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<問題>
太ってどうも( )。
1. 走れそうではない 2. 走れそうにない

答えは2だということは分かりますが、その理由が説明できません。
詳しい方、文法的に解説していただけませんでしょうか。

A 回答 (6件)

これはどこにあった問題でしょう。

 
 そもそもの例文がかなり不自然なので、どちらを選んでも不自然な気がします。
 あえてどちらかを選ぶなら、「2. 」でしょうが、
「太ってどうも走れそうにない」という文が自然とは思えません。
 
 ちなみにこれは「自分」の話なのでしょうか。
 当方は、あえていうなら〈競馬場で競走馬を観察している文〉かな、と思いました。
 詳しくは下記をご参照ください。
【走れそうではない? 走れそうにない? goo 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12717720176.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 元々の例文が不自然。
 まず「どうも」の使う意味が不明。ナシか「とても」あたりだろう。「どうやら」ならまだマシだろうか。
「太って(とても){走れそうではない/走れそうにない}」 
 にしても、まだ不自然「太って」を「太っていて」「太ってしまい、」あたりにしないと異和感が強い。
「太ってしまい、とても{走れそうではない/走れそうにない}」
 これでもなんかヘン。
「太ってしまい、昔のようには{走れそうではない/走れそうにない}」あたりだと比べてみる気になる。
 この形だと、どちらもおかしくはないだろう。厳密に言えば、「走れそうではない」は少しヘン。
 昔のやり取りを思い出した。」

(略)

 同様だろう。
「走れないようだ」「走れそうにない」あたりが自然。ほかにも推量表現はいろいろある。「走れそうではない」は間違いではないだろうが、なんかヘン。理由を説明するのは難問。おそらく使える範囲が狭い、ってことでは。
「走れなそう」(「走れなさそう」も許容?)は好んで使うような形ではなさそう。

 先行コメントを見る。

(略)

「様態」の場合は、〈打ち消しは「…そうではない」「…そうじゃない」となる〉らしい。
「推量」の場合は、〈打ち消しは「そうにない」「そうもない」となる〉らしい。
 この分別は無理があるんじゃないかな。
 細かく見ていくとキリがないので2点だけ。
1)「まだ使えそうだ」の「打ち消し」はどうなるのか。
「まだ使えそうではない」ではなく「もう使えそうではない」だろう。これは「もう使えそうにない」にできないのだろうか。できるよね。「そうにない」のほうが守備範囲が広いから。
2)「不満がありそうな様子だ」の「打ち消し」はどうなるのか。
「不満がありそうではない様子だ」なのか。これは「不満がありそうにない様子だ」でも相当不自然。
「不満がなさそうな様子だ」だろう。「不満がなさそうだ」でも十分では。そうなると、原文の「そうな様子」が重言っぽく見えてくる。
 個人的には「満足そうな様子だ」「満足そうだ」のほうがずっと自然に感じる(意味は少し変わるが)。
 さて、この分別はどこまで信用できるんだろう。
 ちなみにコメントの中にある〈自分のことなのに〉は何かの勘違いだろう。そりゃ〈自分のこと〉に「様態」を使うのはおかしい。
 競馬場で競走馬を観察している文とでも考えるのが妥当では。

 No.4のかたが『日本国語大辞典』からひいている。これは正規版なので信用できる。
 ただ、いつものことだけど、この辞典は用例が古すぎてよくわからない。
 語釈の「期待に反して」は勇み足かもしれない。
「期待」にすると、「善い結果を期待したのに悪い結果になる」限定になる。こういう場合は「予想に反して」にするのが無難。予想の善し悪しにかかわらず、〈実在、実現の困難なことが強調される〉ならさほど問題がないだろう。
 このあたりの話に関して詳しくは下記をご参照ください。

(略)
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#4さんによると、



「そうにない」「そうもない」は、期待に反して実在、実現の困難なことが強調される。
との語釈があるようですが、個人的な感覚としてこれには少し異論がありますね。
「期待どおり、実現の困難なことが強調される。」ことは多いのではないかな。

