いわゆる薄型ディスプレイの仕組みに興味があり、以前も何回かココでご質問して勉強させて頂いているのですが、その中で新たな疑問が出てきました。

ディスプレイの仕組みを、
(1)「どのように発光させるか」と、
(2)「どのように画素をON/OFFにするか」
に分けた場合、
(1)として液晶、プラズマ、有機ELなどがあり、
(2)としてパッシブマトリクス駆動、アクティブマトリクス(TFT)駆動などがある、といえると思います(合ってます?よね)。

で、(1)と(2)は全く別物なのでどのように組み合わせても構わないと思います。つまり、「パッシブ」の「液晶」もあれば、「アクティブ」の「液晶」もあるし、有機ELに関しても同様です。
ところが、PDPについてだけは、パッシブ駆動しかないようです。これは何故でしょうか?

素人なりに考えた理由は、
(1)PDPは画素を小さく出来ないので大画面向きだが、TFT回路は大画面化するのが難しいのでPDPにTFTは組み合わせられない。
(2)パッシブ駆動は低コストの反面、画素単体を高輝度にしなければならない、応答速度を高めにくい、等のデメリットがあるが、PDPではどちらのデメリットも克服可能なのでTFT駆動にするメリットがない。

といったところでしょうか?
(1)は技術的にムリだから、という消極的理由、(2)は必要性がないから、という積極的理由ですね。
これらのどちらが正しいのか、あるいは全く別の理由なのか、アドバイス頂けると嬉しいです。

A 回答 (2件)

答えは「必要性が無いから」です。



液晶(LCD)、有機EL、PDP(プラズマ)共、
マトリックス駆動と言う点では同じです。

しかし、LCDは周辺の画素への干渉防止、応答性改善の両目的で、
ELも周辺画素への干渉防止のために、アクティブにしないと高解像度が得られません。

PDPはパッシブでも充分な解像度が取れるのでアクティブにする必要がありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

あ、どうもです。(^^ゞ
PDPのシングルスキャンについての質問では大変お世話になりました。

あのとき追加質問しようかとも思ったのですが、当初の質問の趣旨から外れるので今回別質問を立てさせて頂きました。あの時点で既に追加質問を何度もしていたので気が引けたというのもありますが。。。(^^;

>PDPはパッシブでも充分な解像度が取れるのでアクティブにする必要がありません。

なるほどなるほど。
ここで仰っている「干渉防止」とは、電圧の干渉ということですよね?
ELでは干渉が問題になるのに、PDPでは問題にならないのは、ELよりもPDPの方が発光の閾値電圧が高いから(←実際どうかは知らないけど)なんでしょうかね??

そういえば、ソニーとシャープが共同開発していたプラズマアドレス液晶(PALC)は、アクティブ素子としてTFTの代わりにプラズマ放電を用いるんですよね?
確かに、プラズマ素子で干渉が起きまくりだったら到底アクティブ素子に使えないですもんね。そこから考えても、PDPでは画素間の干渉が起きないというのは納得できるような気がします。

PALCって、面白い技術だったのに、開発中止になったのは残念ですね。あと5年早く実用レベルに達していれば今のソニーの凋落は無かったかも知れませんね。
FEDも早々に諦めちゃったし、最近のソニーの迷走は本当に残念です(おっと、本題から外れました)。

再び的確な回答を頂き、どうも有難うございました。m(__)m

お礼日時:2005/04/03 21:18

液晶ディスプレイは、表示を行うために画素ごとに液晶の配列の向きを変化させる必要があります。


そのために縦方向と横方向に電極を配列し、その交点を画素とするマトリックス構造を組み、そこに流す電流をコントロールして各画素の液晶配列の向きを換えています。

その切り替え(電流の向きと時間)を確実なものにするために、前述のパッシブ・マトリックス構造に加えて、各画素1つ1つにアクティブ素子を付けたものがアクティブ・マトリックス方式と呼ばれる駆動方式です。アクティブ素子として薄膜トランジスタを使ったものがTFT液晶ディスプレイです。

一方、プラズマディスプレイはRGB色の蛍光体を微細にストライプ配列した板状蛍光灯の構造に近いディスプレイです。
低圧ガス(Ne・Xe)を封入した板状放電管の内壁にR、G、Bの蛍光体を順に塗布しておくと、プラズマ発光によってそれぞれの放電管はRGB色に発光するのでカラー表示が可能となります。

放電はいわゆるグロー放電であり、プラズマディスプレイパネルでは蛍光放電管内部に細い縦線電極(アドレス電極;背面側)と横線電極(表示電極;前面側)を配列しています。
この縦横電極が交わる電極対の効果が及ぶ領域をセルと呼んでいますが、個々のセルに瞬間的に電圧を印加して3原色のセルを発光させ表示します。

表示はセル自体の発光強度を変化させるのではなく、発光時間をセル毎に変化させてあらゆる色表示を実現しています。
液晶ディスプレイと違い、画素ごとに電流の向きを切り替える必要がないのでアクティブ素子でコントロールする必要性が無いのです。

プラズマディスプレイパネルは構造上、液晶ディスプレイと比較して、どの角度から見ても色調変化、輝度変化が少ないという長所があります。
また、完全マトリックス表示のため、表示部分の端でもCRT(ブラウン管)画面のような歪みがありません。
欠点としては、発光させるために駆動用高電圧が必要で、一部セルの(蛍光体の)焼き付きなどの問題があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます!

>流す電流をコントロールして各画素の液晶配列の向きを換えています。

んー、液晶のシャープさんのHP(↓)なんかを見ると、液晶も電流制御ではなくて電圧制御のようなカンジがするんですが。。。

http://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/index2. …

僕の勘違いでしたらごめんなさい。

お礼日時:2005/04/03 20:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


人気Q&Aランキング