No.6
- 回答日時:
あなたの質問を読む前に、ひすいこたろう著「あなたの人生がつまらないと、思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ」という本を読んでいました。
最初のページに「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」というニーチェ(哲学者)の言葉が書かれています。偶然あなたの質問を見つけて、思ったのです。生きている限り、悩みというのはパソコンの上書きと同様、一つなくなってもそれに代わる悩みが新たに出てきて、心のスイッチを切り換えることができなければ、一生悩みの沼に身を沈めることになるのでは、と。
先程紹介したニーチェの言葉を借りると、人の悩みも「事実」の扱いと同様、「解釈」の仕方で保留できるレベルの悩みに縮小できたり(つまり、緊急の悩みではなくなる)、取るに足らないことに激変するかもしれないと思いました。
私自身の捉え方なのですが、悩みと感じたものを自分に与えられた「課題」だと捉えることで、感情でイライラしたり怒ったりして悩みのどツボにハマることからは開放されたと思います。また、課題と思えれば対処の仕方を考えられるようになります。
達観すると悩みは消えますか、についてですが、達観するためには悩みをどう捉えるか、つまり「解釈」の問題だと思います。悩みの解釈は人それぞれと思いますが、「これで人生詰んだ」「これで明日から会社(学校)ヘ行けない」と人生の失望,絶望に直結させない心のパワーが必要です。悲劇(悩み)の主人公と思い込む人にはどう助言しても悲劇の舞台からの降板を拒み続けるでしょう。
想像力があれば、こうも解釈できるし、ああも解釈できる。と、問題(悩み)から視点をずらすこともできます。
最初から達観できる人はおそらくごく少数で、悩みすぎる自分に疲れていつまでこんなことしてるんだろう、と悩みのループから抜け出たいと真に望んだ人が模索しているうちに、達観のレベルに達し悩みを消化できるようになるのだと思います。無くなるというより、上手に飛んでくる球を避けられるようになる、つまり悩みの波に飲まれないで済むようになるのだと想像します。
私自身は悩みを課題と捉えることで、引きずることはなくなりました。恨むこともありません。自分だけではないという感じ方も達観には到達できないかもしれませんが、かなり悩みを軽減できると実感しています。
回答らしい回答になっていなくて、失礼しました。達観できた人しか回答できないなら、私はまだその資格に足りない人間ですね。
この回答へのお礼
お礼日時:2022/09/28 20:45
ご回答ありがとうございました。
素晴らしい回答でした。
解釈の仕方を変えるという発想ですね・・・
そこでまた悩みそうです。
視点を変えるですね・・・
いろいろ考えてみます。
No.5
- 回答日時:
悩みは吹き出物みたいなもので、
治し方がわかると簡単に治せるようにはなりますが、ちょっと食べ過ぎたり夜更かしすると吹き出物が出るように、油断すると悩みも出ます。
でも色々経験を積んで悩みを解消するまでの時間を短くすることはできると思います。
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