No.1
- 回答日時:
ただ微笑むだけで気高い訳ではありません。
少ない、辛いことは安楽ではありません。
また安楽を求めるのも気高さでもありません。
苦しい時はそれを乗り越え、より優れた境地へと成長するチャンスでもあります。
挑戦し続ける、それを嫌だと思わない事が気高さです。
人生は一度きりなのだから、その命ある限り腐らずに己の全てを出し切る。それこそが大切です。
例えば自分の大切な人が今際の際にある時、あるいは自分が病床にあって明日が定かで無い時に、その目の前の相手を思ってやさしく出来るだろうか。。
少ないのなら増やせば良い、苦しいのなら乗り越えれば良い、それはそうなのですが、我らの生存は常に尽きるものである以上、そこについての態度が生きることについてものを言う気がいたします。
病床の人を見ては、志ある医者は冷静でいて心は激しく燃えると思う。己の全てを出し切ろうとするだろう。しかしそれでも覚悟する日が来ないわけでは無い。
人の覚悟とは一体なんだろう。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
人の命は有限です。
いずれにせよ燃え尽きます。
その生涯の中で何をするか。
実はそこに少ないとか少ない無いと言うことはありません。
人生寿命を全うしても4,000週間しかありません。
思ったよりも長く無いですよ。
ですので人生が残り短くても残り2,000週間でも同じなんです。
もし、残り一週間なら毎日の食事を大切にして出来ることをやってあげる。
これしかありませんよね。考えうる最善をやるだけです。泣いてる暇なんてないです
泣いてたら消えてなくなる命。悲しむのは亡くなってからです。
最善を行わず泣いて無駄に時間を消費する事は許されぬことです。
結局のところ、シンプルながらもっとも難しいことです。
言葉にあらわすのはとても簡単です。
精一杯生きる。これだけです。
これが難しい。
様々な自己啓発の著書ではこの感覚てして、毎日、今日死んでも後悔はないと言えるほどやり切ったと言えるか?がポイントなんだそうです。
覚悟というのは天寿を全うすること。
余命2週間なら2週間を精一杯生きること、そこに迷いを持ち込まないことです。
全て出し切ったなら、例え百点満点でなくてもそれが最善です。
最善とは毎日勝利することではありません。
己の出来うる努力、行動を可能性を全てやることです。
それは決して楽な道のりではありませんよ。
覚悟は、認識せねばまずは認識することです。
余命2週間をしっかりと見つめねばなりません。
そこが出来ないと後悔が残るかもしれませんね
その上で精一杯生きることが大切となります。
つまり運命は受け入れねばなりません。
人間は神様ではないので運命は変わらないと思います。
全知全能ではないなか、限られた中で最善を尽くす。それこそが気高さだと思います。
例え負けるとしても、失敗するとしても腐らずに最善を追い求める姿勢こそがそれなのです。
言葉にすれば、精一杯生きると言うこと、後悔しないほどにということ、そうですね。そう言う面もあろうと思います。くよくよとしている暇はありませんね。
No.3
- 回答日時:
大前提てして、
人は神ではないこと=確実な事は何もない
努力や可能性は追うべき=最善を目指し確率を最大化させること
確実ではないので努力は時に報われないがそれをよく無い事と考えないこと。=運命を受け入れること。
運命を受け入れないと同様して毎日最善が尽くせません。
確率を最大化させる努力をした上での失敗は賞賛し、まだチャンスがあるなら積極的にチャレンジすることです。
最善を尽くしてクヨクヨすると言うのは運命を否定すること。人では無く神だと思うことです。
痴がましいことです。
人はちっぽけな存在、天変地異で簡単に無に帰ります。
それでも生ある限りベストを尽くす。例え負けようと無に帰ろうとです。
ちっぽけな人間には始めからそれしか出来ぬのです。
それをしっかりと認識しないといけません。
そうすればクヨクヨすることが無意味どころか愚かな事であるとわかるでしょう。
小さなアリのような存在の人間です、例え勝利せずとも一泡吹かせてやるだけでも素晴らしい成果なのです。
可能性を追い努力し、一泡吹かせてやった。少しだけ前進した。
それだけで十分なのです。
No.4
- 回答日時:
ちりんさんおはようございます。
たくさんあることが豊かであることです。すんごいたくさんあったら分かちあっても豊かなままです。少ないことは豊かではないです。分かちあったらもっと少なくなってより豊かではなくなります。豊かでないことを豊かということが誤りです。誤りと気高さとやせがまんの違いを考察するのはいかがでしょうか?https://twitter.com/karakuri_anime/status/100537 …藤田 和日郎『からくりサーカス』より「笑うべきだとわかった時は・・・泣くべきじゃないぜ。」です。
