10秒目をつむったら…

こんばんは。
この冬は、私が61年間生きて来た中でも、ちょっと経験したことが無いような、悪い条件が重なった冬になりそうです。
その悪条件を、箇条書きにすると。

1、気象庁の3か月予報で、この冬は南米ペルー沖海水温が平年より低くなるラニーニャ現象が発生していて、例年以上に寒さの厳しい冬になるという、全く有り難くない予報が出ています。
2、為替相場が円安ドル高に推移し、1ドルが115円前後の相場が続いています。
3、その影響で、光熱費や食料品、生活必需品などの価格が、高騰しています。
4、特に、原油価格の高騰、それに伴い、電気料金、ガス料金、灯油、ガソリンなどの価格の高騰。
更にそれは、輸送コストの増大、ひいては食用油や小麦粉、それを原材料にするパンなども値上げが予想されます。

 これだけ悪条件の揃った冬は、ちょっと記憶にありません。
1の気象の関する事は、予報が外れてくれることを願うしかありませんが、私が一番疑問に思うのは、為替相場が円安傾向なのを、政府は容認していることです。
 9年前の総選挙で、自民党が政権を奪回し、当時の安倍内閣は、アベノミクスなる経済政策で、為替相場は一気に円安に向かいました。
 私はこのアベノミクスについて、大いに疑問に思ってしました。
当時私は、おそらく名前を知らない方はおられないと思われる、大手電気機器メーカーに勤務していましたが、85~86年頃には、今とは反対に、為替相場が円高に向かい、そのため業績が悪化したと言われましたが、この時は逆に、円安で業績が悪化したと言う、労働組合の委員の方からの説明がありました。
 私は、どうして以前は円高、今回は円安で業績が悪化するのか尋ねたところ、80年代は、輸出依存度が高かったため、円高になれば収益が悪化したが、その後、特に製造部門は海外展開が進行し、今度は逆に輸入依存度が高くなったため、円安で収益が悪化したという回答でした。
 安倍総理(当時)は、円安になれば、輸出依存度の高い大企業が業績が向上し、それに伴い、下請けの中小企業も業績が向上するという考えでしたが、私は、日本には、こうした海外展開が進んだために、もう輸出依存度の高い企業などそう存在しないと言うことが、わかっていなかったのかと思いました。
 とにかく今は、円安になって良いことなど、何一つ無いと思うのです。
もし、このまま灯油、電気、ガスなどの光熱費が上昇すれば、例えば夏場に冷房を我慢されて、熱中症でお亡くなりになられる方がおられたように、今度は暖房を我慢されて「寒中症」(?)で、命を落とされる方が増えるのでは無いかと言うことが、懸念されます。
 寒さは、インフルエンザや、ようやく落ち着きを見せた新型コロナなどの感染症の増加や、脳卒中などの健康面に様々な悪影響を及ぼします。
 とにかく、今の日本は、為替相場を円高に向かうようにしなければ、物価の高騰や、健康面への悪影響などで、大変なことになると思います。
 こうしたことに対し、国や政府は、何の打つ手もしないのでしょうか。
18歳以下の方への10万円支給より、こちらのほうがはるかに重要と思うのですが。
 皆さんの意見をお願いします。
この冬の、例年に無い寒さを、こうして乗り切ろうと言うことでもかまいません。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    私は、経済や為替相場については、全くの素人ですから、いや、為替相場が円高になっても、また困った事が起こるといったことをご存知の方も、よろしく回答をお願いします。

      補足日時:2021/11/26 20:02

A 回答 (2件)

気にし過ぎ。

そんな事を考えたって何も進展しない。今を大事に
生きる事だけ考えよう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、気にし過ぎかも知れませんね。

お礼日時:2021/11/30 23:54

ええと、元の記事がYahooだったのですが、どこかに消えました。


その内容はこの20年、実質賃金はほぼ増えませんでした。しかし、企業の利益は2.5倍に増え、株式配当は約5倍に増えたそうです。

  資本家や大手に勤める社員が株を買って、まさに富むものは更に富み、貧しくなる人はジリ貧だそうです。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。
>まさに富むものは更に富み、貧しくなる人はジリ貧だそうです。
 まさにその通りですね。

お礼日時:2021/11/26 20:49

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