ポストモダンではファシズムの反省から、社会における絶対的な価値基準を廃絶しようとして、社会的に傍流の

ポストモダンではファシズムの反省から、社会における絶対的な価値基準を廃絶しようとして、社会的に傍流の存在を称賛したり、価値相対主義を主張したりしていますが、この場合ネオナチや人種差別主義者も一つの価値観として容認せざるを得ないですよね？

No.3 回答者： 春閑 回答日時： 2022/10/27 16:44

お礼について〈それなら相対主義は特定の政治思想に対して排他的であるという絶対的な価値基準が存在するということですね。

〉

何度も申し上げますが、相対主義と絶対主義は相反しています。
相対主義とは、絶対主義を否定する思想です。絶対主義でもどんな思想でも認める思想ではありません。

No.2 回答者： 春閑 回答日時： 2022/10/27 08:29

お礼について＜価値相対なら価値相という考えそのものを覆すものまでもが認められることになります。

＞

それは詭弁というか、勘違いでしょう。
絶対と相対は相反する概念です。歴史的には相対は絶対を批判することから始まっています。代表例のひとつは、カソリックの権威の絶対性に異議を唱えた宗教改革ですね。これを契機に弾圧されていたカソリック以外のキリスト教宗派が復活したり新しいキリスト教宗派が数多く立ち上がって現在に至っている。
このように、思想を唯一無二の概念に統一するのが絶対的価値観であり、思想の多様性を認めるのが相対的価値観です。相対的価値観論者が、絶対的価値観を認められない理由がそこにあります。

質問文の主張でも「ポストモダンではファシズムの反省から、社会における絶対的な価値基準を廃絶しようとして・・・」という具合に主張しておられます。
これは、ネオナチや人種差別主義者のような、相対的価値観を否定する絶対的価値観を廃絶する方向で主張しているコメントです。それなのに結論は容認すせざるを得ないとなっています。
だから質問の主張は矛盾していると申し上げたわけです。

ご質問者の主張は、価値相対主義は、どんな考え方でも許容すると解釈なさっているようですが、それは単なる言葉遊びに過ぎません。
相対的価値観とは、どんな価値観でも認めるわけではありません。

このような短絡的で歴史を無視した主張は、絶対的価値観を押し付ける横暴と戦ってきた古人や、現在も同じ横暴と戦っている人々を侮辱していることになります。

この回答へのお礼

それなら相対主義は特定の政治思想に対して排他的であるという絶対的な価値基準が存在するということですね。
物事は相対的だが、一部例外がありましはそちらの方が言葉遊びでしょう。

お礼日時：2022/10/27 12:36

No.1 回答者： 春閑 回答日時： 2022/10/26 18:30

質問内容が矛盾してますね。

「社会における絶対的な価値基準を廃絶」の『絶対的な価値基準』の中に、ネオナチや人種差別主義者も入っています。それらは「価値相対主義」と矛盾した思想でしょう。

この回答へのお礼

価値相対なら価値相という考えそのものを覆すものまでもが認められることになります。つまりポストモダン系は根本から理論的に破綻しているということです

お礼日時：2022/10/27 00:59