い私としては、絶えず被害者の側にいる自分の立場から、幼児や女性への性暴力・殺害といった事件を見せられる事に対して、怒りと理性の狭間でやりきれない思いに駆られる事が、私の中でもブレが生じる理由かなと思います。)
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。
No.6のお礼にも少し書きましたが、アメリカと日本の風習の違い等まだ考えなければいけないことは色々ありそうですね。

>更生出来ない人はやっぱり出来ないし、それだけ厳しくして出てきた人なら、そうした情報公開による監視があっても、立派に罪を償いながら社会の一員として社会を構成する人になれるのでは・・・と思います

私も同意見です。
被害者の人権も守り、更生できる加害者は社会復帰できるような世の中になることを切に祈ります。

お礼日時:2005/03/14 23:40

 裁く側の無謬が明らかでありその無謬性により犯罪者とされた者が一掃されればこの地球は楽園に近づくと思います。


 自分の愛する者が殺されたり強姦されたりしたらその相手を殺し、自分も死にます。本当は相手を「許す」ことが自分自身の救いなのでしょうが、もし相手を殺したら、自分も死ぬことによってしか終わらせることが出来ないと思います。
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この回答へのお礼

皆様ご意見ありがとうございました。
一旦締め切らせていただこうと思います。

質問を書いた時は、「すべての人に人権があるのは当たり前。なんてばかな質問をするんだ。」というような意見が多くなるのではないかと思っていましたが、意外と私と同じような意見の方がいることがわかり少々驚きました。

皆様から色々なご意見をいただき、改めて考えさせられることもあり、とても有意義だったと思います。
すべての質問にお礼をすることができなくてごめんなさい。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 00:45

#4のfullaheadです。



サリン事件から既に10年、然し今も尚後遺症に苦しみ悩んでいる方々、オウムの人権侵害と戦っていて殺された弁護士とその家族、幼い子供の命まで奪った彼らに人権は必要でしょうか。

彼らの信じている事に人権なんて思想は無かったのでは有りませんか、このことは同時多発テロの犯人達、そして今も尚自分の思想だけで関係の無い人たちを殺そうとしてるテロリスト達に通じる物があります。

性犯罪という観点からは外れますが何れも根底にあるのは他人の人権を踏みにじる事です。

どう考えても被害者の人権を無視する事でどれも起こり得る事件です。

被害者の方達が加害者の人権を守れと言うのなら別ですが、人権擁護の意識の無い加害者に我々は彼らの人権を擁護しながら対抗しなければならないのでしょうか。

ロスの警官による暴行でもあの裏に隠された暴行を受けた人のやったことは殆ど知らされない、私の想像ですが、私にはその事が伏線になって正義感から暴行にエスカレートしたとしか思えません。

人権問題は時によると報道の仕方によって方向が変わる事もあります。  若しあの時ビデオにとられてなかったら彼は抵抗もしたのだし暴行を受けた事も納得してたのではないでしょうか。

兎に角加害者の人権擁護で正義の行使者である警察関係者や一般社会人の正義感が曲げられたり弱められたりする事がどれだけ犯罪を助長しているか良く考えて見る必要があると思います。 
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#5のGです。



もう少し考えさせてもらいました。 日本人を批判をしているのではない、と言うことをまず書かせてくださいね。

なぜか日本ではアメリカがやっているから、どこそこがやっているからと言う理由だけで充分考えずに法律まで変えてしまうような感があるように思えてなりません。

アメリカでは未成年の人生を守る為にと言う事で大統領の権限で全州にこれを実行させたのです。

日本でこれをやったらその影響は本人だけの問題ではなくなります。 年頃の兄弟には結婚予定に問題が起きてくると思いますし、偏見ともいえるくらいの「差別」を本人と親族にかかってくるでしょう。 年の若い親族はいじめの対象になるでしょう。 (私に言わせればそれこそ未成年者への犯罪です) 親の世間体も台無しになるでしょう。 人一人の「悪い所」を「その点が悪い」と割り切れる文化は日本には無いと思います。 つまり、それこそ人権剥奪と言うラベルが使えるのが日本の社会だと思います。

