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Sometimes high school students can earn college credits before they even get to college by taking advanced courses and such.
上記は、NHKビジネス英語のcreditの説明の一部です。

ここで"even"について、「大学に入学しさえする前に~」と訳せますが、意味をなさず、釈然としておりません。
ここでの"even"の意味をご教示願います。

A 回答 (23件中1~10件)

参考になりそうな書籍を見つけましたので、ご紹介します。



オックスフォード実例現代英語用法辞典 <第4版> 917頁

Even
―中略―
(2) 位置
Even は動詞と一緒になって、文中の位置を占めることがもっとも多い。
(投稿者注:同書では別の頁で、副詞の位置について、文頭、文中、文尾の3種類があることが述べられています)
She has broken all her toys. She has even broken her bike. (*Even she has broken…とはならない)
(投稿者注:同書凡例によると、* は英語として認められない表現を表しています)
―中略―
また、強調したいと思っている語や表現の直前に来ることができる。


提示文の場合、発話者が before を特に強調したかったのであれば “even” をその直前に置くこともできたのでしょうが、頻度的に一番多い「動詞と一緒になって、文中の位置を占める」位置に置いたのではないでしょうか。


> 今回5knt9ehさんがご提示の例文では、仰るとおりなのですが、副詞"not"となると話は違ってきます。

私も、No.22 で申し上げたことが全ての副詞について当てはまるとまでは思っておりません。あくまで、提示文の場合限定です。前掲書407頁も、副詞の位置について、「すべての副詞類に常に当てはまる信頼できる規則を提示することは不可能である」と言っています。
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この回答へのお礼

書籍の紹介有難うございます。

5knt9ehさんとのやりとりで勉強させて頂きました。

今後とも貴重な情報よろしくお願い致します。

お礼日時:2022/03/19 23:03

No.14 のお礼コメント欄に纏められたご意見を拝見しました。

非常に緻密に分析されていることに感心しましたが、正直申し上げて、話者や書き手が言葉を発するときにここまで深く考えながらやっているだろうかとの疑問は感じました。

副詞の位置についてですが、私は、"even" を自由に移動させて解釈を考えるということではなく、そもそも、"even" が "get to college" の直前に置かれている場合("even" が "get to college" に掛かると考えられる場合)であっても、"even" が "before" の直前に置かれている場合("even" が "before" に掛かると考えられる場合)であっても、結果的に言っている内容は同じになるのではないかという気がしています(完全に同じとまではいかず、微妙なニュアンスの違いはあるかも知れませんが、メインである “強調” という意味・機能は同じというくらいの意味です)。"even" を移動させて、その位置によって意味が異なって来るのではなく、もともとどちらにあっても同じことを表すのではないのだろうかということです。以下、詳述します。

少し話が逸れるように思えるかも知れませんが、否定文との比較で考えてみたいと思います。日本語では否定文を作る際には述語動詞を否定しますが、英語にはそれ以外の部分を否定する表現があります。

(1) She doesn't have any brothers.
(2) She has no brothers.

これらの文を直訳すると(敢えてコテコテの直訳にします)

(3) 彼女は、兄弟を持っていません。
(4) 彼女は、存在しない兄弟を持っています。

(4) は日本語として非文ですが、和訳元の (2) は英語として適格です。日本語には述語動詞を否定する以外の否定表現がないため、非文になることを避けたいならば (2) のような文でも (3) のように訳すしかありません(釈迦に説法でスミマセンが、説明の順序の都合ということでご寛容を)。英語は、否定を表す語句をどこに置くかについて日本語より格段に自由な言語であると言えると思います。

提示文における "even" は、「大学入学前に単位が取れる」ということを “強調” する働きをしています。英語における否定文の場合に、否定を表す語句を述語動詞のところに置こうが目的語のところに置こうが、―否定を表す語句が述語動詞に掛かっていようが目的語に掛かっていようが―、文全体を “否定” するというメインの意味・機能は変わらないように(後記※参照)、提示文における "even" も、それが "get to college" の直前に置かれていようが("even" が "get to college" に掛かっていようが)、"before" の直前に置かれていようが("even" が "before" に掛かっていようが)、「大学入学前に単位が取れる」という内容の時を表す副詞節全体を “強調” するというメインの意味・機能は変わらないのではないのでしょうか。

