以下は途中経過の叩き台です。
より良い(わかりやすい)内容にしたいと思っていますが、当方ネイティブのバイアスがかかっているため難しい面もあるようです。
参考にさせていただきたいので、率直な感想とご指摘をお待ちしております。
1.【は】について
構文:「A は B 」
本質的意義: [ 主題提示 ]
ー「は」は A を主題として提示する。
意味:A について言うならば B だ。
(ア)
因みに主題とは「これから述べる内容、これから始まる会話などの中心となる題材(テーマ)」といった意味。
「A について言うならば B 」と言いたい場合、A を主題として提示するため「A は B 」と表現する。
主題として提示するのであるから、主題 A は話し手はむろん聞き手にとっても、それがどんなものであるのかあらかじめわかっていなければならない。
《あらかじめわかっている》とは何かというと「聞いて何をさし示しているか分かる(学研国語大辞典:編集)」 という意味。
つまり、
主題 A は、聞いて何をさし示しているか分かる既知情報でなければならない。
話し手・聞き手両者にとって既知である情報だけが主題 A になり得る。
たとえば聞き手が太郎をあらかじめ知らないなら、話し手が「太郎は~」と主題提示することは一般的に不適切である。
ただ、「文脈の流れから一般的に予想されるもの(学研国語大辞典)」も《聞いて何をさし示しているか分かる既知情報》として扱う。
たとえば、太郎が話題に上った文脈で聞き手がその弟の存在を予想するのは自然だから、聞き手が「太郎の弟」を知らないとしても「太郎の弟は」と話し手は言うことができる。「友人はいない」なども同様。
また、小説の冒頭いきなり「吾輩は猫である」と書かれていたとしても、「吾輩」という言葉を見た時点で読者は(吾輩が誰かということはまだ知らなくとも)「吾輩」を認識していることになる。つまり既知として扱う。
現実世界で見ず知らずの人が「私は山田太郎です」と自己紹介する場合、その「私」は目の前にいるのだから、「私」が何者かということを知らなくとも聞き手にとって「私」が既知であるのと同じだ。
「メロスは激怒した。」などは一種の倒置法であり小説の技巧と言える。
「メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。 」などという文を後から続けることで、メロスを読者にとっての既知に(遅ればせながら)している。
冒頭、読者(聞き手)にとって既知ではないメロスを「メロスは激怒した。」と主題提示することで生じる違和感を用いて、読者を惹きつけるための小道具としているわけだ。
(イ)
「は」の用法のひとつとして「対比」がよく挙げられる。
ただ、実は「は」における対比用法を殊更に取り上げる意味は基本的には無い。
A を主題提示する以上、必然的に他( A 以外)と対比していることになるのは当然のことだからである。(何かについて述べるということが、述べられない他の何かと対比する構造になるのは当然だろう)
A 以外を意識しながら A を主題提示すれば対比用法になるし、そうでなければ単純な主題提示になるというだけのことだ。
(A 以外を意識しながら A を主題提示する場合ー対比のための主題提示ー)
1ーa. (父は会長、姉は専務だが)私は社長だ。
1ーb. (他の花はまだだが)桜は咲いた。
1-c. (鮫は魚類だが)鯨は哺乳類だ。
1-d. (彼はラーメン、彼女は天婦羅を注文したが)私は寿司を注文した。
(A 以外を意識せずに A を主題提示する場合ー単純な主題提示ー)
1ーe. (単純な自己紹介などで)私は社長だ。
1ーf. (ホエールウオッチングの船上で)鯨は哺乳類だ。
1ーg. (暖簾をくぐって)私は寿司を注文した。
このように「は」の意義は [ 主題提示(A について言うならば B だ) ]ーーーこれだけで済むのである。
「対比」という要素にこだわり過ぎないほうが良い、という意味だが、それは「が」における「排他用法」との関係性においてだ。(おそらくだが、この点が日本語学習者にとって最大の関門であるような気もする)
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
先日来ゴタゴタが続いているようですが……。
ここにコメントすると、的外れで迷惑な念仏コメントで絡んでくる人がいる気がして、コメントをためらっていました。今回もそういうことになるなら、これっきりのコメントになるかもしれません。不快なだけで無意味なコメントに付き合う気はないので。
そういうかたはブロックしてはいかがですか。
そうしないと、またモメゴトになって質問が削除……なんてことになりかねません。
削除の基準は不明ですが、何かしらの問題があったと判定されたのですからしかたがありません。残っている質問が65で削除数が14なんてとんでもない問題ユーザーもいます。いったいどんな質問をして削除されているのでしょうね。
