騒音に音波を当てて消す方法があると聞いたのですが、同じような原理で光に対してある条件で光を当てると消えてしまうというようなことはできないのでしょうか。

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A 回答 (9件)

もう一つ実用化されている例を思い出しましたので上げておきましょう。


それは誘電体多層膜鏡というレーザー光などの強い光に使われる特殊な鏡です。
通常見かける鏡は金属のアルミによる反射を利用した物ですが、これは吸収があるので強い光には使えません。(穴が開きます)

そこでどうするかというと、光に透明で屈折率の違う物質を決まった間隔で積層します。
屈折率の違う物同士の界面では光が少し反射しますので、この反射光同士が強め合い、かつ透過する光同士が弱め合う条件の膜厚にして積層すると、透明な物質なのに、光が透過することなく全部反射するという状態を作れます。

これも鏡から先の光を消したことになります。原理は干渉により打ち消し合う仕組みで「アクティブ」ではないけど基本は同じです。

ちなみに、光も音も場、エネルギーに過ぎません。
またこれは消えて無くなるのではなく、他の形のエネルギーになるか、上記のように反射して他の場所に行くか、光源側に戻るかするしかありません。
これはエネルギー保存則という物理の大原則です。

光の振幅(通常電場で代表する)の2乗はエネルギーを表します。光子とは電磁場という場を量子化したものでそれゆえ「場の量子化」という呼び方をされます。
物理的な形がある物ではないです。

ちなみに音の方も一種のエネルギー体なので”フォノン(音子、音響量子とも)”といい、粒子的な振る舞いがあります。

量子力学は、質量のある実際の粒子に対しては波動性が存在することを示し、実際には波動エネルギー体の物に対しては粒子性が存在することを示しました。
つまり世の中の全ての物は粒子であり、波であるという訳です。
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この回答へのお礼

おかげさまで消すという言葉の不正確さが理解できたように思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/15 10:39

工学的(?)に解釈すると。


ふたつの波をk1=k2として重ねる
ということは、k1の波の進む経路上にk2の波源を逆位相で置くことになります。すると、k2の波源では、k1の波のエネルギーを吸収する(k1のエネルギーを別のエネルギーに変える)と言うことが起きるかと。
つまり、2番目の光を出すはずの光源が、実は光の吸収体として作用している、と言うことになるのでは?

光路が同一でない光の場合、かならず、干渉で強度が0になるところと、逆に強めあうところとできて、光の強さの総和は変わらない ということになるのでは無いでしょうか。
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この回答へのお礼

回折格子による干渉実験などでも全体としては全部光として最後まで存在するというように考えられるということですか。つまり光は消えない?

お礼日時:2005/04/15 16:11

 私の方向がずれているのかもしれませんが、私は次のように考えました。

粒子が2個ある状態の波動関数は、それぞれの粒子の波数ベクトルがk1、k2、座標をx1、x2として、以下のようになります。
ψ=[exp{i(k1x1+k2x2)}+exp{i(k2x1+k1x2)}]/√2
 第一項は、粒子1が波数k1を持ち、粒子2が波数k2を持つ場合で、第二項は、粒子1が波数k2を持ち、粒子2が波数k1を持つ場合です。量子力学では、2個の同じ粒子を区別することができないので、このように、2つの可能性の重ね合わせとなります。また、この2つの項の組み合わせは、光がボーズ粒子であり、粒子1と粒子2の交換に対し対称であることから決まります。
 この式の絶対値の2乗を求めると、次のようになります。
|ψ|^2=1+cos(k1-k2)(x1-x2)
 この第二項が干渉の項になります。もし、k1=k2であると、第二項は1となり、干渉は起きません。その場合、元の波動関数は、1つの波として振舞います。
 このように、私の計算では、干渉によって消えてくれないのですが、どこが間違っているのでしょうか。
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この回答へのお礼

私は,素朴に干渉によって消えるという表現を信じているわけですが,理論の裏付けをすることも大切だと思うので勉強させていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/15 10:42

