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先程ニュース番組で、アナウンサーが「~されていなく、・・・」というような日本語を使っており違和感を覚えました。
私自身は「されていなく、」ではなく「されておらず、」と言った方が適切ではないかと思っております。
また、「されていなく、」と言った表現をこのニュース番組以外では耳にしたことがなかったのですが、
友人は最近聞くことが多くなったと申しております。これがいわゆる新しい日本語と言われるものなのでしょうか。

文法などで詳しく解説して頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

>文法などで詳しく解説して


ということなので。

「いなく」は「いる(動詞)」+「ない(助動詞)の連用形」ですね。
日本語では#4さんがおっしゃるように連用中止という用法があるので文法的にはおかしくないです。

 駅まで歩き、~。(動詞の連用形)
 その花は白く、~。(形容詞の連用形)
 その花は白くなく、~。(助動詞の連用形)

でも「いなく」はなんかおかしいですよね。舌足らずな感じが・・・。
「なく」の部分より「いる」という語に公的でない感じを受けるのかもしれません。普通「おる」を使いますもんね。
今辞書を引いてみたところ「おる」は丁寧語とは限らないようです。なんかいくつかの「おる」の用法が併記してあって、扱いにくい語のようではありました。

そろそろ「おる」という言葉の古めかしさが目だってきたので、原稿書く人が言い換えを始めたのでしょうか。
聞きなれれば、これでOKと感じるようになるかもしれません。

#1さんのおっしゃるように「いなかったため」とかに言い換えてほしいところですが。
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#1です。


#3さんが足りないところを補ってくださいました。ありがとうございます。私も投稿した後で「いなくて」は思い浮かべたのですが、一つ気になっていることがあったのです。それは連用形中止法が、単なる並列を表す場合です。
「雨も降らず、風も吹かない」の代わりに「雨も降らなくて、風も吹かない」や「雨も降らないで、風も吹かない」と言うことはできないと思うのです。「雨も降らなければ、風も吹かない」は、言葉遣いとしては正しくても、別のニュアンスが加わってしまいます。
「雨も降らなく、風も吹かない」を避けるとした場合、どうしても「ない」ではなく、手練れの「ぬ」にお出まし願わざるを得ないようですね。
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たしかにヘンですね。

辞書を引いて考えてみました。

違和感の原因は、「されていなく」のあとにつくべき接続助詞「て」が省略されているからではないでしょうか。
あとに説明がつづく文脈なのに、「いなく」と連用形で中途半端に言いさしているところに引っかかるのでしょう。やはりここには明らかに次に続くのだということを示す語が欲しくなりますね。
「~されていなくて、…」なら、ニュース言葉としてはともかく、文法的には問題なかろうと思います。

より妥当な言い換えとしては、おっしゃるとおりの「されておらず」やNo.1さんに同意いたします。
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この場合の「おらず」……つまり、「おる」は、「いる」の丁寧語だと思います。


また、報道でもシーンによっては客観性を重んじるのか、「~なのだが」とまったく丁寧語を使わない場面もあるようです。
ですので私は、「~されていなく」でも間違いではないと思います。
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同感です。


「されておらず」ですね。「されていず」でもまあいいと思います。
そうでなければ、「されていないため」「されていないので」など文脈に応じて言うのが望ましいでしょうね。
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