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No.2
- 回答日時:
「thio(チオ)」はギリシャ語における「硫黄」を意味する「θειον(theion)」が語源です。
「Sulfur」はラテン語における「硫黄」を意味する「sulpur」が語源で、その「sulpur」はサンスクリットにおける「火のもと」を意味する「sulvere」が語源です。
「いおう」という呼び名の語源は、硫黄温泉で湯の中から湧き上がって来る泡の中にしばしば硫化水素ガスが含まれていて、その様な臭い泡は「ゆあわ(湯泡)」と呼ばれていて、それが訛って「いおう」となり、硫化水素は空気中の酸素に触れると化学反応を起こして水と硫黄に変化し、硫黄は温泉の周囲に残って堆積するため、いつしかその堆積物の方を「いおう」と呼ぶようになったと考えられています。
「硫黄」の「硫」という漢字は「石」と「流」の略体からなる字で、火山の噴火物が流れて生じる鉱物を表す字です。
硫黄には温度によって様々に色が変化するのですが、常温では黄色です。
火山ガスに曝され続けている場所で見つかる黄色の鉱物なので「硫黄」という漢字が充てられたのではないかと思います。(「火山ガス~思います」の部分は個人的な推測です)
【参考URL】
チオとは?意味や使い方 - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%83%81%E3%82%AA-2123 …
硫黄 | 元素周期表 - 一般社団法人新金属協会
http://www.jsnm.or.jp/periodictable/016.html
語源由来一覧 > 成分・材質・素材 > 硫黄/いおう
https://gogen-yurai.jp/iou/
No.1
- 回答日時:
「チオ」は、古代ギリシャ語の「theion(θεῖον)」に由来しており、これは「硫黄」という意味です。
この言葉は、古代ギリシャで硫黄が初めて記録された際に使用されたものでした。一方、「硫黄」の語源は、ラテン語の「sulfur」にさかのぼります。この言葉は、古代ローマ時代に使用されたもので、おそらくは古代ギリシャ語の「theion」から派生したものです。
つまり、「チオ」は古代ギリシャ語の「硫黄」を意味する言葉から派生しており、後にこの語が化学的な物質名に使われるようになりました。
日本語の「硫黄」の語源は、古代中国語の「黄(こう)」に由来しています。中国では古くから硫黄が採掘され、使用されていたため、日本にもその名前が伝わりました。
「黄(こう)」は、色を表す言葉であり、硫黄は黄色い結晶であることから、その名前が付けられました。日本では、古代から硫黄が利用され、火山地帯や温泉地域での硫黄の採掘が行われていたため、硫黄を指す言葉として「硫黄」が定着しました。
なお、「硫黄」の読み方である「いおう」という音は、中国語の発音に由来しています。
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