"even" が "get to college" の直前に置かれている表現に違和感があるのは、日本人の日本語における言語感覚のなせる業であって(後記※※参照)、もしかすると、英語ネイティブは、提示文については、"even" が "get to college" の直前に置かれていようが "before" の直前に置かれていようが同じように「大学入学前に単位が取れる」という副詞節全体を “強調” している同じ内容の文と感じる言語感覚を持っているということは考えられないでしょうか。←「英語ネイティブはこういう言語感覚を持っているのだ」と言っているのではありません(私にネイティブの言語感覚が分かる筈もありません)。「こういう可能性は考えられませんかね?」とお尋ねしているくらいの趣旨です。

※ (1) よりも (2) の方が否定の意味が強いといったようなニュアンスの違いはありますが、“否定” というメインの意味・機能は変わらないのではないかという趣旨です。

※※ 日本語の場合には、「大学に入学するまえでさえ」という表現の方が「大学に入学しさえする前に」という表現よりもこなれた自然な表現と感じられるために後者の表現に違和感があって、そのために後者に相当する英語表現である "even get to college" に違和感を持つ言語感覚が日本人にはあるといったようなことは考えられないでしょうか? "even get to college" に感じる違和感は、実は、その訳語に対する違和感から派生した日本人独自のものなのではないのだろうかと推測(妄想?)しています。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

まず最後のコメントに対してですが、
>日本語の場合には、「大学に入学するまえでさえ」という表現の方が「大学に入学しさえする前に」~中略~実は、その訳語に対する違和感から派生した日本人独自のものなのではないのだろうかと推測(妄想?)しています。
英語の勉強を始めて以来これまで、本当にこのような事例が多くあることは仰るとおりだと思います。

次に、
>提示文における "even" は、「大学入学前に単位が取れる」ということを “強調” する働きをしています。~中略~「大学入学前に単位が取れる」という内容の時を表す副詞節全体を “強調” するというメインの意味・機能は変わらないのではないのでしょうか。

仰るように、英語は、否定を表す語句をどこに置くかについて日本語より格段に自由な言語だと思います。
今回5knt9ehさんがご提示の例文では、仰るとおりなのですが、副詞"not"となると話は違ってきます。

"not"の場合、"not"以降を否定するため、意味が全く異なる場合があります。(これこそ釈迦に説法で、書きながら気が引けてます…。)有名な例では、"not always"と"always not"で、それぞれ、「いつもとは~限らない。」「いつも~ない。」となりますよね。同様に、"even"も節を飛び越えると、これまで、影響範囲が節内に留まっていたものが、影響範囲外のbeforeを初めて手中に収めてしまう(?)影響範囲に入ってしまうようなイメージ(固定観念?)があり、一線を超え全く異なった用法のような感覚があり、これまで食い下がっていた原因です。

そして、私の提示した質問の提示文においては、意味的に、ほぼ同じということは理解しています。
ただ、私的にはNo.14でお示しした認識であり、若干、話者の最低条件の視点でニュアンスが違うのではないかと思っていますが、ネイティブが意図的に或いは感覚的に使い分けているかは、全くわかりません。

いつも、ネイティブの感覚が知りたくて、脳を少し移植したくなります(笑)。

平素より、いつも物分りの悪い私に丁寧にご説明くださり、どれだけだ助けられているか。私にとって5knt9ehさんは大げさですが神の一人ですね。

これからも、温かい手を差し伸べてくださいね。

お礼日時:2022/03/19 17:50

副詞の位置の話で気になることがあります。



文(文節)内にある副詞で自由度があるのはその文の動詞(文型でいうV)を修飾しているときの話のように思えます。形容詞や副詞、あるいは名詞句を修飾するのであれば普通はその直前に置きます。なので自由に移動させて解釈を考えるというのは場合によっては誤訳につながるのかなとおもいます。

ちょっと根拠を示して書こうと思っていましたが、今までできずにいましたのでとりあえず書き留めておきます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

仰るとおり、私も自由度があるのは、主に動詞を修飾する場合だと思います。
情報有難うございます。

お礼日時:2022/03/18 13:34

横レス続きで失礼します。

質問されましたので、少々スレをお借りします。


Chicago243 さんが No.18 で仰っていることは大変よく分かります。「高校生は大学に入る前にさえ大学の単位を取ることが出来ることもある」という意味内容を英文にするときには、提示文のような文にするよりは even を before の前に持ってくる方が良いだろうとは思います。その点では、私が考えていることは恐らく Chicago243 が No.12 で仰っていることとほとんど同じようなことだろうと思っています(これまでの私の回答では、そうは見えなかったかも知れませんが)。

