この人頭いいなと思ったエピソード

「ひとつ」と「一つ」の使い分けを教えてください。
『長時間集中してひとつの作業を続けること』
この場合はどちらを使うべきですか?

質問者からの補足コメント

  • 日本語は難しいですね・・・

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/06/07 10:50

A 回答 (9件)

漢字の使い分けについて、一度書いておきたかったので、書きます。

次に引用するのは、「高島俊男 『漢字と日本人』(文春新書)」より この人は口の悪い言い方で有名な人ですから、反発を覚える人もあるかもしれません。しかし、漢語・漢文学の専門家です。

 【和語に漢字をあてるおろかさ】
 よくわたしにこういう質問の手紙をよこす人がある。-「とる」という語には、「取る」「採る」「捕る」
「執る」「摂る」「撮る」などがあるが、どうつかいわければよいか、教えてください。あるいは、「はかる」
には、「計る」「図る」「量る」「測る」などがあるが、どうつかいわけるのか教えてください。
 わたしはこういう手紙を受けとるたびに、強い不快感をおぼえる。こういう手紙をよこす人に嫌悪を感じる。こういう手紙をよこす人は、かならずおろかな人である。おそらく世のなかには、おなじ「とる」でも漢字によって意味がちがうのだから正しくつかいわけねばならない、などと言って、こういう無知な、おろかな人たちをおどかす人間がいるのだろう。そういう連中こそ、憎むべき、有害な人間である。こういう連中は、たとえばわたしのような知識のある者に対しては、そういうことを言わない。「滋養分をとる」はダメ、「摂る」と書きなさい、などとアホなことを言ってくるやつはいない。ほんとに自分の言っていることに自信があるのなら知識のある者に対してでも言えばよさそうなものだが、言わない。もっぱら自分より知識のない、智慧のあさい者をつかまえておどす。
 「とる」というのは日本語(和語)である。その意味は一つである。日本人が日本語で話をする際に「とる」と言う語は、書く際にもすべて「とる」と書けばよいのである。漢字でかきわけるなどは不要であり、ナンセンスである。「はかる」もおなじ。その他の語ももちろんおなじ。
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1・2・3→ワン・ツー・スリー


シングル・ダブル・マルチ→単数(ひとつ)・複数・多数(いろいろ)。
日本語では、単と複(ふたつ以上)だけ?、ペア・カップルに相当する大和言葉は?、また単に対応する「ひとつ」以外の大和言葉?。
孤独の状況表現に「一人ぼっち」と言われますが、一人と言う数が問題では無く複数では無い単独の意味のため、「一人ぼっち」では無く「ひとりぼっち」の方が文章表現としては適切とも・・・?。
※一つ、数が一つでは無く種類に関しても一種類のみ・
一つの選択の結果は当然それ一種類、ですが未来の選択枝としては沢山の種類の中から(敢えて意識する必要無しに)選択した結果のひとつ。
どちらを使うべき・・とまでは言いませんが、「ひとつ」のほうがすっきるする感じです、もちろん、わき目も振らず、他の考え事せず、
他に色目を使わず、・・・・という意味でつかわれる場合です。
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どっちゃでも可。

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>長時間集中してひとつの作業を続けること


長時間集中して一つの作業を続けること
通常は黙読すらしないのでは、黙読とはいえ「ひとつ」という音に変換してから認識する人はまずいないと思います、一人を即「ひとり」と」認識できます。
「ひとり」と「一人」、どちらが直感で「ひとり」と認識するのが速いかと言えば、そのまま認識可能な「ひとり」かな?。
一人の場合は、読みの認識は「いちにん」、でも意味・内容の認識時点で「ひとり」に置き換えます。
また、質問のケースは、数字が問題ではなく単に複数を否定のための「ひとつ」と思われますので敢えて数字にこだわるのは逆に不自然なのかも知れません。
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訂正です。

すみません。
(誤)唯一、オンリーの場合は「一つ」
(正)唯一、オンリーの場合は「ひとつ」
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唯一、オンリーの場合は「一つ」


数詞として、ものを数えるのが前提なら「一つ」
副詞として、「そこをひとつ宜しく」などは「ひとつ」

本来が、ひとつふたつみっつ、・・・和語の数詞に漢数字を割り振るのですから、多少のちぐはぐさはやむを得ません。
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厳密にこれという理由はありませんし、多くの日本人も答えられないでしょう。



例えば「リンゴ一つにミカン五つ」というような文で、「一つ」だけ「ひとつ」と平仮名で書くのはなんだか格好悪いでしょう。(かといって「リンゴひとつにミカンいつつ」も変。「いつつ」は平仮名で書かれることまずありません。後に説明しますが、「ひとつ」だけは扱いが特別なのです。)
「子供は一人一つ、大人は一人二つ」も「子供は一人ひとつ、大人は一人ふたつ」は少し見苦しい。「数」が重要な点だから、数の部分は数字で統一した方がわかり易い。

例えば「地球はひとつ」「私達がひとつになる」という風に、たったひとつしか無いものや、数を数えるような趣ではない場合に、平仮名の「ひとつ」は使い易い。「ひとつ」だけは、独立した単語のような扱い。
(似た用法に「ひとりぼっち」があります。「一人ぼっち」とはあまり書かないでしょう。「ひとり」自体も似た理由で平仮名で書かれることは多いです。)

「長時間集中してひとつの作業を続けること」・・・これはどちらでも特に不便や見苦しさは無さそうです。
この回答への補足あり
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「バーコード一つ」とかになるなら、「ひとつ」の方が読みやすいね(^_^;)

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「一」の字は『常用漢字表』にありますし、「ひと(つ)」の読み方も『常用漢字音訓表』にあります。


したがって、他人に読ませることを目的とした文書なら、「一つ」と書くのが日本語の標準です。

個人の日記や詩歌、小説などの類いならこの限りではありません。
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