 光で光を消す、ということはできないのではないかと思います。

なぜそう思うのかといいますと、光の波は、音のように媒質が振動しているのではなく、その振幅の絶対値の2乗が粒子の存在確率になるものです。振幅がゼロになるということは、粒子が存在しないということですから、光子がどこかに消えてしまわないといけませんので、そういうことは起こらないと考えます。
 そうはいっても、実験で確認されているのであれば、この考え方に間違いがあるということですから、どこが違うのか教えて頂ければありがたいです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。話が難しくなってきましたが,私も大変興味があるので、もうしばらく開けておいてご回答を待ちしたいと思います。

お礼日時:2005/04/14 09:55

>騒音に音波を当てて消す方法


アクティブ消音と呼ばれている方法ですね。

でまず「消す」といっても実はエネルギーは消えて無くなることはないので、何らかの形で消えた後のエネルギーが別の形(熱など)とかあるいは違うところ(音源に戻るとか)に移動するだけなのです。

で、光の場合ですが、理論的には可能です。
ただ音の場合と違って通常の光の位相を測定することが困難で、また仮に出来てもそれから逆位相の光を出すという仕組みを作ることは現在は事実上無理です。
遠い将来もしかしたら可能になるかもしれませんが。

ただ現実に光で光が消えるという現象を実験的には作ることが出来ます。一番簡単なのはマイケルソン干渉計という干渉計を用いて位相がちょうど逆位相になるようにすれば光のエネルギーは光源側に戻り「消えた」状態を作れます。
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この回答へのお礼

エネルギーが音源や光源に戻るということは考えていませんでしたので,大変ためになりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/04/14 09:51

ご質問は,「照明」の光源に対して,


何か他の光源を利用して「照明をうち消すようなことができないか」
と言うことですね.

光は,波です.
だから,既にご回答の通り,「干渉」によって消すことは原理的には可能です.

ただ,「比較的簡単に」となると,「不可能」というしかありません.

ここから,かなり推測が入ってしまうのですが,
干渉をさせるには,「コヒーレント(可干渉)な光源」が必要で,一般的には,レーザ光源です.
一次元的に干渉させる場合には,比較的簡単と言えますが,あたり一帯を照らしている照明の場合には,
「消すための光源」は,照らしている光源と,波長程度
接近した位置に無ければなりません.
よって,照明光源の発光体と1um以内に別の発光光源を用意して発光させなければなりません.

だから,別の「消灯」用の光源をつくって,照明のそばにおいて使うというようなことはまず無理です.

そういう意味で,「比較的簡単に」というわけにはいかず,「かなり困難」と言うことになります.
でも,「原理的には可能」です.
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この回答へのお礼

原理的に可能ということで納得できました。ご回答有難うございました。

お礼日時:2005/04/13 09:51

部屋の規模で光を当てて消し去ることは,


現実的に不可能です.完全に消すには,先ほどもいったように,同一の振幅(光の明るさで)ちょうど逆の位相の光が必要です.ところで光の波長は0.4~0.7μmなので,ぶつける光はこの精度で当てる必要があります.また実際の部屋は,直接光だけでなく,間接照明などというように反射光からも構成されています.反射光になると,この場所でどれくらいの振幅で,どれくらいの位相か,を推定することすら困難ですので,この方法で部屋の明るさを変えるのは不可能だと思います.
たとえば,光の発信源をひとつにして,プロジェクターのように別の場所からの逆位相の光を光学部品を合成すれば,可能でしょうけど,それをするくらいなら,光源を絞るなり,電子シャッターをつけるなりした方が現実的ではないでしょうか.
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2005/04/13 09:49

光も波ですので,同一の振幅で,ちょうど逆の位相の光を当てれば原理的には消えます.ただ,音と違い,光は波長が短いので,光が来る方向と

まったく同じ方向から当ててあげないと,干渉のように明るい部分と暗い部分ができてしまいます.
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この回答へのお礼

ご教示有難うございます。レーザー光のようなもので照明ができれば比較的簡単に明暗を調節できるのでしょうか。

お礼日時:2005/04/12 14:18

光の干渉(干渉縞)はまさにこれではないかと。


もっとも,干渉で打ち消した横には,逆に強めあうところができていますが。
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この回答へのお礼