・朝から曇り空で運動会の開催が危ぶまれたが、どうやら(期待通り)雨は降りそうにない。何とか開催できそうだ。

・朝から雨が降り続いていたが、どうやら(期待通り)これ以上は降りそうもない。明日の運動会は何とか開催可能だろう。

・社長の訓示が30分も続いているが、そろそろ疲れてきたのか、(期待通り)もうこれ以上は続きそうにない。やれやれだ。

・(期待通り)憧れの彼女は焼酎なんか飲みそうにない。

など。

「期待に反して実在、実現の困難なことが強調される。」のは、

・(残念ながら)憧れの彼女は素っ裸で泳ぎそうにない。

などの場合。
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「日本国語大辞典」語誌の記述


(8)〔一〕様態の助動詞で、動詞につく場合の打消表現には、「行かなそうだ」「行きそうでない」「行きそうにない」「行きそうもない」などがある。
 前の二例は、単なる否定的判断であるが、後の二例では、期待に反して実在、実現の困難なことが強調される。→そもない。「洒落本・美地の蛎殻」の「『八どん降りそうだによ。笘(とま)をもって行かねへか』『西だから降りそふもねへ』」、「浮雲〈二葉亭四迷〉一・五」の「迚(とて)も鎮火しさうも無かったのも」、「高瀬舟〈森鴎外〉」の「どうも喜助のやうな心持にはなられさうにない」など。
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この回答へのお礼

なかなか難しいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2021/12/23 23:38

「太って」の「て」は確認の助動詞で、それに対する判断が「そうにない」と言う推測の否定判断となっており、途中に「そうで」という推測の肯定判断が入ると捩じれた表現になります。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/12/23 23:38

難問ですね。


まずご参考までに明鏡国語辞典の語釈を。

❶ 様態 外見からそのような性質や状態であると認められる意を表す。
「元気━ね」
「不満がありそうな様子だ」
「まだ使え━」
「難しそうな本だ」
語法 打ち消しは「…そうではない」「…そうじゃない」となる。「彼は楽しそうではなかった」「何だかずいぶん立派そうじゃないか」
❷ その場の状況や経験をもとにした推測や判断を表す。
「この分だと明日は雨になり━」
「今ならまだ間に合い━」
「早く帰ったほうがよさ━」
語法 打ち消しは「そうにない」「そうもない」となる。「五分では行けそうに[も]ない」
https://sakura-paris.org/dict/%E6%98%8E%E9%8F%A1 …

1.太ってどうも走れそうではない。
この打消し語法は上記❶に該当するはずで、自分のことなのに《外見からそのような性質や状態であると認めている》ことになるため不自然。

2.太ってどうも走れそうにない。
こちらの場合は、「自分の」状況や経験をもとにした推測や判断を表わしているので自然。

といったようなことかと。
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この回答へのお礼

私も日本人なので何となく感覚的に理解できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2021/12/22 00:03

太っていてとても走れる状態ではない。

「そうだ」(様態の助動詞)
[助動][そうだろ|そうだっ・そうで・そうに|そうだ(そうな)|そうな|そうなら|○]

㋐動詞・助動詞などの連用形、形容詞・形容動詞などの語幹に付き、語幹が1音節の形容詞には「さそうだ」、また助動詞「たい」「ない」に付くときは「たそうだ」「なそうだ」の形をとる。様態の意を表す。…というようすだ。今にも…するようなようすだ。「雨が降りそうだ」「彼はいかにもじょうぶそうだ」「自信がなさそうだ」

質問の1.は「そうで」を使い、2.は「そうに」(どちらも連用形です。)従って違いはないと思います。(「は」があるかないかを問う問題ではないでしょう)
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この回答へのお礼

引用、ありがとうございました。

お礼日時:2021/12/22 00:01

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