さて、本題に関して。
===========引用開始
1.【は】について
構文:「A は B 」
本質的意義: [ 主題提示 ]
ー「は」は A を主題として提示する。
意味:A について言うならば B だ。
===========引用終了
これは常識的な考え方だと思います。
「主題」の意味だとか、不毛な定義ごっこには興味がありません。
ただ
>主題 A は、聞いて何をさし示しているか分かる既知情報でなければならない。
はどうなのでしょう。
以下、記述を簡潔にするためにリンクを張ります。念仏コメントの「あれ読めこれ読め」と同一視するのはご勘弁ください。いずれのリンク先も難解なものではなく、数分?で読めるものです。
〈未知の「ガ」、既知の「ハ」〉というのは、昔からある有力な説のひとつだと思います。
下記でも(1)にあげられています。
【総記の「が」】
https://yousei.arc-academy.net/manbow/index.php/ …
ただ、それは「そういう場合もある」「そう説明するとわかりやすい場合もある」ということだと思います。〈既知の「ハ」〉が本当なら、長編小説は困ったことになります(笑)。
【チャレンジ日記──「は」と「が」 毒抜き編 〈1〉〜〈9〉】の〈9〉
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-592.h …
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用開始
もっとシンプルな話から始める。
例の昔話。
==============引用開始
むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさん( )おりました。
1)ある日、おばあさん( )川へせんたくに行きました。
==============引用終了
よく言われるのは、未知の「が」と既知の「は」の話。
↑の例なら、最初の空欄は未知なので「が」、次は既知なので「は」になる。
初心者向けの導入話としてはそれでいいと思う。
現実には違うよ。だってこれが本当なら、最初に「が」を使ったら、そこから先は「は」しか使えなくなる(笑)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用終了
そもそも
>主題 A は、聞いて何をさし示しているか分かる既知情報でなければならない。
という考え方は何か先例があるのでしょうか。
初めて訊く話で、判断に苦しみます。
そもそも質問者は、〈未知の「ガ」、既知の「ハ」〉に否定的だったと記憶しています。この点は当方も同感です。
考え方がかわったのでしょうか。なにかきっかけがあったのでしょうか。
ちなみに、当方は主題などを表わす助詞の「ハ」(格助詞の「ハ」と書きたいところですが、世間に従います)に関して書きぐらいに考えています(mixiの日記で申し訳ない。これも迷惑コメントを防ぐためです)。
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&i …
これをmixiのコミュに投稿したところ、意味不明のコメントが連投されゲンナリしました。どこにでも迷惑な人はいるものです。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=8309 …
ちなみに念仏コメントに関する当方の感想は下記ぐらいです。
【「は」と「が」〈13〉相当】どこまでいっても例外が……2021-05-10
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12673740886.html
ご回答ありがとうございます。
> 削除の基準は不明ですが、
:
おそらく禁止ワードみたいなものをプログラムしてあって、それにひっかかると自動削除といったことになるのだと思いますね。
サポート担当の能力では追い付かなくなって、やけくその手段を用いているということでしょう、つまり退化。
ブロックしないのは、一種の社会奉仕ですかな。
しかし、自分の間違いには一切口をつぐんで他人の瑕疵ばかり指摘するという、かの御仁の神経の図太さには、ほとほと感心します。(笑)
>主題 A は、聞いて何をさし示しているか分かる既知情報でなければならない。
という考え方は何か先例があるのでしょうか。
:
「は」の本質的意義が主題提示であることに関しては、おそらく意見が一致していますよね。だとすれば、
聞き手にとって未知の対象が主題(話題)になるわけはない、という論理的帰結に気づく必要があると思います。
「私は社長だ」と言う場合、「私」がどんな人物かは知らなくとも、目の前にいる人間なので、「私」は《「聞いて何をさし示しているか分かる(学研国語大辞典:編集)」》人物ですよね?
