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知的なしの自閉症スペクトラムの診断はありますが、どうもメガネからコンタクトに変えたら寝込んだ状態から元気に生活送れるようになりました。
MRIや脳波に問題はなく、知能検査で知覚統合や動作速度が悪いってのくらいですね。反射神経はまあ遅い。それにしてもメガネとコンタクトで感覚違いすぎます。
メガネだと見え方がやたら薄暗く小さい、世界が静止してる感じすら受けましたね。

自閉症も全て精神科などの役割ではないのでは?眼や耳に問題あるケース、さらには脳か眼かも分からない領域すらあるだろう。
まあ、コンタクトにして5日程度だから、まだなんとも言えないですがコンタクトにしてから心理的な波がない。

A 回答 (1件)

知的なしのASDです。

あなたの実感には大いに共感できます。

但し、私の場合は逆で、コンタクトや通常の視力矯正用レンズの眼鏡では世界が把握しにくい、とくに時間の流れを感じづらく、極端に言えば全部が静止しているかのような感覚がしばしば出ていました。

ある時、光過敏症が特に問題なのだと気が付いて、真っ黒のサングラスを買いました。それをかけたところ、まるで魔法みたいに精神状態も落ち着き、周囲を把握しやすくなり、時間の流れや物の変化を感じられるようになり、ショックを受けました。

後日、専門機関で更に詳しく検査して、重度の光過敏症であることが判明しました。専用のレンズを何種類か特注して、それらをとっかえひっかえしながら生活するようになり、体調や精神状態は劇的に改善されました。

私の目(または視神経)にフィットするレンズの作り方は少し複雑で、コンタクトレンズに応用できない技術があるのだと思いますが、現状コンタクトでは私の光過敏をうまくカバーできないようです。

光過敏や視覚過敏は個体差が色々あるので、あなたにとっての有効な道具と私にとっての有効な道具はそのように違っているのですが、光刺激≒視覚情報を適切に処理できない場合に精神的な不安定さが出やすくなったり「時の経過/物の変化をとらえる感覚」が鈍磨したりしてしまうという意味では、私もあなたもだいたい同じ脳神経(視神経)の部位に何らか特異性があるのでしょう。

私の場合は過去の暴力の後遺症など、他の出来事からの問題も延々抱えているので、サングラスや眼鏡だけですべてが改善できたわけではありません。また総合的には知的な問題は無く、IQは平均よりやや高めと診断されていますが、同時に軽度の過読症や計算障害も確認されており、計算障害や過読症は眼鏡を変えても殆ど何も変わらないようです。対人面も、合う・合わないがハッキリ出やすいです。

私は聴覚過敏も触覚過敏もあり、それらの問題も基本的にはフィジカルなアプローチでカバーすることを重視していますが、自分の五感過敏症は精神的なダメージを受けた直後に一気に悪化する法則も、何度も感じています。その場合はやはり精神面のケアを急ぐ必要があり、精神的なケアを何もしないまま、眼鏡だけをとっかえひっかえしてもあまり効果はありませんでした。

なのでフィジカルなアプローチが全てであるとは思っていませんが、自閉症関係の診断やケアが精神科・心療内科に一任されているのは片手落ちにもほどがあり、大きな誤解や間違いの元だとは常々思っています。

意識の高い医療関係者や、経験的にそれを分かっている当事者は、フィジカルな検査やケアを怠らないですが、偏狭な医者や一般世間の風説にふりまわされがちな当事者や関係者も非常に多いですから、とても歯がゆいです。

とはいえ、そういうことに気が付いて自分の経験や工夫をネットなどで発信する当事者も年々増えているみたいですし、良心的な学者や医者たちはメンタルとフィジカルの両面を同時に扱うスキルを段々身につけ、患者を適切に診ようと努力を重ねているようには思われます。

私も当事者の一人として、時々こういった場所に自分の経験や感覚について書いたり、医療関係者やこの問題に関心の高い方に出会った機会には、色々自分の思うことや経験談をお話ししながら、意見を交換したり多くの事例を知ったりすることはとても大事だと思っていますので、私の感覚について書き込みました。

厳密には、あなたの感じた感覚とはまた違うのかもわかりませんが、何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なかなか精神科は眼や耳などの感覚の話自体疑って聞いてるようで。。

お礼日時:2021/11/29 09:00

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