藤田さんの漫画は僕も好きです。うしおととらにははまりました。からくりサーカスは未読なのですが、このシーンは、子供を守っている主人公は笑っているように見えます。
5thさんは、このシーンの主人公が気高いのだとお考えなのですね。
現実では、沢山あるのに、誰かが沢山を持っていて、誰かは足りない状況があります。それは、気高さからは遠いことだと思います。
やせ我慢しようがしまいが、強欲に生きようが、人は生きている限り死を伴うものです。なのでそれを踏まえてどのように生きるかというところに、気高さの生まれる素地がある気がします。
この漫画の主人公も、危機的状況にあって笑っているように見えますが、如何でしょうか。
No.5
- 回答日時:
感謝の心のある人が、豊か(幸福)な人、だと思います
苦しい時にも微笑みを与える事が、安楽(幸福)だと思います
覚悟ある生き方とは、何のために、誰のためにが正しく分かり、
勇気ある行動を起こす生き方だと思います。
それが幸福な(覚悟ある)生き方だと思います。
豊かも安楽も覚悟も、等しく幸福だと思います。
共感あるご回答ありがとうございます。
atotiさんは仏教にお詳しかったですが、この考えは仏教的なものなのかもしれないと思いました。そう思われないご意見もあり、皆が皆理解を示す考えでもないように思われたのです。
No.7
- 回答日時:
少ないモノを分かち合えば、相手は喜び感謝する。
苦しい時に相手に微笑みかければ相手は救われ感謝する。その精神的満足が、苦しみを打ち消して余りあるものなので、豊かとも安楽とも言えるでしょう。
厳しく言えば、そういう行為を、自分の為にやる場合があり、つまり、所謂「自己満足」の為、社会に評価されるため、という場合があるでしょう。その場合には、満足感が少ないだろうと思う。
また、このことを覚悟してやるというのならば、それを修行と言えるでしょうが、利己なのか利他なのかで結果が大きく違ってくるのではないかと思いますし、利己の場合は割と容易いでしょう。
心のほんの僅かな違いの世界だと思っています。
なるほど。得られる自己充足のための可能性もあるわけですね。ふむ。。
物惜しみをすれば争いが生じる。
苦しい時にジタバタするなら混迷は増す。
ふむ。
心のほんのわずかな違い、、そんな気もいたします。
ありがとうございます。
話は少し変わるのですが、EQという、感情理解度を図る指数があるらしいのですが、私はこれが低いです。EQの高い人は、感情を理解するだけでなく利用することもできるらしく、ユーモアややさしさに長けるらしい。EQが高いことは良いことなのですが、かと言ってそれで善人であるかと言うと、そうとも言い切れない印象を持ちました。
心のわずかな違いというのは、確かにそうなのかもしれないと思いました。
拙くても、利他的な人はいますし、巧くても利己的な方もいます。
利他と利己が一致するのが行だと思うのですが、それを目指してやって行きたいですね。
No.8
- 回答日時:
「気高さ」って何だろうと考えたのですが、身の回りで感じることは昔はあったけれど、近頃は全くなくなっています。
あるとすれば、歴史上の人か、漫画の主人公ですね、ケンシロウ、空条承太郎、ルフィ、チエちゃん、小鉄なんかも。
世の為人の為に我が身を顧みない、というイメージに私は気高さを感じているようです。
世間的には、それプラス、ミュージシャンとか近頃はスポーツマンにそれを見ているようですね。
昔は、王侯貴族とか社会的名士にそれを見ていたようですが、今は地に落ちているようです。
それって、ズバリ「菩薩」「仏」の心を敬う心で、人類の共通する記憶(おそらく、脳の奥の方にあるんじゃないかと)というものの中に枠があるのだと思います。
その、敬う心というものが、王、役人、長老的存在、聖職者、家長、社長、上司、先輩、その他すべての他人等に投影され(平等でないにせよ)社会というものがまとまって維持されてきたと思うのです。
例えば、蜂や蟻は見事な組織的生態を持って活動しています。昆虫や動物には敬う心というものがあるのかどうか分かりませんが、「従って」います。
人々が敬ってきたもの、動物たちが従ってきたものとは何か?それが「妙法」であると考えます。
人間以外の生物は、ほぼ完全にそれに従い、残酷さを伴います。それは、自然を支える役割であり、結局は宿業であろうと考えざるを得ません。
人間だけが、それに何故か逆らうことができますね。不思議ですが、そういう自由を持って生まれてきます。