私は、No.14 にも書きましたが、提示文は凡そ「普通は大学に入学してからでないと大学の単位は取れないけれど、アドヴァンス・コース等を取れば入学前に単位が取れることもある」といったような趣旨を表している筈だと思っています。No.17 さんに教えていただきましたが、大学と高校との間の協定によって高校在学中に大学の単位を取ることも可能なようですから、提示文はこの制度について言及したものだと思います。であれば、提示文がそのような意味を表すと解するためにはどういう分析をすればよいかと考えた結果が No.13 や No.14 です。

私は決して、「No.13 や No.14 の分析が正しい」とか「こう考えるべきだ」と言っているのではありません。質問者さんが感じられたように、提示文では確かに even の位置や用法に疑義が沸きますが、提示文が正しい英語だとすれば、この文をどのように解釈・分析すれば意味が通るだろうかと考え、No.13 や No.14 の解釈にも Chicago243 さんがご指摘の疑問点は残りますが、少なくとも私には No.13 や No.14 のような考え方がまだしも一番疑義が少なくて済む考え方のように思えましたので、それを「こういう解釈はできませんかね?」と一つの試案として提起したものです。


長々とお邪魔して、質問者さんには失礼しました。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

5knt9ehさんのご回答はいつも広範囲で深いもので本当に勉强になります。
縦横無尽(横からもという意味です)にご回答いただけると有り難いです。

今後とも、お助け下さい。

お礼日時:2022/03/18 13:19

面白い。


コトは、現実を説明する原英文の表現がおかしい、という流れになってきたようで。英文を書いた人が非ネイティブなのか、実態を知らないのか。
そうすると、ご質問が成り立たない? 
(間違い文の間違いを探せ、みたいな)
もうやめます。NHKに訊くのがベスト。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

No.14のお礼コメントで現時点での私の認識を纏めました。
現時点の私の認識では、ネイティブでは普通の文章なのかもしれません。
日本人の私には、全く発想できない作り出せない文章ですが…。

お礼日時:2022/03/18 13:13

5knt9ehさんの説明はわかりやすいのですが、逆に5knt9ehさんに質問するとすれば



高校生は大学に入る前にさえ大学の単位を取ることが出来ることもある。という意味を浮かべたとき提示文のような書き方をするでしょうか?またはそういう日本語の英訳を出題したとき、提示文のような書き方をした解答に丸をつけるでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

No.14のお礼コメントで現時点での私の認識を纏めましたので、ご意見いただければ有り難いです。
世界の言語の中でも日本語と英語程かけ離れた言語はないのではないかと思うくらい表現法が違い、簡単な解釈で済めばよいのですが、本当に苦労するものが多いです。

お礼日時:2022/03/18 13:11

そうですね。

ある大学に進学することが決まっていて、高校在学中にその大学の授業を履修します。それは高校の履修記録になり、それと同時に、その大学に入った後に、高校での履修をその大学の単位として認定される場合はあります。
それらは、その制度を運営する大学と高校との間の協定ですね。主人公は大学です。

ご質問の英語原文が良くないだけです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

日本も、もっと大学高校間の交流を盛んにして、このような制度が普及したらいいですね。

お礼日時:2022/03/18 13:01

横レスで失礼します。




> 高校に在籍中に大学の単位を取るなどあり得ません。

アメリカの学校制度については全く何も知らないのですが、下記には「大学のクレジット(単位)として認定され、卒業単位に組み込めること」とありますが、違うのでしょうか。他のサイトにも同趣旨の記述が見られるところがあります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89 …


https://www.efacademy.org/ja-jp/us-high-school/
アメリカの大学の単位を取得したり、大学への出願で有利になるようなコースを選択できます。

http://colospgs.ryudesigns.com/2016/11/free-coll …
アメリカの高校で大学の単位をAPクラスでとると安上がりです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

貴重な資料をご提示頂き勉强になります。
私も、高校か大学時代に留学していれば、これほど苦労してなかったかも。
皆様のお陰でなんとか頑張っています。

お礼日時:2022/03/18 12:59

No.2/No.7/No.8 です。



やはり、制度上どうなっているかを知っていれば簡単なことで、内容の翻訳ができます。文章の構成が良くない面があり、混乱を招いている印象です。
制度を知らないと何を意味するかわからない、だけです。制度を知っていれば、その時初めて、文章表現のどこがおかしいかを論じられます。

高校に在籍中に大学の単位を取るなどあり得ません。例えば、高校を2年で終えて大学に入るのです。そこで、履修登録をして履修すれば、大学の単位が得られます。高校は2年で終えます。

>日本の入学制度は、固定的なので、このような制度が広がればいいですね。
日本でも制度上問題無くできるのですが、大学側の体制が必要なのと、周囲の人々の扱いが拡がらない理由のようです、現実には、日本でも、たとえば、C大学ではやっています。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

