
例えば、相手に向かって「あなた」と言いづらいことがあります。
ラジオ番組のインタビューなどを聞いていてよく思うのですが、相手を田中さんとします。相手が一人だけ目の前にいるのに、聞く人は「あなたはどう感じましたか」と二人称でなくて、「田中さんはどう感じましたか」と三人称を使うことが多い。特に目上に対して「あなた」と呼ぶのは失礼ととられがち、ということが日本語にはあります。英語では相手がだれであろうとYou で済んでしまうのとは対照的です。
私は大勢で相手を「あなた、貴方、貴女、貴男(読みはどれもアナタ)」と呼ぶようにして日本語を変えてほしい、と時々思います。
1)あなたの「日本語のこんなところが嫌だ、変えたい」と思うはどんなところですか。
(不特定多数の人に対して「あなた」というには抵抗ありません)
2)質問文に書いた「あなた」ということについてどう思いますか。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
確かに面と向かって「あなた」とは言いにくいし代わりの言葉も選びにくいことがあるので、何か使いやすい言葉があるといいですね。
「日本語のこんなところが嫌だ」というほどではありませんが、違っていたら使いやすいのにと思うことはあります。
・「~なければならない」は使いたいことがよくあるのに二重否定で長い。短い助動詞があったらいいのにと思う。
・「~と文献に書かれている」のように引用部分が長いとき、先に「文献に書かれている」と言ってから内容を言えると便利だと思う。現在の文法でそういう順にすると倒置的な感じがしてしまう。
・「もし~なら」「~するとき」「~であれば」のような従属節を主節の後に置くことができると便利だと思う。これも無理に後置すると倒置的になる。
・たとえば「走り続けていらっしゃいますか、それとも歩き続けていらっしゃいますか」という疑問文の場合、対立点は「走る/歩く」なのに文末までを繰り返すことになってしまう。「走る/歩く」の部分にピンポイントの選択があるような構造が可能だといいと思う。
・敬体と常体の間というかどちらでもないニュートラルな表現が欲しいときがある。たとえばある程度親しい相手だけれどあまりなれなれしくしたくない場合に「明日家にいますか?」と「明日家にいる?」のどちらかを選びにくいことがある。
・「私たち」「我々」のような一人称複数が、相手を含むのか話し手側の複数人なのかという区別があるといいと思うことがある。
>・「~と文献に書かれている」のように引用部分が長いとき、先に「文献に書かれている」と言ってから内容を言えると便利だと思う。現在の文法でそういう順にすると倒置的な感じがしてしまう。
英語なら、It is said that ~ と先に結論を述べるような語順が多いですからね。
>・敬体と常体の間というかどちらでもないニュートラルな表現が欲しいときがある。たとえばある程度親しい相手だけれどあまりなれなれしくしたくない場合に「明日家にいますか?」と「明日家にいる?」のどちらかを選びにくいことがある。
私などは「明日、家にいらっしゃる?」とニュートラルな使い方をすることがあります。
他、いろいろ ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
日本語の嫌いな点は特にありません。
ご質問の件は、人称代名詞の選択の問題というよりも、人間関係をすっきりさせたいということなのではないかと思いました。言語の問題というより社会の在り方、あるいはあなたの社会観の問題なのではありませんか。そこが片付けば人称の問題も霧消するような気がしますよ。
人間関係の問題でもありますが、言語の問題そのものでもあると思っています。相手を二人称で読んだ方がすっきりするのは間違いありません。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
日本語を変えるというのではなく日本語は変わってきているのです、本来の意味よりも解釈の仕方が時代を経て本来の意味から逸れて変わってしまっているのです、今後も長い年月の内に変わっていくでしょう、急に変えることはできません。
昔は「お前」=「御前」私の前におられる方、という丁寧な言い方だったのが、いつのまにか丁寧ではなくなりました。
