人生のプチ美学を教えてください!!

確か古文の時間に出てきた物語だったと思うのですがとても心に残っているものの題名がわからず二十年近くもそのままになっています。わかる方教えて下さい。内容は昔の中国(だったと思うのですが)である人が馬から落ちたのですが(災い)その怪我のせいで戦争に行かずにすみ(福)、でもそのせいでまた災いがふりかかり・・・結局何が災いで何が福になるのかはわからないという内容です。できれば全文を読み返したいと思っています。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

出典) 【淮南子・人間訓】より


近塞上之人、有善術者。馬無故亡而入胡。人皆弔之。其父曰、此何遽不為福乎。居數月、其馬將胡駿馬而帰。人皆賀之。其父曰、此何遽不為禍乎。家富良馬。其子好騎、墜而折其髀。人皆弔之。其父曰、此何遽不為福乎。居一年、胡人大入塞。丁壮者引弦而戦。近塞之人、死者十九。此獨以跛之故、父子相保。故福之為禍、禍之為福、化不可極、深不可測也。

(書き下し)
塞上に近きの人、術を善(よ)くする者あり。馬故(ゆえ)無くして亡(に)げて胡に入(い)る。人皆之(これ)を弔(ちょう)す。其の父曰く、此れ何遽(なんぞ)福(さいわ)いと為(な)らざらんやと。居(お)ること數月、其の馬、胡の駿馬を將(ひき)いて帰る。人皆之(これ)を賀す。其の父曰く、此れ何遽(なんぞ)禍(わざわ)いと為(な)らざらんやと。家良馬に富む。其の子騎を好み、堕ちて其の髀(ひ)を折る。人皆之(これ)を弔す。其の父曰く、此れ何遽(なんぞ)福(さいわ)いと為(な)らざらんやと。居(お)ること一年、胡人大いに塞に入る。丁壮(ていそう)なる者は弦を引きて戦う。塞に近きの人、死する者十に九。此れ獨(ひと)り跛(は)の故(ゆえ)を以て、父子相保つ。故に福(さいわ)いの禍(わざわ)いと為(な)り、禍(わざわ)いの福(さいわ)いと為(な)る、化極むべからず、深きこと測るべからざるなり。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2005/04/01 14:04

日本でも良く使われる「人間万事塞翁が馬」(淮南子)ですね。



参考URL:http://www.mizz.jp/word/word_8.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。物語の一部しか覚えていなかったんですね。おかげさまでとてもすっきりしました

お礼日時:2005/04/01 14:01

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