日本の固定的な4月入学3月卒業を廃止し、いつでも入学でき、必要単位を取得すれば卒業できると、これまでの日本の同期や学年の上下関係が流動的になり、かなり自由になるような気がします。

お礼日時:2022/03/18 12:56

No.13 です。




> あくまでも、節内の話ではないでしょうか。

接続詞も含めた全体が一つの節ですから、節の頭(接続詞の前)に副詞を置くのも「節内」だと思いますが・・・。文頭に副詞が来るような文でも、その副詞は「文中」にある筈ですよね?

even if/though~の構文でevenを文中に置いているような例があるのかないのかは存じません。見たことがないということとそれが存在しないということは別論だと思います。


> evenを入れる理由がなく、入れている効果は何でしょうか。

説明の便宜のために「大学に行く前に」とは書きましたが(書き方はマズかったかも知れませんが)、“even” は当然、「大学に行く前」であるということを強調しています。

元の質問文に「「大学に入学しさえする前に~」と訳せますが、意味をなさず、釈然としておりません」とお書きですが、「大学に入学しさえする前に~」が意味をなさないとお考えなのが、私には理解できません。ちゃんと意味が通ると思うのですが・・・(表現として綺麗かどうか自然かどうかは別論として)。

提示文が意味するところは凡そ、「普通は大学に入学してからでないと大学の単位は取れないけれど、アドヴァンス・コース等を取れば入学前に単位が取れることもある」といったような趣旨を表しているということについては共通認識が得られますでしょうか。以下、共通認識が得られるものとして話を進めます。

「入学さえする前に」と「入学さえしない前に」は、表現は肯定と否定で逆になっていますが、表している内容は同じだとは思われませんか?

「○○する前」ということは、まだ○○はしていないわけです。例えば、「本を読む前」は、まだ本は読んでいません。この状態を表現する場合に、「読む」という肯定表現を取ると「本さえ読む前に」となり、「まだ本は読んでいない」という事実に注目して表現をすれば「本を読みさえしない前に」となります。表現は肯定と否定で逆になっていますが、表している内容は同じです。後者は「本を読みさえしないうちに」の方が表現としては自然かも知れませんが、成立しない文ではないと思います。

提示文でも同じことです。「入学さえする前に単位が取れる」、「入学さえしない前に(しないうちに)単位が取れる」。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

英語に未熟な私にも丁寧に分かりやすくご説明いただき、ここまで、根気強くお付き合いいただいたことと併せて、まず、感謝の意をお伝えさせて下さい。

私の現時点での認識を纏めましたので、ご意見いただければ幸甚です。

まず、"even"の「でさえ」の意味ですが、 「後ろに言う事が、その前に言う事だけの条件で満たされる意を表す。」とあり、evenの修飾する語句が、主節を満たす最低条件であることが分かります。

次に、このevenの配置により、
①"even"が"get to colledge"に掛かる場合、和訳は、「入学しさえする前に」となり、一般的に大学の単位を取得するには、あらゆる行為の中の「入学する」という行為が最低条件だと言っています。
②"even"が"before"を修飾に掛かる「even before~」の場合、和訳は、「入学する前でさえ」となり、一般的に大学で単位を取得するには、入学の前後関係のあくまで入学時点以降が必要で、その中でも時間軸上の「入学時点」が最低条件だと言っています。

つまり、話者の「大学の単位取得の最低条件の視点」が、次の通り①「入学」という「行為」か②「入学時点より前」という「時間」なのかの違いだと思われます。
①入学を含め無限に行為がある中で、最低限、「入学」が必要→その最低限必要な条件である「入学し」さえする前
②入学の前、その時点、後と、時間軸上、入学時点を含め3つの時間がある中で、最低限、「入学時点」が必要→その最低限必要な条件である「入学時点」より前でさえ

今回の提示文の文意は、ほぼ同じですが、話者の大学の単位取得の最低条件の認識は異なるのではないかと思っています。

>提示文でも同じことです。「入学さえする前に単位が取れる」、「入学さえしない前に(しないうちに)単位が取れる」。
お示しの、「入学さえしないうちに」も同様に、次の通り話者の最低条件の認識に違いがあると思います。
「入学さえしないうちに」→①に該当、「行為」を最低条件にしている
「入学しないうちでさえ」→②に該当、「時間」を最低条件としている

頂いたご回答から深く考えることができ、仰るとおり「大学に入学しさえする前に~」は、意味をなし、これまで?だったことが信じられないです。
5knt9ehさん、そして他の回答者様のお陰です。

お礼日時:2022/03/18 12:45

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