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No.1
- 回答日時:
1) 空気中や水中にに含まれる二酸化炭素は、
植物が吸収して、炭素を蓄積して育成します。
この食物を燃料としてエネルギーを取り出せば、
育成時に蓄積した炭素は、二酸化炭素として、大気に戻ります。
2) 1)で育った植物は、
それを食する動物が生きるためのエネルギーとして消費され、
その結果、二酸化炭素として吐き出され、大気に戻ります。
また、動物が死ねば、屍は分解されながら土となる過程で、
二酸化炭素を発生し、大気に戻ります。
この2例では、炭素は循環しているだけで、増減はありません。
この状態を、カーボンゼロ、カーボンニュートラル、と言います。
3) 化石燃料は、
太古の時代に植物等(を構成する炭素)を大地に閉じ込めたものです。
それを現代に取り出して地上で消費すれば、
大気中の二酸化炭素は増加するばかりです。
地球温暖化の始まりは、この消費が始まった産業革命から、
と言われる所以です。
1)と3)は同じように見えますが、
その循環の周期に、桁違いの差があります。
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