これが既知の概念です。
だからこそ主題になり得る。
既知というのは意義というより、結果論にすぎません。
主題提示こそが意義。
>考え方がかわったのでしょうか。
:
はい。
三木章の「主格補語」という概念に触れたのがきっかけですね。
ブログも拝見しました。
>~、どれが大事なのかを書いてないからじゃないだろうか。
:
主題提示は大事と言うより大元だと思うのです。
対比は主題提示せずにはできませんが、対比しないで主題提示することはできますから。
その意味での「本質的意義」です。
>”「は」は「は」の直後が主題で「が」は「が」の直前が主題である。”
:
主題の意味が逆転していますね。
「言いたいこと」と言い換えれば良いかと。
>
むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさん( )おりました。
1)ある日、おばあさん( )川へせんたくに行きました。
↑の例なら、最初の空欄は未知なので「が」、次は既知なので「は」になる。
最初に「が」を使ったら、そこから先は「は」しか使えなくなる(笑)。
:
じつは第三弾として取り上げたかったのが、まさにこれです!
紙数不足につき、新たに質問を立てます。
No.9
- 回答日時:
No.7 の応答への疑問
>>現実には違うよ。だってこれが本当なら、最初に「が」を使ったら、そこから先は「は」しか使えなくなる(笑)。
これは冗談ではなく、事実です。
何故事実と相違する言説に力を入れるのか全く理解不能です。
余程の暇人なのか??
>>全体的に語るのはとんでもない難問だが、部分的にはかなり有力な意見もある。
当方はあくまで全体を語り、百家争鳴を収束させるべく奮闘していますが、事実と相違する言説を部分的にはかなり有力な意見とは意味不明で、混乱に油を注ぐ結果にしかならないのでは??
>>何かしらの問題があったと判定されたのですからしかたがありません。
これは良識ある大人の判断ですね!
>>当方は主題などを表わす助詞の「ハ」(格助詞の「ハ」と書きたいところですが、世間に従います)
格助詞の「ハ」でない事例は既に指摘済みです。
結局、事実と相違する言説を部分的にはかなり有力な意見とするに過ぎないのでは??
これらの例を十分説得的に説明できないなら、それら部分的にはかなり有力な意見も破産宣告を受ける他ないのでは!
安易な非論的夢想は慎むべきではと思念します。
■
No.6
- 回答日時:
君の既知/未知論という妄想の誤りを簡単に下記の通り纏めておいたので参考にして下さい。
助詞「は」と「が」 : 新情報/旧情報、既知/未知論の誤り
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9928 …
■
ご回答ありがとうございます。
拝見しましたが、本質的な理解が足りていませんな。
>「私」や「鈴木」が全くの未知であればこんな発言自体意味を成さないことになります。
:
こういう短絡思考ではハ・ガの差異を論じることは難しいね。
いいかな?
話し手が「私」と言う場合、聞き手が「私って誰ですか?」と尋ねると思うのかね?
「私」が「どんな人間であるか?」は知らなくても、「私」は「誰のことか?」がわかれば、それは未知ではないだろ?
こういう簡単な事実に気づかなくてはいかんわけよ。
おっけ~?(笑)
こうした基本も理解できず、あれこれ御託を並べても虚しいだけだと思わんかね?
質問本文をまじめに読み返してから出直したまえ。
No.5
- 回答日時:
>>《主題などという誤った、無縁な用語を持ち出すから学習者は大混乱することになるのじゃ!》
などという単細的断定にピッタリじゃろ?(笑)
君な!!!
その判断が単細的断定そのものなのじゃ!!!
物事には前提というものがあろう!!
君は平板な裏も、表もない薄っぺらな世界しか浮かばないところに本質的な限界があるということじゃ!!
■
ご回答ありがとうございます。
意味不明なことを喚いておられるが、見苦しいですな。
自分が薄っぺらな世界で裸の王様を演じているということに、そろそろ気づいたほうが良いぞ?(笑)
No.4
- 回答日時:
>>《無縁な用語》と断定した以上、今後、主題・既知・未知という用語を使用しての解説は、一切できなくなるぞ?
君な~~~~!
