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あの世とは我々が消滅する前に見る一瞬の風景である。
従ってあの世は存在するといえば存在する。
しかしそれは刹那である。
一瞬の出来事なのである。
我々は死ぬときあの世の風景に出会い、そして永遠に消滅するのである。



----------------------------------- あの世の風景 ----------------------------------

そこは無限の広がりをもつ空間であった。
ただただ灰色の世界が果てしなく無限に続いていることが分かった。
そこには風もなく、音もなく、途方もなく静かな世界であった。
味も匂いもしない世界であった。
目も耳も鼻も口も全てが無用の世界であった。
もちろん空気もないが呼吸する必要さえない世界であった。
そこは物影1つなく如何なるものも存在し得ない完全無の世界であることが直ぐに分かった。
そこには自分の姿さえなかった。
そこには時間は存在せず、如何なる変化も、如何なる動きもない完全に静止した世界であった。
そこは途方もなく安定した世界であることが分かった。
そこは如何なる変化も、如何なる動きも受け付けない途方もなく安定した世界であった。
その中ではあらゆる物が意味を持たないことが分かった。
それが空間なのか平面なのか点なのか考えることさえ無意味であると気付いた。
そこは完全なる無の世界であった。
そこにおいては生前の行いなどありとあらゆるものが全て無意味であることが分かった。
これこそ正真正銘のあの世であることが分かった。
それと同時に途方もない安堵感と幸福感に包まれた。
極楽浄土に着いたのである。
暫くすると眠くなってきた。
もー何も考える必要はないのである。
そして眠入った。
もー永遠に目覚めることはあるまい。


人はみなこのよーにしてあの世の風景を見ながら消えてゆくのではありませんか?

A 回答 (11件中11~11件)

経典とか、ただただ形に拘る???・・エ



生涯を賭して示した
先人の聖人の哲人の言々区々を、ただ形とは、何たる傲慢の輩か

質問者:hitonomichi2022さんを
    無知無学の傲慢な輩と断定いたします
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