電子書籍の厳選無料作品が豊富!

この前、堤オーナーが逮捕されましたが株の名義をかえたとニュースで聞いたような?どういうことなのかよくわかりません、簡単にわかりやすくおしえて下さい。
世間知らずの質問ですいませんが宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

西武鉄道という会社は、東京証券取引所一部に上場されていました。

ここに上場されると、一般の投資家が株や社債を購入する事が可能になり、西武鉄道にとって見ると、銀行からお金を借りるよりも、通常ですが、低い金利で資金を調達できるメリットがありました。また、株式が上場されると、株券に対して株価が付きますから、大株主(この場合コクド)にとっては、莫大な資産を持つ事になり、資金繰りが悪く、資金がすぐに欲しい場合、株を市場で売却しても良いですし、株を担保に、金融機関から資金の金融を受けることも可能です。上場されると、資金調達という点で、このようなメリットがあります。しかし、どのような企業でも上場できる訳ではなく、ある程度の基準があります。西武鉄道が、抵触した上場基準は、株主数です。東証は、一定人数の株主を作りなさいと基準で定めています。通常、この基準に抵触すると、証券会社などに相談して、優良な個人株主に買ってもらったり、今まで、1000株からしか買えなかったのを、100株から買えるようにしたり、正直なやり方で、株主数を増やそうと企業は努力します。しかし、堤氏は、正直なやり方を取らずに、自分の企業グループで保有する株式の名義を、従業員やOBなどの名前を使って、にせの株主を組織的に作り上げていったわけです。また、市場では、透明性といって、フェアーなやりかたが常に求められます。西武鉄道グループは、むかしから、この透明性に問題があると言われた代名詞のような企業でした。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!