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「人間扱いしていない」植松死刑囚と同じ体質だった、もう一つのやまゆり園 虐待疑いや不適切な対応が横行、職員76人が関与

重い内容すみません。
この問題ってかなり根が深くて、植松死刑囚だけでなく他の職員も虐待、隠ぺいとか日常茶飯事だったようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d36320e3eb6e49 …


神奈川県の「中井やまゆり園」という県立の知的障害者入所施設で、職員による虐待の疑いが多数指摘されていたことを受け、県の調査委員会がこのほど、報告書を発表した。過去に虐待と認定されたケースや不適切な行為も含めると、問題のある事例は2015年度以降だけでも41件に上った。76人もの職員の関与が認められ、調査委員会は「日常の衣食住全てで不適切な対応が横行していた」と指摘した。一体なぜ、そんなひどい状態になってしまったのか。

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 なんというか、知的障碍者を施設で一括で面倒を看ることに限界があるような気がしました。
多分、私が職員で働いたとしても感覚がおかしくなったと想像できます。

 人権があるから世話をする施設があるのですが、普通の介護施設もそうなんですが、
家族が面倒なこと、家族の手には負えないことを、第三者に任せることが正しいのか疑問に感じました。※もちろん、そうしないと共倒れの危険があるのでしょうけど。

 世の中、綺麗ごとではないというのを痛感するとともに、植松死刑囚だけをやり玉にあげて
異常な行為と叩くのは違うのかなと感じました。

 重い話を申し訳なく。この問題ってどうすれば良いと思いますか?

A 回答 (2件)

面倒だからって施設に入れる親はそんなに多くはないと思います。

実際問題こういう施設はどこの地方でも圧倒的に量が足りないし、入所できる条件はものすごく厳しいです。さりとて地域で受け入れてくれるところはさらに少ない。したがって、入所できるのはそのまま放置したらあなたのおっしゃる共倒れの可能性が高いと判断されたケースに限られます。この場合の共倒れってのは心中や殺害です。私のまわりでも複数実例があります。

 親であればだれだって自分の子を施設に預けたいとは思わないでしょう。でも先に書いたように親だけでみていては最悪の結果になりかねない障碍の子もいます。それ以上に親も永久に面倒を見られるわけではありません。自分が面倒をみられるうちに、できるだけ早いうちから親以外で面倒を見てくれるところを探して預けて慣れさせたい、そうでないと自分は死ねないというのが本音じゃないでしょうか。多くの親はそうした気持ちで預けていると思います。障碍者の親御さんの一番の願いは、子より後に死ぬことともいわれます。決して面倒だから預けている方ばかりではないと考えていただけるとありがたいです。

 今回の記事でも書かれていますが、実際に重度の障害の子たちの世話をしていると罵声を浴びることもありますし、危害を受けることもあります。力づくで抑えなければいけないこともあります。そうなると時にはかっとしてしまうこともあります。身うちですらそうですので赤の他人の職員さんは当然、時には我慢できなくて手が出てしまうこともあるんでしょう。虐待はダメだ、わかっていることではありますが、これは絶対にゼロなんてできるとは思えません。記事を読んでいると一方的に職員さんを悪者にしているようにも思えますが、職員さんを処分して何か改善するのか、むしろ希望者が減ってさらに受け入れ先が減ってしまうのではないか、そんな気がしてなりません。あなたがおっしゃるように、職員さんたちの行動を「異常な行為」と叩くことのできるのは、現実をご存じない方が一面的な正義感を振りかざしているだけのように見えてしかたがありません。

 乱文申し訳ありません。この問題ってどうすれば良いか、私には正解は見つかりませんが、少しでも気にしていただける方がいてうれしいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
植松死刑囚の言った発言って、世間から見れば非常識。
でも、そこで働いていた職員の代弁だったと思います。

 多分、これはどんな職業も職業病なものがあって、その仕事をしたことがない部外者には理解不能なことだと思います。

私も心証悪いなって思った発言でしたが、この人だけの問題で無いとこの記事を読んで、従業員の心のケアがないがしろにされていると感じました。

本当に重い話すみませんでした。

お礼日時:2022/09/24 16:44

要は社会問題としつつも、他人事になりやすく施設に対して援助が足りないって事?


「人権があるから社会としてそういう弱者を守ろう。」という建前を多くの人が口にしていながら、その発言に対する負担が足りていないって事。
社会としてそういう人を守るという事に決めたのだったら、税金の中からそういう施設への補助金を増やして管理の方法も見直させ、職員へもしっかりとした給与を与えて交代人員を増やせるようにし、精神を休ませて健全に運営の出来る状況を作らなければいけない。
今は社会の負担が足りずに、職員に負担がかかり、色々と崩壊しつつある。

虐待が起きた時に「それは仕方ない」と思う人がいるようでは駄目。
「虐待は駄目だ」ときちんと言える状況を作れば、植松死刑囚の事もきちんと悪い事だと言える。
そういう状況にしないといけないと思う。
綺麗ごとだけを言って済ませる訳には行かない。
言葉には責任が伴うって事。




って所までが綺麗ごと
実際は国も金が必要な所が多すぎて、この件にのみ補助金を増やす訳にもいかず、人権を守るとか口にした理想を現実にするのが難しくなってきているって所なのかな。
国民も色々な負担にあえいでいるし。
無駄なお金の行先もありそうだけど何とかならんかね。
とにかく施設に関して解決する気があるならそう言う事だと思う。


あとはその障害者に対する家庭や社会の負担の割合をどうするかの問題とかありそうだけどそれはまた別の問題だしねー。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

介護施設も色々種類があって、純粋に肉体的な障がい者(および精神も病んでいることが多いが)を介護するものまで本当に多岐にわたってます。

介護という仕事は生産性が低い仕事とはいえ、社会に絶対に必要な仕事です。

現状、普通の老人介護の現場でさえも激務な労働を強いられてるところが多く、
そして同時に、知的障害でなくても認知症系はノイローゼになるような精神的ストレスがあります。
(私なら確実に夢に出ます)

>虐待が起きた時に「それは仕方ない」と思う人がいるようでは駄目。

⇒これはね。表向きな綺麗ごとではその通りです。
でも、介護経験がある家族なら、シカト系の虐待なら数知れずあるはずです。

>あとはその障害者に対する家庭や社会の負担の割合をどうするかの問題とかありそうだけどそれはまた別の問題だしねー

⇒そうですね。
免許更新の時に見たビデオでは、交通事故の被害者(若者)が全介助の寝たきりで介護されていました。
これは、たまたま母親がつきっきりで面倒を見てましたが、経済力や精神力が無いとできない問題だし、
何より両親の方が先にこの世を去ることを考えると、この問題の限界を感じます。

 また、障がい者に対する偏見はまだまだありますし、実際問題、この記事の知的障碍者も自分の大便を
天井に投げつける行為を繰り返したとあります。

 これって、普通の感覚がある人間なら理性で分かってても、感情で嫌悪感や拒否感が生まれると思うのです。

だからある意味でそこで働いてた職員は正常な感覚を持った人間であった証明でもあります。

 そして改めて「人権」とは何だろうって感じます。

「人として産まれた時点で平等に権利が存在する」⇒これは理想に過ぎないのではないかと。

健常者同士でも差別したり、いじめたり、暴力を振るうのがこの世界です。

お礼日時:2022/09/20 18:06

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