しかし、住居を公表すると言う事が人権につながるという思想はここアメリカでは日本と較べ非常に低いと思います。

ここでは兄弟が殺人者・性犯罪者者だから、その血が通っているから婚約は取り消しだ、就職内定は取り消しだ、いじめなんてことは非常に起こりにくい社会だとも言えると思います。 言い換えれば個人は個人、と言う考えですね。

と言う事で社会は文化が違う日本でそう簡単にアメリカの法律を採用するのはあまりにも早急すぎると私は感じます。 しかも、その法律を十分市民に理解させようとしていないと思います。 私の回答で未成年(幼児を含む)への法律だからと書きましたが、日本人のどれだけの人がこの重要な点が説明されているのでしょうか。

だからこそ性犯罪者の情報公開、と言う表現がなされ、未成年対象の性犯罪者とはかかれていないわけで、他の犯罪と性犯罪のちがいなどが討論されるわけです。

日本人を批判しているのは決してない事はどうぞ分かってください。
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8です


>しかし実際に被害者は加害者の手によって人権侵害されていると思うのです。
 それに対して加害者は人権を侵害されず、保護されるばかりというのが疑問なのです
これは私も疑問です。
専門家などではないので素人のかってな想像としては
戦前までの大日本帝国憲法下での政治体制を守るための犯罪者の抑圧(治安維持法など)
をしっかりと改めさせ民主主義国家を作ろうとした
連合国の作った法律が原因ではないのかと思います。
つまり犯罪者なんてのは死んでもいい から
司法の判断をあおぐというアメリカの三権分立を定着させるため、基本的人権の思想を定着させるための法整備を行い続けた結果だということです。
これからは人権について国民、日本国全体として考えていくべきだと思います。
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性犯罪者の「情報公開」ではないですよね?検察が出所した性犯罪者の住所などの情報を入手して再犯の防止を目的に防止する、ということだったように記憶してますが・・・。



本題については賛成です。
ある年齢に達すると犯罪行為に対して刑に服さなければならなくなるということには、年齢相応の責任能力が問われているのはもちろんですが、その年齢からは“自分の行った行為にどのような報いがあるか”を認識する能力があると認められるからでもあると思います。つまり犯罪者は刑罰を受けなければならなくなることを承知で犯罪を犯すわけだから、事前に定められた刑罰を受けるのは当然なのです。ですから仮に、はじめから「性犯罪を犯せば個人情報を全国に公開する」と定められていて、それでも性犯罪を犯す者がいたとすればその者の情報公開は当然です。この考え方からすればすべての犯罪に対する刑罰は死刑でもいいことになります。万引きして死刑になるのが嫌なら万引きしなければいいんですから。実際には冤罪の恐れがありますし不可能ですが。

本当は加害者にいくら刑罰を科して苦しめたことで被害者の傷はいえませんよね。被害者や加害者が生まれない社会にできるだけ近づけていくのが一番いいんでしょうけど。

まとまりのない文章ですいません。
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素人の意見です。



私は性犯罪者の情報公開に賛成です。

というのは、日本には性犯罪者への
厚生のためのプログラムが「ない」に等しいと
思うからです。

ですから、何年刑務所にいても、厚生できない人が多いし、
税金の無駄遣いとも思えるくらいです。

これは少年法にも、同じように感じています。

犯罪暦の公開で人権が損なわれるのは、法的には
事実かもしれません(無知です)。

でも、性犯罪を犯した罰として、
「本人の個人情報の公開を無期限で公開する」という
刑を執行して頂きたいです。

こんなの、駄目かな?
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全ての人間に人権はあります。


それは認めるのが当然で、認める義務があります。
アンケートなのでいくらか適当に省きますが
どんな犯罪者といえど人権を人の手で奪うことは不可能です。
人権とはそういうものであると私は信じています。
人権と罪を償うことは別問題です。そもそも本気で反省して更生する
ということは本人にすらわからないことでしょう
犯罪を防ぐための情報公開はいいことですが
これは性犯罪を犯した人の人権を奪ってしまうことではありません。