なるほどと思うのですが、干渉を利用して明るい部屋を暗くするなどということも理論的には可能なのでしょうか。

お礼日時:2005/04/12 12:35

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同じ方向に進む、同じ波長の2つの光の平面波が
位相が180度ずれて干渉した場合、
それぞれの波は打ち消しあって消えてしまうと思うのですが、
この時光のエネルギーはどこに行くのでしょうか?
完全に消えてしまうとエネルギー保存則に反してしまうと思うのですが…?

(具体的な例としては、例えばレーザー光をビームスプリッターで
50%、50%に分け、再び同じ光路に半波長分ずらして戻した時
(そんなことが出来る光学機器があるかどうかはわかりませんが)
などを考えてください。)

Aベストアンサー

こんにちは。再び出てきました。
ご指摘をいただきましたね。かなりの知識をお持ちのようなので、次のような説明ではいかがでしょう。

ポイントとしては、「完全な系で同一方向に完全な逆相を合成しようとする場合、そもそも波動を発生させられない!」

アンテナの世界を例に取ってみます。
1方向に完全な平面波を出すアンテナを一つ置いて(A)送信機をつなぎ、そこから1/2波長離れた位置に同方向に完全な平面波を出すアンテナをもうひとつ置いて(B)もう一つの送信機をつないだ場合がこれに相当しますね。

このとき、Bの出した電波はAに完全に受信されて送信機に逆相の電圧をもたらします。その結果、送信機(給電点)から見てアンテナは「インピーダンスが0」(短絡)と呼ばれる状態になり、動作しません。(印加したエネルギーは回路のロスになる。現実的にも給電点の短絡や解放は増幅回路のトランジスタの焼損が起きたりします。まあ、ブレーキのかかった自動車を思い切り押して、何のエネルギーもあたえられず疲れた状態でしょうか)

もっとも、このモデルは実現できません。
Aが完全に1方向にのみ電波を発射する場合、反射板付きアンテナ(現実にはパラボラなど)に相当しますが、これでは背面方向に当たるBからの波は全く吸収せず、他方で、Aの反射板はBにとっても反射板であり、Bからの波も完全に反射されて逆方向に放射され、「同一方向に向けての2つの波の発射」自体が存在しないことになります。何とか実現しようと、同一のアンテナに基本位相と逆位相の両方の電磁波を印加すると、これはまさに、「短絡」になりますね。

 まあ、先の十円玉モデルで言えば、一番端の十円玉を左側と右側両方から同時に指ではじいた状況でしょうか。この場合、この十円玉は他の十円玉に全く影響を与えず(空間にエネルギーが供給されない)、指が痛んだり(印加エネルギーが回路で浪費される)、理想反射して指に全く手応えがない(エネルギーが印加されない)状況になりますね。
 同じことは、板を使って水面に平面波(直線波)を作り出す場合でも理解できるでしょう

・・・ということで、2つ以上の波動が「打ち消し合う」というとき、「特定の位置」や「方向」で打ち消し合うものであって、「完全に消える」ということはありません。
先の回答にも書きましたが、「消えた」ように見える場合でも波が打ち消し合っているだけならば必ず何かの「ポテンシャル」は残っており、「水面の高さが全く変わらない」場合でも周辺の高さの変動によって水粒子の微少な運動は維持されており、十円玉問題でも、質問者さんのご指摘のとおり十円玉の変形等による微少運動が残り、電波において電界ゼロでも磁界変動は残っていて、波の伝達には関与しています。
周囲の広い範囲で運動や変動が無く、ポテンシャルもない場合は「波がもともと供給されていない」状態であり、「供給できない」仕組みだと言えるかもしれません。

さてさて、いかがでしょうか。
説明理論にいささか欠けももありそうですが、多少なりともお役に立てば幸いです。

こんにちは。再び出てきました。
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ポイントとしては、「完全な系で同一方向に完全な逆相を合成しようとする場合、そもそも波動を発生させられない!」

アンテナの世界を例に取ってみます。
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Q光と光がぶつかるとどうなりますか?

