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ファーストプラズマとはどういう事でしょうか?

(⇩)下記のURLの記事には、
【ITERはいつ運転開始されるのですか?】
https://www.fusion.qst.go.jp/ITER/iter/iterFAQ.h …

現在、ファーストプラズマに必要な建屋とインフラは75%完成し、機器とプラントの組立が進行中です。ITERの第一期の機器組立は、2025年後半のファーストプラズマで終了します。

ファーストプラズマから2035年の本格的な核融合運転開始までは、運転に向けて施設全体の準備期間です。この期間、ITERは核融合出力を上げる一連の実験と機器の組立を交互に行います。

ITERのファーストプラズマは2025年12月に予定され、これが正式な運転開始となります。

(⇧)と書かれています。

また、(⇩)下記のURLの記事には、
https://newswitch.jp/p/30685
2025年にファーストプラズマ(運転開始)を予定しています。その後、運転を徐々に進めて炉内機器を挿入、重水素と三重水素を燃料とした運転開始を2035年に計画しています。
(⇧)と書かれています。

そこで質問があります。

2025年に運転開始されるファーストプラズマとはどういう意味なのでしょうか?
何故、2025年に運転開始されるのに、2035年に核融合運転開始と、10年もかかるのでしょうか?

何故、2025年にファーストプラズマで 運転開始されるのに、2035年に核融合運転開始と、10年もかかるのでしょうか?

2025年にファーストプラズマ運転開始されるのに、
何故、2035年に核融合運転開始と、
10年もかかるのでしょうか?

2025年に運転開始されるファーストプラズマとはどういう意味なのかを教えてください。
また、何故、2025年に運転開始されるのに、2035年に核融合運転開始と、10年もかかるのかを教えてください。

A 回答 (3件)

ご存じのように、現在計画している核融合は「二重水素と三重水素の原子核融合」です。

原子核同士を融合させるためには、電子を持たない原子核同士を衝突させる必要があります。

「電子を持たない原子核」のことを「プラズマ」と呼びます。
その「プラズマ」を最初に安定的に作り出すことを「ファーストプラズマ = First Plasma」と呼んでいるのだと思います。

プラズマは、原子から電子を「はぎとって」作り出すので、通常は「真空放電」とか「雷」の中で瞬間的にしかできません。
これを安定的に作り出すには外部から極めて大きなエネルギーを加え続ける必要があり、さらにそれを「超電導磁気コイル」が作る磁場の中に閉じ込め、陽電荷をもつ水素原子核同士が電気的な反発力に打ち勝って衝突するだけの運動エネルギーを持つ高温状態まで加熱する必要があります。
それを一気に実現するのは難しいので、「まずはプラズマを発生させるところ」からスタートするのでしょう。それが「ファーストプラズマ」ということなのだと思います。

上に簡単に書きましたが、これまで半世紀以上研究・実験が繰り返されてきてもなお実現できていないほどの「難しい」技術なのです。特に「実証規模で」「安定的に」というところが課題のようです。(実験室で、小規模に瞬間的にはできている)
なので「10年」もかかります。おそらく「10年ではまだ足りない」「次々に新たな課題が見つかる」という状態なのだろうと思います。
膨大な予算が必要なので、ITER という国際プロジェクトで進められています。ロシアや中国も参加していると思うので、順調に「協力」が続けられるのか、そちらも心配です。
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この回答へのお礼

解決しました

ご回答ありがとうございましたm(_ _)m。

お礼日時:2023/04/30 09:54

炉の火入れ式のようなもの。

一種の儀式です。
そこから山程ある装置の調整、実験、課題の研究開発
が始まるのです。

核融合はまだまだ未解決問題が山積。
それを解決してゆく場がイターです。
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この回答へのお礼

解決しました

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/04/30 09:53

https://newswitch.jp/p/30685

こちらでは↑
『ファーストプラズマ(運転開始)』と書かれているので、着火とか、そういうニュアンスなのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2023/04/30 09:54

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