私の文章力のなさでわかりにくく読みにくいものになってしまいました。
すみません。世の中にはこんな考えのやからもいるのだと思っておいてください。

この回答への補足

ご意見ありがとうございました。
実はそういうご意見の方を待っておりました。
私も犯罪者の人権を奪うことが良いとは思っていません。
しかし実際に被害者は加害者の手によって人権侵害されていると思うのです。
それに対して加害者は人権を侵害されず、保護されるばかりというのが疑問なのです。
被害者は人権侵害されているのだから、加害者もされてもしょうがないと思ってしまうのです。
もしよろしければもう少し詳しく説明していただけると幸いです。

補足日時:2005/03/15 09:32
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 私の場合、他の方々とは少し意見が違います。


 確かに、被害者より加害者の人権のほうが保護されすぎるという現状は、大いに問題があります。
 しかし、忘れてはならないのは、どんな犯罪者にも家族や親戚はいるということです。
 日本の場合、家族や親族を同一視する習慣が根強くあります。外国にはこのような習慣はあまりないようです。
 そのため、犯罪者の家族、親族の就職や縁談が困難になることが多発しています。
 犯罪者の人権は認めることはない、しかし犯罪者の家族、親族の人権は守られなければならないというのが、私の考えです。
 そのためには、情報公開にも、ある程度ガイドラインは必要と考えます。
 加害者の家族、親族には何の罪もない、むしろ「被害者」であるともいえると思います。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。
犯罪者の親族の人権を守らなければならないのは同意です。
アメリカは未成年の加害者の親に「今はつらいだろうががんばれ」という励ましのメッセージが全国から寄せられるという記事を読んだことがあります。
日本では逆の誹謗中傷ばかりしかこないだろうと。
その辺りはもっと国民全体で考え直したいところだと思います。

お礼日時:2005/03/14 23:29

アメリカに36年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

仕事の関係で性犯罪に関する現状はつかんでいるつもりですので少し書かせてくださいね。 (他のカテゴリーでも書きましたが)

この未成年(幼児ももちろん含めて)への影響は一生付きまといます。 また、この犯罪の特徴は加害者が多くが初犯ではない事、また、被害者の多くは加害者を知っている、と言うことが大きな特徴です。

つまり、人を判断できない年なのです。 加害者の多くは信頼されるべき立場の人や非常に人好みのするふるまいをするので被害者の自己防衛機能と注意が非常に薄れているわけです。

全州が実行しなくてはならない法ですが、地区によってこの法律をどのように使うかの自由はもっているわけで住んでいる家にマークをつける所もありますし、スーパーなどに写真入で公開する事も出来ます。

これによってこの犯罪がなくなるわけではないですが、少なくとも注意すべき人間は誰だかわかるわけですね。

これが施行されてから護身術のテーマも広がったわけですし、それを教える事のできる指導員が必要となってきていますし、多くの地域から護身術セミナーの要請が多くなっています。 警察自体がこの件に対しての技術を持たないため多くの地方警察からも要請がくるわけです。

この法は性犯罪防止に役に立っていると私は信じていますし、一生消えない汚名が出所後の生活に大きな影響を与えるという事が加害者になりうる人への「忠告」にもなっていると思います。

普通の人にはまず経験できない被害者との対談をするたびに子供の一生を台無しにする加害者に対する私の気持ちはここではとてもかけるものではありません。

大人への犯罪とはまったく意を異にした物であって、加害者の人権そのものとは比べ物にならないという意識がこの法には強く表れているわけです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。
たしかに子供は大人より自身の危険回避能力が低いですね。だから子供への犯罪が対象なんですね。
私は大人だから傷はまだ浅いとは思えないので、どうして子供へのみが対象なのだろうと思っていました。

お礼日時:2005/03/15 14:07

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