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よろしくお願いします。

Aベストアンサー

良い質問ですね。昔本で読んだ事がありますが、どの本だったかわすれました。ミグダル、ランダウか誰かの本だったと思いますが、そんな話しがのっていました。

答えから言うと光と光も散乱しますよ。干渉は#1の方が参考ページを見つけてくれたようですね。光と光がぶつかると他の粒子に変わります。または光がまた出てくる事もあります。もちろん横からぶつけても、真正面からぶつけても衝突します。散乱角がちがってきますね。

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Aベストアンサー

> この統計を調べたいときはこれぐらいのサンプル数があれば信頼できる・・・
 調べたいどの集団でも、ある一定数以上なら信頼できるというような決まりはありません。
 何かサンプルを集め、それをなんかの傾向があるかどうかという仮説を検証するために統計学的検定を行って、仮設が否定されるかされないかを調べる中で、どの検定方法を使うかで、最低限必要なサンプル数というのはあります。また、集めたサンプルを何か基準とすべき別のサンプルと比べる検定して、基準のサンプルと統計上差を出すに必要なサンプル数は、比べる検定手法により計算できるものもあります。
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 また、統計上差を出すのに必要なサンプル数の例では、A国とB国のそれぞれの成人男子の身長サンプルがともに正規分布、または正規分布と仮定した場合に「t検定」という検定手法で検定することができますが、このときにはその分布を差がないのにあると間違える確率と、差があるのにないと間違える確率の許容値を自分で決めた上で、そのサンプルの分布の値のばらつき具合から、計算して求めることができます。ただし、その計算は、現実に集めたそれぞれのサンプル間で生じた平均値の差や分布のばらつき具合(分散値)、どのくらいの程度で判定を間違える可能性がどこまで許されるかなどの条件から、サンプル間で差があると認められるために必要なサンプル数ですから、まったく同じデータを集めた場合でない限り、計算上算出された(差を出すために)必要なサンプル数だけサンプルデータを集めれば、差があると判定されます(すなわち、サンプルを無制限に集めることができれば、だいたい差が出るという判定となる)。よって、集めるサンプルの種類により、計算上出された(差を出すために)必要なサンプル数が現実的に妥当なものか、そうでないのかを、最終的には人間が判断することになります。

 具体的に例示してみましょう。
 ある集団からランダムに集めたデータが15,12,18,12,22,13,21,12,17,15,19、もう一方のデータが22,21,25,24,24,18,18,26,21,27,25としましょう。一見すると後者のほうが値が大きく、前者と差があるように見えます。そこで、差を検定するために、t検定を行います。結果として計算上差があり、前者と後者は計算上差がないのにあると間違えて判断する可能性の許容値(有意確率)何%の確率で差があるといえます。常識的に考えても、これだけのサンプル数で差があると計算されたのだから、差があると判断しても差し支えないだろうと判断できます。
 ちなみにこの場合の差が出るための必要サンプル数は、有意確率5%、検出力0.8とした場合に5.7299、つまりそれぞれの集団で6つ以上サンプルを集めれば、差を出せるのです。一方、サンプルが、15,12,18,12,21,20,21,25,24,19の集団と、22,21125,24,24,15,12,18,12,22の集団ではどうでしょう。有意確率5%で差があるとはいえない結果になります。この場合に、このサンプルの分布様式で拾い出して差を出すために必要なサンプル数は551.33となり、552個もサンプルを抽出しないと差が出ないことになります。この計算上の必要サンプル数がこのくらい調査しないといけないものならば、必要サンプル数以上のサンプルを集めて調べなければなりませんし、これだけの数を集める必要がない、もしくは集めることが困難な場合は差があるとはいえないという判断をすることになるかと思います。