「貴様」=とおといお方、でしたが悪口になってしまいました。
「この野郎」と言うのを「キサマ!」と言う事があまりにも多かったので悪口になってしまったのです。
「貴方」=これも、とおといお方、ですが、少しくだけて言いたいときは「あんた」と言います、こちらのほうは今のところ安泰ですが将来はどうなるかわかりません、言葉は感じ方の変化で解釈が変わってゆきます。
お前の回答は役に立ちました。貴様の回答は凄い。ありがとうございました。
・・・
なんて、ここで書いたらトラブルの元ですね。
「貴様」という漢字には本来、侮る意味は感じられませんからね。現代では正反対の意味で使われているのが不思議なほどです。
No.1
- 回答日時:
本来なら「名字+さん」付が一番楽ですし、自然ですよね。
ただ、名字がわからない場合は本当に困ります。
それこそ「おたく」って呼ぶか、「そちらの方」と呼ぶくらいでしょうか。
「あなた」はなんだか上からって感じが嫌ですね。
「きみ」なんてのも嫌ですし。
大阪で友人関係なら二人称を「じぶん」なんて呼びますが、それも最近ではあまり聞かれなくなりました。
初めの呼びかけは苗字+さん、がいいですね。
でもその後は「あなた」などがいいと思います。目の前に田中さんがいるのに「あなた」じゃなくて「田中さん」ではどこの田中さんかわかりづらいです。
ありがとうございました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
今、見られている記事はコレ!
-
日常会話の「結構です」「大丈夫です」は否定・肯定どっちの意味?言葉遣いの注意点
日常会話で使うことが多い「結構です」や「大丈夫です」という言葉。複数の意味を持つため、自分の意図と異なる内容で相手に伝わってしまったり、相手がどんな意味で言っているのかはっきりせず困った経験がある人も...
-
「指南」はなぜ「南」を使う?いつも使っているのに、成り立ちを知られてない漢字熟語
普段何気なく、音やリズムで使ってしまっている漢字熟語。皆さんは、その語源に疑問を持ったことはあるだろうか? 以前公開した「『敗北』という言葉は、なぜ『北』を使うのか?専門家に聞いた、日常語の知られざる...
-
「敗北」という言葉は、なぜ「北」を使うのか?専門家に聞いた、日常語の知られざる語源
皆さんは普段使い慣れている日本語に疑問をもったことはあるだろうか。この度、「教えて!goo」に「『敗北』という熟語には、なぜ『北』という字が使われているの?」という質問が寄せられた。確かに不思議だが改め...
-
日本語の専門家に聞いた!文末に句点をつけない人の心理
現代ではオン、オフ問わず、「コミュニケーションツール」として、メールやSNSが多用されている。そんな中、若い人を中心に、文章の文末に句点をつけない現象が多く見られるそうだ。 「教えて!goo」にも「文末に...
-
「鬼才」「奇才」「天才」……、才能を表す言葉はどれが一番上なの?
日本語には同じような意味合いで、使いわけに悩む言葉がある。たとえば「才」という漢字がつく言葉。「奇才の映画監督」や「天才ハッカー」などといった使い方で、人の才能や頭のよさを表す言葉を耳にする。だが、結...
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
「タイ大谷にタイして」? スポ...
-
奏という漢字について教えてく...
-
「雨が降れば ずっと家にいよう...
-
『恵体』、これはどう読むのか?
-
「明けの明け」っていつ?
-
「横島」って苗字の人って嫌で...
-
志賀島の金印に書かれた人物は...
-
日本語になってない会話
-
いつも取り出しやすい服しか着...
-
血を流すリンゴ
-
京言葉を教えてください
-
世界中の人が日本語を学ばなけ...
-
「額」について
-
日本語ってゴミじゃないですか...
-
「Battle of West Star」のもと
-
存在文 所在文 所有分
-
最近、「齢」の代わり「個」を...
-
「パパンパパパ」の意味
-
人に頼むときに「~してほしい...
-
読解力を身に付けたいです
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報