

ハチのムサシは死んだのさ
私が幼い頃、「ハチのムサシは死んだのさ」という歌が流行りました。
当時は全く意味がわからず、後年になって「あれはどういう意味だったんだろう、単に蜂が死んだという意味ではないだろう」と疑問に思うようになりました。
時代背景から考えて、「巨大なものと力なき小さいものの対立。そして小さいものは潰されたという暗喩なのだろうか?」などとも想像します。例えば安保闘争、学生運動など。
この歌が流行った頃のことを覚えていらっしゃる方はおられませんか?
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
ハチのムサシという1人の青年が
国を変えようと国家という太陽に挑戦して
焼かれて死んで落ちたという意味。
ドンキホーテと同じでしょ。
ワタシは1959年のキューバ革命や
1969年の全共闘事件などが
影響しているのかな、と思いました。
キューバ革命は
カストロ等が、たった80名で殴り込みを
かけ、すったもんだの末に、とうとう
革命を成功させた、という事件です。
結局、日本では革命を起こせなかった。
世の中を変えたい、変えられると信じて権力に立ち向かった若者たちも、結局何もできなかった。そういう無常観が時代の気分にマッチしたのかもしれませんね。

No.7
- 回答日時:
意味は分かりませんが、イカロスと何が違うのだろう。
巨大なものに立ち向かったのには、うぬぼれもあったと思いますが。
なるほど、そういう見方もありますね。その発想はなかった。
イカロスか。かすかな記憶しかありませんが、あれはたしか、イカロスが迷宮を脱出するためにお父さんに翼を作ってもらった。
そのまま大人しく脱出していればなんの問題もなかったのに、調子に乗ったイカロスは天高く舞い上がりすぎ、太陽の熱で翼の蝋が溶け、墜落してしまったんですっけ。
これまでの皆さんの回答からして、ハチのムサシが全共闘世代の歌だと仮定すると、「最初は日本をどうにかしなければとやむにやまれず立ち上がった学生が次第に過激化し、最後に国家権力に叩き潰されてしまった」という流れはイカロスに似ているように思います。
何が違うかと言われると、イカロスは太陽に戦いを挑んでない点です。
そして、全共闘は別にうぬぼれていたわけではなく、国家を動かすために組織を肥大化させていくうちに一部が先鋭化し、過激化していったのではないでしょうか。
No.5
- 回答日時:
この歌は平田隆夫とセルスターズにとって2枚目のシングルである。日活スターで動物詩人でもあった内田良平が発表した詩集『おれは石川五右衛門が好きなんだ』の中の「ハチのミヤモトムサシは死んだんだ」というタイトルの詩に、セルスターズのバンドリーダである平田隆夫が曲をつけた。
詞は太陽に挑んで負けて死んでしまったハチの物語である。メンバーの菊谷英二がBS日テレ「歌え!昭和のベストテン」2017年2月18日の放送で語ったところによるとこの曲はこの当時の学生運動を示唆した楽曲で、ハチのムサシという1人の青年が国を変えようと国家という太陽に挑戦して焼かれて死んで落ちたという内容だという。また当時はテレビでこうした思想を言わず童謡のように押し通したとも述べている。
No.2
- 回答日時:
ホーネット(日本名:)スズメバチは死なないのです。
何度でも刺せます。
ハチの一刺しって言葉もはやりましたね。
当時はまだ特攻隊の生きさじはらしという方も
全共闘も元気でしたので、
ぐちゃぐちゃでしたね。
あー。まだ戦争体験者が健在だった時代なんですね。
「俺は特攻帰りだ」なんて威張るおじいさんもいましたね。
飲み屋で軍歌歌ったり。
そういう人たちもいれば、アプレゲールと呼ばれた人たちが社会の主流となり、そこに全共闘世代が出てくる。
私はまだその頃幼くて、また田舎で育ったため、そうした社会のザワザワ感は全く感じず育ったのですが、そうした時代感覚がわからないと、この歌の感じはわからないのかもしれませんね。
でも、理解はできます。
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皆さん、貴重な意見をありがとうございました。
僅かな年齢の差でも、「時代感覚」というのはわからないものだなあと感心しました。