 一方、支持率調査や視聴率調査などの場合、比べるべき基準の対象がありません。その場合は、サンプル数が少ないレベルで予備調査を行い、さらにもう少しサンプル数を増やして予備調査を行いを何回か繰り返し、それぞれの調査でサンプルの分布形やその他検討するべき指数を計算し、これ以上集計をとってもデータのばらつきや変化が許容範囲(小数点何桁レベルの誤差)に納まるようなサンプル数を算出していると考えます。テレビ視聴率調査は関東では300件のサンプル数程度と聞いていますが、調査会社ではサンプルのとり方がなるべく関東在住の家庭構成と年齢層、性別などの割合が同じになるように、また、サンプルをとる地域の人口分布が同じ割合になるようにサンプル抽出条件を整えた上で、ランダムに抽出しているため、数千万人いる関東の本当の視聴率を割合反映して出しているそうです。これはすでに必要サンプル数の割り出し方がノウハウとして知られていますが、未知の調査項目では必要サンプル数を導き出すためには試行錯誤で適切と判断できる数をひたすら調査するしかないかと思います。

> どのような評価基準をもって客観的に信頼できると判断・・・
 例えば、工場で作られるネジの直径などは、まったくばらつきなくぴったり想定した直径のネジを作ることはきわめて困難です。多少の大きさのばらつきが生じてしまいます。1mm違っても規格外品となります。工場では企画外品をなるべく出さないように、統計を取って、ネジの直径のばらつき具合を調べ、製造工程をチェックして、不良品の出る確率を下げようとします。しかし、製品をすべて調べるわけにはいきません。そこで、調べるのに最低限必要なサンプル数を調査と計算を重ねてチェックしていきます。
 一方、農場で生産されたネギの直径は、1mmくらいの差ならほぼ同じロットとして扱われます。また、農産物は年や品種の違いにより生育に差が出やすく、そもそも規格はネジに比べて相当ばらつき具合の許容範囲が広くなっています。ネジに対してネギのような検査を行っていたのでは信頼性が損なわれます。
 そもそも、統計学的検定は客観的判断基準の一指針ではあっても絶対的な評価になりません。あくまでも最終的に判断するのは人間であって、それも、サンプルの質や検証する精度によって、必要サンプルは変わるのです。

 あと、お礼の欄にあった専門家:統計学者とありましたが、統計学者が指摘できるのはあくまでもそのサンプルに対して適切な検定を使って正しい計算を行ったかだけで、たとえ適切な検定手法で導き出された結果であっても、それが妥当か否か判断することは難しいと思います。そのサンプルが、何を示し、何を解き明かし、何に利用されるかで信頼度は変化するからです。
 ただ、経験則上指標的なものはあります。正規分布を示すサンプルなら、20~30のサンプル数があれば検定上差し支えない(それ以下でも問題ない場合もある)とか、正規分布でないサンプルは最低6~8のサンプル数が必要とか、厳密さを要求される調査であれば50くらいのサンプル数が必要であろうとかです。でも、あくまでも指標です。

> この統計を調べたいときはこれぐらいのサンプル数があれば信頼できる・・・
 調べたいどの集団でも、ある一定数以上なら信頼できるというような決まりはありません。
 何かサンプルを集め、それをなんかの傾向があるかどうかという仮説を検証するために統計学的検定を行って、仮設が否定されるかされないかを調べる中で、どの検定方法を使うかで、最低限必要なサンプル数というのはあります。また、集めたサンプルを何か基準とすべき別のサンプルと比べる検定して、基準のサンプルと統計上差を出すに必要な...続きを読む

Q真空状態の温度

素朴な疑問なのですが、真空状態の空間の温度は何度(ケルビン)になるのでしょうか?真空になると仮定するとです。よろしくお願いします。

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返事が遅れました。ごめん
「もし、熱が熱損失もなく伝わるのであれば、かなり遠いところにある発熱体からも影響を受けそうなものですが。200度のものと、100度のものがあったとすると、この人工衛星は300度になるのでしょうか。よろしくお願いします。」
まず基本的なお話として、真空中では熱は伝わりません。ではなぜ人工衛星が熱くなるかということですが。この理由は光なのです。光というのは面白い性質があります。エネルギーを運んでいるとき、つまり飛んでいるときは他に干渉しないのです。何かにあたるとそのエネルギーを相手に伝えるのです。夏の日差しでガラスはあまり熱くならないでしょう。でもガラスの内側の物は非常に熱くなりますね。光は運んでいるエネルギーを特定のものに降ろすのです。衛星は温度上昇を防ぐために光を反射するアルミホイルのようなもので包んでいます。さて、質問の件ですが、太陽が2個あれば、
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期待しています。
参考まで