どうして、そういうあれかこれかの単細的発想しかできんのじゃ!
物事、
認識は具体的なものから抽象的なものへ立体的な構造をもって成立するから、既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。
と同じで、「形而上学的」という概念が全く理解できおらんな。当方がわざわざ解説してもやはり全く理解できておらんではないか。
一事が万事なのじゃ!
もう一度、しっかり反省せい!
そのぐらいの道理は弁えておるだろうな?
えっ!
■
ご回答ありがとうございます。
>どうして、そういうあれかこれかの単細的発想しかできんのじゃ!
:
《主題などという誤った、無縁な用語を持ち出すから学習者は大混乱することになるのじゃ!》
などという単細的断定にピッタリじゃろ?(笑)
No.3
- 回答日時:
>>たびたび手を煩わせて済まんの。
(笑)全く、当方が多大な手間暇を掛けて入力、引用した貴重なデータをどうしてくれるのじゃ。
>>どこかのマ〇ケが削除した前質問
こんな寝言をいっているからだめなのじゃ!!
事実を何と理解しておるのじゃ!
当事者感覚も責任意識の欠片(かけら)も見えんが!! <`~´>
お客様が回答を投稿されていた下記質問について、利用規約およびガイドラインに違反する内容であると判断されたため、質問を削除いたしました。
教えて!goo <admin_oshiete@goo.ne.jp>
と連絡が来ておるのじゃ!!
すべては君の軽薄な、「利用規約およびガイドラインに違反する内容である」ことが原因なのじゃ!
一番のマ〇ケは君なのじゃ!
しっかり反省せい!
1.
>>主題」については以下。
(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。「会議の―にとりあげる」
これに該当するかな。
する訳がなかろう!
もう一度引用しよう。
簡単な反例を挙げておきます。
風雨が激しくてこの傘で【は】ぬれてします。
君がいくら探してもそこに【は】いない。
この辺で高速道路と【は】別れよう。
中味がほとんど腐っているが上にあるのだけ【は】大丈夫だ。
よく眠っているが朝まで【は】気がつくまい。
これらの「は」が一体どんな主題を表しているというのか???
「傘で」「そこに」「高速道路と」「上にあるのだけ」「朝まで」が「主題で主語」ですか????//
一体、「傘で」「そこに」「高速道路と」「上にあるのだけ」「朝まで」がどう読んだら、
>>談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。「会議の―にとりあげる」
なのじゃ。そして主語でもない。
一体、どういう感覚、理解をしておるのじゃ!!
2.
ま、結論から先に言えば回答としては全くの零点じゃ!
>>既知と未知という認識を採用すれば
先ず、この理解が誤り。
<既知と未知とは認識の問題である>という事実を述べているのじゃ。
君は、いつも事実から目を逸らし勝手な思い込み妄想ばかり並べておるのじゃ!
こんどの事例が良い例で、一事が万事ということじゃ!!
>>「は」の用法は、
(A 以外を意識しながら A を主題提示する場合ー対比のための主題提示ー)
(A 以外を意識せずに A を主題提示する場合ー単純な主題提示ー)
の2種類がある、と言えば済むだろ?
この簡単な意味すら君は理解できないのかね????
こんな誤りを理解できる訳がなかろう!!
まず、用法ではなく、意義を明らかにしなければ始まらないのじゃ!
まず、上記の通り主題でも、主語でもない事実、事例がある。
これで、君の理解は破産宣告を受けるのじゃ!
>>(A 以外を意識しながら A を主題提示
A を意識せずに、A を主題提示など出来る訳がなかろう!
一体どうすればできるのか、具体的に説明せい!
君は霊能者か???
>>A 以外を意識せずに A を主題提示する
「A 以外を意識せず」であれば、「A」を個別の対象として捉えることで、この場合には「が」を使用するじゃろうが!
一体、どういう例文をいうのじゃ!!
この簡単な意味すら君は理解できないのかね????
>>《この雪男は既知とも未知とも言えない》
呆け!!
だれがそんなことを言っておるのじゃ!!
認識は具体的なものから抽象的なものへ立体的な構造をもって成立するから、既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。//
なので、君の単細胞的な「既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。」が具体的、論理的なレベルで様態は既知か未知か、性別は、血液型は、哺乳類か否かなどを既知か、未知かと議論することは意味があるということじゃ!