つまり、妙法に逆らう生き方ができるということです。しかし、逆らうということは宇宙の根源の流れに逆らうということで、故に不幸を感じるということになると。
時代によって哲学・文化が違い、それと「妙法」とのギャップの大きさによって、時代の混乱の度合いが決まってくると。
現代は、他人を敬うという心が極めて希薄になっていると思うので、混乱の度合いは過去最悪ではなかろうかと見ています。
小鉄さんの疑問に一部お答えしました。多分、まとまっていないだろうと思いますので、突っ込んでいただいて結構です(笑)。
克己の匂いがする気がします。気高さには。芯のぶれなさと言うか。これらは僕の中では、直き心、菩薩の特徴の一つのように思えるんですよね。自他の心の尊厳を護り通すときに、悪を砕くみたいなニュアンスはありますね。それは敵愾心からではなく、超克心というか。でも、ゴリゴリに硬派なのではなくて、軽やかな感じで克っていくみたいな理想はあります。
”尊敬さるべき人”という表現が初期仏典にはよく出てきますが、そういう人のことなのかもしれません。昔から、今も、人がどうしても魅かれてしまう人物像みたいな。
>人間だけが、それに何故か逆らうことができますね。不思議ですが、そういう自由を持って生まれてきます。
つまり、妙法に逆らう生き方ができるということです。
ここなのですが、私の解釈は少し違っていて、人間の自由は、妙法を発展させている、或いは妙法の見えざる面を発見している、という風に捉えたいと思っています。
ニャンポコさんによれば、本能よりも深い生命原理としての妙法があると言う事ですが、むしろその生命原理を超えていく、更新していくところに、ミソがある気がしているのです。
つまり既にある妙法が妙法なのではなく、これから生まれる妙法こそ求められるべき妙法であるという解釈です。
現代は見失われているものがあまりにも多くて混迷を来していますが、根源を改めて掘り起こすことが求められているようにも思います。
No.9
- 回答日時:
「克己」ですか…
我々古い世代は、公益ー世の為人の為になることを淡々と遂行してゆくというひたむきさに気高さを感じたし、そのクオリティを知って、深く尊敬をしたという感じです。
ゴリゴリの硬派というイメージはあるでしょうが、意外とそうでもなく、笑いがあったし、おふざけもありましたよ。
「スペースコブラ」は我々古い世代の文化ですが、私としてはちょっと軽いなという感じはします。
40代位を境目にして新旧と概ね区分していますが、新しい世代の笑点は見当が付きますが、「泣くポイント」というものが分からなかったのですが、それはこの「克己」なんでしょうかね。自分に打ち克つということに美しさと尊さを感じている、と。
「妙法」についての説明が一面的であったようです。
私自身これを理解しているかと言えば、おそらく中途半端でしょう。確信しているかと言えばやはり中途半端でしょう。
理解と確信が「本物」になったときが「涅槃」「成仏」であると思います。
私なりの確信は、いくつかの要素によって成り立っていると言えて、瞑想→悟り、というものではないですが、直感に依っている部分が大きく、おそらく、人生の途中で出会ったとしても、同じように信じていただろうと思います。
妙法=南無妙法蓮華経は、七文字で表現された宇宙の根本原理であり、その名号と言えるでしょう。
例えば、社会制度についていえば、妙法がそれを規定するのではなく、妙法を感じた人間が作るものであり、自ずとその度合いというものがあるでしょう。近いものもあれば真逆と言えるものも有り得ます。
妙法は原理であり不変でありますが、人間、生命の作るものは無常であり、仰るように無限に変化、成長してゆく可能性があるでしょう。退化も有り得ますが。
ここで私が極めて重要であると思う点は、根本原理を不変としない現代文明の考え方です。小鉄さんも含めて多分そうだと思うんです。
その考え方の出どころは、科学的思考と宗教などの権威に対する不信感だろうと思います。
バスケの名選手であったマイケルジョーダンの言葉なのですが、
「私はライバルと競っているのではない。自分と競っているのでもない。自分自身の最高のプレイと競っているんだ。」
と言うものがあります。
僕が克己と言うのも、妙法を発展させるとか、その未発見の部分を発見するとか言うのはこのニュアンスに近いです。
さすがスーパスターだなと思うのですが、大変な努力を費やしてこれを実行したのはすごい人だなと思います。
永劫不変のダルマについては、私はこの様に考えています。
完全に、安定して、運行している。
それは、無限を顕現しつつ、一者性によりその無限を完成している。
以前お話しした私の世界観では、一位から三位の間の三つの概念が形而上の存在であり、変わるとか変わらないとか言った無常の世界から解脱している所です。