返事が遅れました。ごめん
「もし、熱が熱損失もなく伝わるのであれば、かなり遠いところにある発熱体からも影響を受けそうなものですが。200度のものと、100度のものがあったとすると、この人工衛星は300度になるのでしょうか。よろしくお願いします。」
まず基本的なお話として、真空中では熱は伝わりません。ではなぜ人工衛星が熱くなるかということですが。この理由は光なのです。光というのは面白い性質があります。エネルギーを運んでいるとき、つまり飛んでいるときは他に干渉しないのです。何...続きを読む

Qタンジェントとアークタンジェントの違い

タンジェントとアークタンジェント、サインとアークサイン、コサインとアークコサインの違いをすごく簡単に教えてください。

Aベストアンサー

タンジェントやサイン、コサインは、角度に対する関数です。
例えば
 tan60°=√3
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逆に、アークタンジェントなどは、数値に対する関数です。
 arctan√3=60°
などのように、数値を入力すると角度が出てきます。

そして、タンジェントとアークタンジェントの関係は、
springsideさんも書いてありますが、逆関数という関係です。
逆関数というのは、原因と結果が逆になるような関数です。
例えば、
  45°→タンジェント→1
  1  →アークタンジェント→45°
のように、「1」と「45°」が逆の位置にありますよね?
こういう関係を、「逆関数」というんです。

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Qレーザのスポット径の計算式

自分が使用しているレーザの加工サイズ(スポット)径を計算式から算出したいと考えています.以前同様の質問に対し,mickjey2さんが丁寧に回答してくださったにも関わらず,自分の知識の無さから未だに解決していない次第です.式としては、
(1)スポット径w=4λd/πw0
         λ:波長
          d:対物レンズの焦点距離
         w0:レンズに入射するビーム径
(2)スポット径w=w0*{1+(λd/πw0^2)^2}^1/2
の2つがあることは分かったのですが,どちらを使用して良いのか分からないのです.実際に波長1064nm,焦点距離30.5mm,入射ビーム径1.5mmで計算したのですが,スポット径にかなりの違いが見られました.
それぞれの式はどのような条件の際に用いるものなのかどなたか教えてください.宜しくお願いします.
(どちらかがガウスビームの式なのでしょうか?)
最後にもう一つ,私の使用するレーザユニットはM^2~1.5と表記されています.ガウスビームとみなす事が出来るでしょうか?
         

自分が使用しているレーザの加工サイズ(スポット)径を計算式から算出したいと考えています.以前同様の質問に対し,mickjey2さんが丁寧に回答してくださったにも関わらず,自分の知識の無さから未だに解決していない次第です.式としては、
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          d:対物レンズの焦点距離
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の2つがあることは分かったのですが,どちらを使用して良い...続きを読む

Aベストアンサー

ではすぐに計算できる形でご提供しましょう。
使用する式は加工用途のYAGレーザですからガウシャンビームの式の発展版を使います。(詳しくは大御所お二方の書かれた "Output Beam Propagation and Beam Quality from a Multimode Stable-Cavity Laser", Anthony E.Siegman, Fellow IEEE, and Steven W.Townsend, IEEE Jurnal of uantum Electronics, Vol.29, No.4, April 1993 でも参照下さい。)

平行な、半径r、BQFactorがM2、ビームを焦点距離fのレンズに入射したとき、ビームウエスト半径r0は、

r0 ^2 = { r^2 * f^2 / Zr^2 } / { 1 + (f/Zr)^2 }

ここで、 Zr = π * r^2 * n / {M2 * λ}

M2 : M^2 の値
λ : 波長
 n : 屈折率(空気中ならばほとんど1)

