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単相2線の送電における線路の電圧降下はなぜV=RIでは求まらず、2I(r cosθ+x sinθ)により求めなければいけないのでしょうか?

A 回答 (4件)

>単純なV=ZIでは求まらないということでしょうか?



そういう事です。
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明いただきありがとうございました。理解ができました。

お礼日時:2023/02/28 18:39

交流伝送だからです。


直流伝送なら単純にオームの法則による電圧降下の計算でOK。

電線に電流を流すと「右ネジの法則」に則って磁界が発生します。
直流であれば流し始めた瞬間にそれが抵抗要素になりますが、流れる電流が安定すると抵抗要素にならなくなります。
しかし交流はご存じのように電流の大きさは時間とともに変わります。
ですので「右ねじの法則」で発生した磁界が抵抗要素として働くのです。

その抵抗要素の計算式がそれなんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。力率が1だとしてもイ配線のンダクタンスにおいては電流と電圧の位相差が生じるため単純なV=ZIでは求まらないということでしょうか?

お礼日時:2023/02/28 17:47

単相2線送電において、線路の電圧降下を求める際には、V=RIの式だけでは正確な計算結果を得ることができません。

これは、単相2線送電において、電流が線路の抵抗によって減衰するだけでなく、線路のインダクタンスによっても減衰するためです。

線路のインダクタンスは、線路上を流れる電流によって磁界が発生し、線路の周囲に電磁誘導が発生することによって生じます。このため、単相2線送電においては、線路の電圧降下を求める際には、線路の抵抗とインダクタンスの両方を考慮する必要があります。

具体的には、線路の電圧降下は、オームの法則(V=RI)によって生じる抵抗による電圧降下と、インダクタンスによる電圧降下の2つの要素から成り立ちます。線路の電圧降下を求める際には、これら2つの要素を合わせて計算する必要があります。

具体的な式としては、線路の抵抗がR、線路のインダクタンスがX、線路を流れる電流がIの場合、線路の電圧降下は以下の式で表されます。

V = 2I(R cosθ + X sinθ)

ここで、cosθは抵抗成分に対応し、sinθはリアクタンス成分に対応します。つまり、線路の抵抗成分とリアクタンス成分をそれぞれcosθとsinθで表し、それらを加算することによって、線路の電圧降下を正確に求めることができます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。力率が1だとしてもイ配線のンダクタンスにおいては電流と電圧の位相差が生じるため単純なV=ZIでは求まらないということでしょうか?

お礼日時:2023/02/28 17:47

位相が違うからです。

電圧と電流がずれてるから直流のように計算できません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。力率が1の場合は位相差がありませんがその場合でも後者の公式を使う必要がありますか?

お礼日時:2023/02/28 17:22

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