人間的なものの内で言えば、徳とか義というものは、人間が人間である間は変わることがないと思います。いや、逆に、徳や義といったものを人間が求め続ける限り、保つ限りは、人間は人間であると言えると思います。
私が変化について肯定的で、不変のものについて軽視してしまうのは、向上したいと思っているからだと思います。今の自分に不満で、根本的に変わりたいと思っているから。そしてそれは、自ら生み出さねばならない自身のあり方でもあると思うのです。
その動機は、劣等感や内向き志向かも知れませんが、私はずっと、まともになりたいと思ってきました。
その、まとも像というのが、自由であるけど芯のある人物像なのです。
芯があるとは不変と言うことではありません。むしろ、しなやかさを持っている。
心は一つであるけれど、その表現は多彩です。
ダルマは一つでも、その顕れは無限です。
根本原理は一つであるが決して単一ではない。全一であると言うことです。
私はこの様に考えて、変わらないものを探さないのです。それは自分の生き方に内在しておくべきものではないでしょうか。
No.10
- 回答日時:
ジョーダンの言葉は共感します。
私などが言ってもカッコよくないですが、昨日より今日、今日より明日、成長を実感したいとは強く思います。>永劫不変のダルマについては、私はこの様に考えています。
完全に、安定して、運行している。
そういうことなのでしょうね。銀河宇宙をつくり、恒星系をつくり、惑星をつくり、自然をつくり、生物をつくった根本の摂理、力、を「宇宙生命」と呼ぶならば、これは、淡々と運行しているということでしょう。
「法」は不変ですが、宇宙の全体像は僅かずつではあるが、常に変化をしているということでしょうね。ですから、我々一人一人の努力というものは、良くも悪くも影響が全くゼロではないと思います。そう思えば、やりがいも感じるというものです。
私は、はじめ会計事務所に勤めていたのですが、つまらなくて一般の会社に転職し、更に経理の仕事から営業の仕事に転職した人間で、つまり、理論とか数字とかに興味がない人間でした。「現場」というか「実質」に興味のある人間です。
それが、形而上のことに興味を持ったのは、自分が信奉するものをキチンと知り人に伝えなければならないと思ったからです。
一番興味のあることは、少しでも現実を変えることです。「お前に何ができる?」と鼻で笑われるなんてことはもう慣れっこです。そんなときは「お前にはできないことだよ」と心の中で言い返します(笑)。
しかし、最近歳のせいでしょうか、思索をすることに何か「象牙の塔」にいるような心地よさを感じることがあります。これはイカンですよね?
>しかし、最近歳のせいでしょうか、思索をすることに何か「象牙の塔」にいるような心地よさを感じることがあります。これはイカンですよね?
出家の利益に近いものはあると思います。喧騒を離れて怜悧な観察と自身の求める所を照らすことが出来る。ただ、その生き方で納得できるのかという点で、いつかはまた世に戻って来なければならないかも知れません。
現実と言えば、日本の企業は小泉・竹中改革で、人材を消費財のように扱うようになり、邪悪と化しました。経済は30年間ゼロ成長どころか微衰しています。
一度日本は壊れて古く分厚い垢を落とし、また新しい芽を出して再生するのだと思われます。腐った基礎教育指針も一緒に捨てられるでしょう。その時には自民党とその取り巻きも滅びる。
その壊れる際に、次代に残れない日本人が大勢出るでしょう。一波乱も二波乱もあると思う。しかしそれも、クソ政治家に踊らされたせいで、一人一人が賢くならない民主主義は衆愚政治となるとギリシャ時代から言われているようなことを地で行ってしまった所為です。途上国からやり直すことになる。ただ、地位の回復は相当のスピードで進むでしょう。次代に残る日本人は、日本人然としているはずだからです。波乱があれば英雄も出る。
テレビで見ましたが、アメリカで\2000で売られていたパンケーキは、日本で\500で出しても売れなさそうなクオリティでした。食事処の経済の質は日本の方が高い。なのに賃金は安い。いや、欧米の賃金が労働の質に比して高すぎると言っても良い。
アメリカの言いなりから免れるためにちゃんと世論を立てて武装して、力を律して独立すべきでしょう。中国や北朝鮮、ロシアのような近隣国が危険な動きをしている以上、心底に警戒する必要がある。大事なことは、日本を攻撃すればただでは済まないという危機意識を持ってもらう事です。経済も良くなると思う。安心して暮らせることと目を瞑り惰せることは違うのだから。
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