ま、君に理解を求めるのは無理なので回答を示したが、君の理解力の無さ【が】このレベルだということを深く、自覚、反省し、学習しなさい!!
>>ただ、主題以外を意識しているのか、そうでないのかの違い、と言う方がわかりやすいのではないか、と言ってるわけだよ。
主題などという誤った、無縁な用語を持ち出すから学習者は大混乱することになるのじゃ!
軽薄な善意は、
「地獄への道は善意で敷き詰められている」(じごくへのみちはぜんいでしきつめられている、英: The road to hell is paved with good intentions)
ということじゃ!!
■
ご回答ありがとうございます。
1.
>と連絡が来ておるのじゃ!!
:
誰かから何か言われれば、検証することなく鵜呑み(丸呑み)にする。
そういうことだから、日本語の理解も進歩しないのではないかな?(笑)
2.
>(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。「会議の―にとりあげる」
これに該当するかな。
する訳がなかろう!
:
「これから述べる内容、これから始まる会話などの中心となる題材(テーマ)」(hakobulu)
と
「談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。」(大辞林)
は、それぞれ別のことを言ってる。
という意味ですかな?
3.
>まず、上記の通り主題でも、主語でもない事実、事例がある。
:
《上記》とはどの例文を指しておるのかな?
「風雨が激しくてこの傘で【は】ぬれてします。」については、
風雨が激しくてこの傘という手段について言うならば、ぬれてしまいます。
と解説しておるはずだが。
《風雨が激しくてこの傘で》という手段が主題であり、主語でもあるわけだね。
4.
>「A 以外を意識せず」であれば、「A」を個別の対象として捉えることで、この場合には「が」を使用するじゃろうが!
:
「A 以外を意識せず」は普遍性の対象として捉えることもできるだろ?
5.
>主題などという誤った、無縁な用語を持ち出すから学習者は大混乱することになるのじゃ!
:
ま、それもひとつの見解でしょうから、お好きなようになさるとよろしい。
ただ、《無縁な用語》と断定した以上、今後、主題・既知・未知という用語を使用しての解説は、一切できなくなるぞ?
そのぐらいの道理は弁えておるだろうな?
No.2
- 回答日時:
ところで、
既知と未知とは認識の問題であるが、認識は具体的なものから抽象的なものへ立体的な構造をもって成立するから、既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。【抽象的でよければ何でも既知になる】。新しい素粒子もブラック・ホールも雪男も新聞雑誌で知ったから既知であるが、具体的にはどれも未知としかいいえない。
の意味は理解できたのですか???
逃げ回っていないでウンとかスンとか言ったら!!
判ったのなら、きちんと宿題に答え説明しましょう!!
良い子はそういうズルをしてはいけません!
■
No.1
- 回答日時:
>>本質的意義: [ 主題提示 ]
ー「は」は A を主題として提示する。
簡単な反例を挙げておきます。
風雨が激しくてこの傘で【は】ぬれてします。
君がいくら探してもそこに【は】いない。
この辺で高速道路と【は】別れよう。
中味がほとんど腐っているが上にあるのだけ【は】大丈夫だ。
よく眠っているが朝まで【は】気がつくまい。
これらの「は」が一体どんな主題を表しているというのか???
「傘で」「そこに」「高速道路と」「上にあるのだけ」「朝まで」が「主題で主語」ですか????