全部MKSA単位で計算すればOKです。
M2が1からはずれてくると段々と上式と実際のスポットには食い違いが生じてきますのでご注意下さい。(詳しくは論文を読んで下さい)

ではすぐに計算できる形でご提供しましょう。
使用する式は加工用途のYAGレーザですからガウシャンビームの式の発展版を使います。(詳しくは大御所お二方の書かれた "Output Beam Propagation and Beam Quality from a Multimode Stable-Cavity Laser", Anthony E.Siegman, Fellow IEEE, and Steven W.Townsend, IEEE Jurnal of uantum Electronics, Vol.29, No.4, April 1993 でも参照下さい。)

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Q「~頂けますようお願いします」はおかしくない?

よく「お申し込み頂けますようお願いいたします」という表現を目にしますが、このときに使う「頂けます」は誤用ではないでしょうか?
「頂けます」とは、私の知る限り、可能の意味を表す謙譲語だと思っています。
これをいうなら「頂きます」を使って、「お申し込み頂きますようお願いいたします」と思うのですがどうでしょう?
文法的に上手に説明して頂けると助かります。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

「頂く」を使うのであれば、おっしゃるとおり、
「お申し込み頂きますようお願いいたします」
としなければなりません。
これが本来の表現でしょう。
ただ、「頂く」は謙譲表現ではありますが、「申し込む」という行為自体が強制的ニュアンスを含んでいるため、自らを下げて相手に敬意を表するという本来の謙譲の意図が全うされているとは言えない印象の文になってしまいます。

そこで、
「(あなたが為すところの)お申し込み(という恩恵を私たちが)頂くことができますようお願いいたします」
という意図で、
「お申し込み頂けますようお願いいたします」
という文が作られたのではないか、と推測します。
この意味で、おっしゃるように可能の用法のつもりで使っているのでしょう。
この場合、「申し込む」の主語と「いただく」の主語は異なることになります。
しかし、この「いただく」は「お申し込み」の補助動詞として使われているため「お申し込みいただく」は一つの動詞とみなされるべきです。
つまり、ひとつの動詞に2つの主語が混在していることになり、それが違和感の原因であり誤用たる理由にもなるのでしょう。

こういった文を作ってしまう方は多いですが、「強制的ニュアンスを消したい、薄めたい」という意図を表わすためには、「お申し込みを賜りますようお願いいたします」などとすれば効果が多少は出るように思います。
  
  

「頂く」を使うのであれば、おっしゃるとおり、
「お申し込み頂きますようお願いいたします」
としなければなりません。
これが本来の表現でしょう。
ただ、「頂く」は謙譲表現ではありますが、「申し込む」という行為自体が強制的ニュアンスを含んでいるため、自らを下げて相手に敬意を表するという本来の謙譲の意図が全うされているとは言えない印象の文になってしまいます。

そこで、
「(あなたが為すところの)お申し込み(という恩恵を私たちが)頂くことができますようお願いいたします」
という意図で、
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Q平均averageとmeanの違い

数学の場の中でもaverageとmeanの意味は共に平均を指しますが

両者の違いは何なのでしょうか?

Aベストアンサー

面白いご質問と思いましたので、参加します。

Averageもmeanも日本語に直すと平均と訳されると思いますので、意味は大きく捉えれば同じと思います。

しかしAverageという意味は数学で述べるところ算術平均にとどまらず、そのデータ郡の典型的な姿を述べるている場合平均的(つまりAverageに近い)と述べると思います。

一方meanは統計用語として用いられてきておりますので、例えばmode(最も多く出現する数値)とかmedian(中央値、小から大へと数値をならべて、その中心にある数字)とかいう言葉を連想させます。つまりこれらの最頻値や中央値も英語の感覚で言えばAverageを表しております。

従いまして、違いは統計を学んだ方の発言か、そうでないかの違い程度の差なのだと思います。つまり述べようとすることはほとんど同じと思います。 たしかにmedianを辞書で調べてみましたら、Averageと出ておりました。


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