ユーチューブって人生のバイブル、どのように生きるべきか？を教えてくれる、まさに伝道師だと思うのですが

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質問者：なやまたさpt
質問日時：2022/09/16 21:10
回答数：3件

ユーチューブって人生のバイブル、どのように生きるべきか？を教えてくれる、まさに伝道師だと思うのですが、違いますか？

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No.3

回答者： Yusura
回答日時：2022/09/16 23:23

伝道師でもバイブルでもありません。

Youtubeには、いろんな人がいろんな知恵や知識、個人的な感想や体験をシェアしてくれているので見ている分には楽しい娯楽です。
人生や世界をより深く学べたり、そのきっかけになる動画もあるでしょう。

ただ、善美なものだけではありません。
陰謀論やウソ、でまかせ、デマ、ただ時間を浪費するより質の悪い情報や、明らかな攪乱も多数混ざっています。

それらを考えると、人生のバイブルや伝道師という、人生をどう生きるかを他に持っていないような危うい人はあまり近寄らないほうがよい、少なくとも周囲にだれかきちんと助言してくれる人が置いておいたほうが良いと思います。

「田舎の父親が定年退職してYoutube視聴にはまったのはいいんだが、最悪なことに陰謀論だとかネット右翼な動画にどっぷり洗脳されてしまった。今で顔を合わせるたびにワクチンがいかに政府と大製薬会社の汚い陰謀による産物で、2年後の人類人口削減計画が云々を語って聞かせるようになってきた」
みたいなのはよく聞く例です。都市部に住む比較的若く、リテラシーがある人間にとって社会問題になりつつあります。

50代後半からそれ以上の年齢の人って、今まで膨大な情報をきちんと精査しより分ける訓練を受けていないから、非常に簡単に引っかかるんですよね。

もう少し言えば、定年退職するような年齢になっていても、人生に何を芯を置くべきかがまったく涵養されていないから、youtubeで跳梁跋扈しているレベル３程度の詐欺師に引っかかるんです。

ちなみに「おかんがYoutubeの陰謀論にはまって…」の場合、対抗策は「NetflixとアマゾンプライムとHuluととりあえず映像サブスクに目いっぱい入ってお勧めドラマを毎週送っておけばいい」らしいです。

いくつになっても人生のバイブルや、導いてくれる人が必要な局面と言うのはあります。
しかし、「人生のバイブル」や「伝道師」が必要な年齢っていくつぐらいなのか考えるべきではないでしょうか。不惑の年齢を超えてもそれらを必要とする人は、そもそも人生そのものが空虚だったのではないでしょうか。
一定年齢になれば、たとえそれが表面的には劇的でもない凡百の連続であっても、人それぞれに詰まった人生ドラマをつかみ取って生きているものです。その実の手ごたえを持っているものです。
それがない人だけが、お手軽に手に入る情報の中に、利己的な目的のために発信される情報の中に、「人生を導いてくれる知恵がある」と思うのではないでしょうか。

言っていることが、ネットに接しはじめてかぶれた中学生みたいです…。
「ネットde真実」の意味をググってみることをお勧めします。