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内部被爆の実効半減期に関する式
1/Teff=1/Tp+1/Tb
Teff:実行半減期
Tp:物理学的半減期
Teff:生物学的半減期
を導出せよ。

この問題の証明と回答を教えてください。

A 回答 (2件)

物理学的な放射性物質の崩壊数は、現存する放射性物質の量 N に「崩壊定数:λ」をかけたもの、つまり


 dN/dt = -λN   ①
と表わせる。

同様に、生物学的な体内の放射性物質の代謝による排出は、体内に存在する放射性物質の量 M に「排出定数:h」をかけたもの、つまり
 dM/dt = -hM   ②
と表わせる。

この相乗効果として、体内にある放射性物質の量 R の減少は、減衰定数を k として
 dP/dt = -kP  ③
として減少していく。

下記のサイトにもあるように、上記の微分方程式を解けば
①→ N = No * e^(-λ*t)  (No:t=0 のときの初期値)
②→ M = Mo * e^(-h*t)  (Mo:t=0 のときの初期値)
③→ P = Po * e^(-k*t)  (Po:t=0 のときの初期値)
となる。
ここで、③は①②の相乗効果(重ね合わせ)なので
 P = Po * e^(-λ*t) * e^(-h*t) = Po * e^[-(λ + h)*t]
と書けるので
 k = λ + h    ④
ということになる。

↓ 半減期
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%B8%9B …

各々の半減期とは、No → (1/2)No, Mo → (1/2)Mo, Po → (1/2)Po になる時間なので
・P の半減期:Teff
・N の半減期:Ta
・M の半減期:Tb
と書けば
 e^(-λ*Ta) = 1/2
→ -λ*Ta = log(1/2) = -log(2)
→ λ = log(2) /Ta   ⑤
という関係になる。(log は自然対数)
同様に
 h = log(2) /Tb    ⑥
 λ*h = log(2) /Teff  ⑦

⑤⑥⑦を④に代入すれば
 log(2) / Teff = log(2) /Ta + log(2) /Tb
→ 1/Teff = 1/Ta + 1/Tb
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2021/12/22 07:40

exp(-t/Teff)=exp(-t/Tp)exp(-t/Tb)

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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2021/12/22 07:40

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