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転覆病?弱っている?沈み続ける金魚の丹頂について

丹頂を飼育し3年目となります。
3週間前、時折ひっくり返るような様子が見られた為、転覆病初期かと考え、塩浴を1週間実施しました。改善したため、減塩し通常の水槽に戻したところ、数日後再び転覆しておりました。
現在2回目の塩浴実施中で10日目ですが、画像のように底に沈み、背鰭は畳まれ活気がありません。近づくと泳ぎ出します。エアレーション使用し、温度は平均23度です。エラは概ね規則的に動かしています。

・塩浴はこのまま継続すべきでしょうか?
 元の水槽は60×30の水槽で和金他3匹の金魚がいます。今までは他の金魚に負けず元気に泳いでいました。
・餌(沈下性)は少量与えても良いでしょうか?
・このまま一生介護金魚でしょうか?
・また、他対処法等ありますでしょうか?

お詳しい方、よろしくお願いします。

「転覆病?弱っている?沈み続ける金魚の丹頂」の質問画像

A 回答 (1件)

転覆病は経験があります。


現在は水槽底に沈んだままですが、転覆病にも色んなケースが
あります。急に水槽から飛び出そうとしたり、腹を上にして水
面に浮かんだままになったり、水槽底に横たわったりします。
原因は現在の所では分かっていませんが、主に消化不良や水質
悪化が原因とも言われています。また転覆病に有効な薬剤は今
の所では開発されてませんので、本当に治療が難しいとされて
います。急に死ぬ事はありませんが、地道な介護が必要です。

金魚には空気袋はありますが、胃袋はありません。そのため餌
を大量に与えると決まって消化不良を起こします。口から肛門
まで1本の管で繋がれていて、その管の途中で餌が止まり消化
が行われます。胃袋が無いため満腹感は金魚にはありません。
だから寄って来たら餌が欲しいんだと勝手に思い込んで、時間
に関係なしに餌を与えてしまいます。すると金魚は迷わず餌を
食べてしまいます。これが消化不良の原因になる訳です。

もう一つ、画像を見ると底砂利が入っていません。底砂利の役
目は水を浄化させる働きがあります。底砂利にはバクテリアが
大量に潜んでいて、このバクテリアが糞を分解して水を浄化さ
せています。底砂利が無いとバクテリアは全く生息が出来ない
ので、転覆病になったのは底砂利がないためバクテリアが1匹
も居ない事が原因です。

治療としては塩浴が効果的です。水槽の水の量に対して0.5
%の塩を溶かして入れます。0.5%より濃い過ぎると金魚が
死んでしまう事もありますし、薄過ぎると効果が半減します。
現在は23度のようですが、これでは低すぎます。基本は28
度にすべきです。28度に上昇させるにはサーモ付きヒーター
を入れます。急に28度に上昇させるのは危険ですから、1日
に2度を限度にして2~3日で28度にします。

塩浴で10日では完治はしません。経験から申しますと当家で
は3か月でも完治はしませんでした。
サーモ付きヒーターを使用すると徐々に水は減って行きます。
すると塩分は濃くなるので、定期的に水量を一定にして足りな
ければ水を足すようにします。

質問に答えます。
塩浴は継続して下さい。塩分濃度0.5%は守りましょう。

他に金魚が居る場合は同じ水槽で治療をして下さい。

餌は与えても構いません。沈下性でも浮遊性でもどちらでも構
いません。ただ底砂利が無いので与え過ぎは水質を悪化させる
だけですから、今回を機に底砂利を入れましょう。水槽の底か
ら3センチもあれば十分です。

一生介護かどうかは分かりません。ただ現在の環境で飼育をさ
れると、一生介護になる可能性は高いです。

他の対処方法は上記に書いた通りです。照明がある場合は消し
て下さい。エアーは継続して下さい。濾過器も必要です。
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