既知と未知とは認識の問題であるが、認識は具体的なものから抽象的なものへ立体的な構造をもって成立するから、既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。【抽象的でよければ何でも既知になる】。新しい素粒子もブラック・ホールも雪男も新聞雑誌で知ったから既知であるが、具体的にはどれも未知としかいいえない。長唄の『月の巻』に
鎌倉見たか江戸見たか、江戸【は】見たれど鎌倉名所【は】まだ見ない。
とあるように、話し手は自分にとって具体的に既知であろうと未知であろうと、聞き手にとって具体的に既知であろうと未知であろうと、そんなことに関係なく同じように、「は」を使うのである。また、【具体的には既知】であっても、概念として正しく把握できず、いわば【正体が不明だという意味での未知】もあって、経験の浅い子どもに多い。これでは<名詞>に表現できないから、<代名詞>を使って表現する。
【これは】お父さんが買ってきたものだ。
あすこに【これが】落ちていたよ。
話し手は「これ」に「は」や「が」を使っているが、「が」を使えば聞き手にも未知、「は」を使えば聞き手に既知になるのだろうか?はじめて物事を提示するときには「が」が使われるといいながら、はじめに「は」が使われるときにはこれは問答だと別の原理を持ちだすなら、スリカエである。
天【は】自らたすくる者を助く。
縁【は】異なもの味なもの。
玄宗【は】なきなき耳のあかをほり。
一文文章にも具体的な未知ではじまるものがある。「玄宗」について具体的に既知の読者など、数えるくらいしかいまい。また
この道【は】いつか来た道。
ああ、そうだよ
あかしやの花【が】咲いてる。
(北原白秋『この道』)
雨【は】ふるふる
城が島の磯に
利休鼠の
雨【が】ふる
(北原白秋『この道』)
おれ【は】五十人余りを相手に約一時間許り押問答をして居ると、ひょっくり狸【が】やって来た。
(夏目漱石『坊っちゃん』)
東京六大学野球リーグ戦第五週三日目の立大―早大三回戦【は】七日、神宮球場で行われ、早大【が】勝って二つ目の勝ち点をあげた。
(『朝日』一九七五年一〇月八日)
等々、大野の示した民話の例とは逆に、まず「は」が使われその叙述を受けて「が」が使われる例がいくらもある。新聞のスポーツ欄を見ればすぐわかることだが、野球ばかりでなくラグビーでもゴルフでもこの種の形式で書かれている。「十年目を迎えた日本アイスホッケーリーグ【は】二十六日、東京・品川スケートセンターで開幕。国土計画―古河、西部鉄道―十条製紙の二試合【が】行われた。」(『朝日』一九七五年一〇月二七日)と、二つの文を組合わせてもいる。
もしこれらの例を十分説得的に説明できないなら、チェイフ=大野の
【既知未知論は破産の宣告を受けよう】。
独身の男性に向かって
きみの嫁さんは私が見つけてあげるよ。
と友人がいうときに、聞き手にとって自分の「嫁さん」は既知で、「私」は未知だとは、どんな鉄面皮な学者でも主張できまい。 (「「が」と「は」の使いわけ」;『試行』NO.45 1976.4.)■
ご回答ありがとうございます。
たびたび手を煩わせて済まんの。(笑)
1.
「主題」については以下。
(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。「会議の―にとりあげる」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE...
これに該当するかな。
風雨が激しくてこの傘という手段について言うならば、ぬれてしまいます。
2.
どこかのマ〇ケが削除した前質問で、君は、
>★ 既知と未知とは認識の問題であるが、認識は具体的なものから抽象的なものへ立体的な構造をもって成立するから、既知か未知かとあれかこれかの発想で形而上学的に割切るわけにはいかない。【抽象的でよければ何でも既知になる】。新しい素粒子もブラック・ホールも雪男も新聞雑誌で知ったから既知であるが、具体的にはどれも未知としかいいえない。
の意味は理解できたのか????
:
と宣っておったの。
既知と未知という認識を採用すれば、こうした意味不明のことを言わなくても済むようになる、と言っておるわけだよ。
「は」の用法は、
(A 以外を意識しながら A を主題提示する場合ー対比のための主題提示ー)
(A 以外を意識せずに A を主題提示する場合ー単純な主題提示ー)
の2種類がある、と言えば済むだろ?
この簡単な意味すら君は理解できないのかね????
「雪男は本当にいるらしいぜ」
《この雪男は既知とも未知とも言えない》
こんな結論が何の役に立つのかね。
端的に申せば、
この道はいつか来た道。
と
この道がいつか来た道。
この差異を日本語学習者に、どのように伝えるのが効果的か?
という問題だね、模索すべきは。
その観点から考えるなり批判なりしてくれたまえ。
特殊性と普遍性でも間違いとは言っておらんぞ?
ただ、主題以外を意識しているのか、そうでないのかの違い、と言う方がわかりやすいのではないか、と言ってるわけだよ。
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