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この種の質問は多いのでしょうが、『と』も『に』も質問文章中に、多用されているせいか、数が多すぎて求める検索結果が得られません。

ところで、質問ですがビジネス文書(この質問で言えば、稟議書)で使用する場合、次の表現ではどう違うのでしょうか?
「○○すること『と』していました」
「○○すること『に』していました」
どなたかご教授ください。

A 回答 (5件)

格助詞「に」置き換えられる格助詞「と」は結果を示すときに使うものですね。


ネットの辞書には次のような用例がありました。
・夜半から雨は雪となった
・彼は3年後りっぱな選手となった
・彼はついに大科学者となった
・そうしているうちに冬となった
しかし、「に」との置き換えについては言及されていません。手元の新明解も同様でしたが、岩波国語に少し解説がありました。
その岩国から引用してみます。
「一般に「に」でも表せるが、「に」がその帰結に対して自然だととらえる表現なのに対して、「と」は多少とも意外またはあえて言うという気持ちを伴う」
この説明はネット辞書の4例文すべてにちゃんと当てはまるようです。
したがって質問者さんの例文の場合は、次のように適用できるかと思われます。

「○○すること」の意思・意識・認識がより明確であった場合、もしくはより明確だったと区別したい場合、「と」
単に習慣であったり不明確であったり、また自然な流れであったりしたならば「に」

しかし、これだけで区別すべきではないような気がします。稟議書であれば、この後の文には逆説が続きそうですね。むしろこの逆説文の内容に従うのではないでしょうか。
その逆説の度合いにより、たとえば今後の○○の明確化や厳密適用などであれば「に」、明確な○○を明確な理由をもって△△にしたいというような文であれば「と」というようなことになるのだと思います。
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ほかの方が書いていらっしゃるように、この文書(稟議書)の場合にどちらを使うかは、読んだときの印象の違いでしか判断できません。



文法的にはどちらでも正しいのですが、法律や条文、契約書では「と」を使っています。

「○○することとする」のように表記する「こととする」と決めたからです。

実際の口語では、「とする」は硬く聞こえますから、ほとんど「にする」ですね。

奥さんが「本日の夕食はカレーとしていましたが、急遽すきやきに変更することとしました」と言ったら何か緊張します。

「今日の晩ご飯、カレーにしてたんだけど、国産牛肉をいただいたから急にすきやきにすることにしたわ」って言ってもらった方が自然です。
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助詞の『と』も『に』も共に結果を表す格助詞です。

意味的には一見同じようですがニュアンスが違います。「と」の方は少し荘重な感じがします。いろいろと紆余曲折があってその結果、たどりついたと言う感じがします。あなたの出された例文で説明しますと、書類が係長、課長、部長と巡り巡って最終のところにきたという雰囲気が感じられますが、「に」には結果だけの表現にとどまり「と」のようなニュアンスを感じられません。
・無罪と決定した。
・これで終わりとする。
以上の2文の「と」も紆余曲折を経てきたと言う感じがしますが、いかがでしょうか。
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「○○すること『と』していました」は


以前、はっきりと取り決めがあって、共通理解されているように、
「○○すること『に』していました」は
暗黙の了解のもとであって、共通理解されてない可能性を含んでいるように、
思えるのですが、どうでしょう?
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簡単に言うなら、「と」を用いた方が堅い雰囲気になりますよね。



「と」の方が客観視している雰囲気が強いのだと思います。
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